日本情報通信、WebAPI連携サービス 「IRIS Connect」(アイリス コネクト)を提供開始
NTTグループの日本情報通信株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:桜井 伝治、以下 NI+C) は、国内の統合EDIソフトウェア市場で多くの実績を持つ株式会社データ・アプリケーション(以下、DAL)と技術提携し、DALのエンタープライズ・データ連携基盤「ACMS Apex」を活用したWeb API連携サービス「IRIS Connect」の提供を開始します。
DXの推進やクラウドビジネスの拡大に伴い、APIを用いたサービスの需要が急増し、API市場は大きな成長を遂げています。
35年以上にわたる自動車製造業界向けの「EGW」、流通業界向けに「EDIPACK(R)」といったファイル連携型のEDIサービスの経験を活かし、NI+Cは企業間でのリアルタイムデータ連携を実現する「IRIS Connect」を導入し、DXとクラウドビジネスのさらなる進展を支援します。
1. 「IRIS Connect」の概要
「IRIS Connect」は、データ連携を簡素化し、お客様の業務を支援する機能を提供します。このサービスは、お客様や取引先が必要とするデータを、安全かつ効率的にやり取りできるように設計されています。
・WebAPIサーバー接続
お客様のデータをWebAPIを通じて公開し、取引先がアクセスできるようにすることで、データの共有や収集を行います。
・WebAPIクライアント接続
お客様に代わり、すでに公開されているWebAPIにアクセスして、データを取得または送信します。
・EDIデータ管理
NI+Cが提供するEDIサービスと連動し、EDIデータの取得や送信を可能にします。
・データ変換
従来のEDIシステムとの互換性を保ちながら、フォーマットや文字コードの変換をサポートします。
2. 「IRIS Connect」の利用メリット
「IRIS Connect」を利用することで、リアルタイムなデータ反映、データの整合性維持、パートナーシップ連携の強化などビジネスアジリティが向上します。
・リアルタイム性
「IRIS Connect」が従来のEDIシステムを進化させ、即時のデータ連携を実現。リアルタイムでの情報更新が可能となり、業務の効率化とデータ整合性が向上します。
・柔軟なパートナーシップ連携強化
「IRIS Connect」の導入により、他社のクラウドストレージ製品やサービスとシームレスに連携することが可能となり、他社とのパートナーシップを強化し、お客様に高い付加価値を提供することを目指します。
3. WebAPIによる利用例
購買管理のデジタル化に伴い、企業ごとにさまざまな購買システムが利用されています。
「IRIS Connect」のWebAPIサーバー機能にて取引先からの商品情報リクエストや発注情報を受け付け、EDIでお客様へ連携します。
NI+C EDIシリーズはWebAPIやEDIを用いたシームレスなデータ連携を実現します。
■株式会社データ・アプリケーション 代表取締役社長執行役員 安原 武志 氏からのコメント
株式会社データ・アプリケーションは、エンタープライズ・データ連携基盤 ACMS Apexを利用しAPI連携機能に特化した、日本情報通信株式会社のWebAPI連携サービス
「IRIS Connect」の提供開始を心より歓迎いたします。
企業がデジタルトランスフォーメーションを実現する鍵はデータ活用にあり、オンプレミスをはじめクラウドサービスなどでのさまざまなアプリケーションの利用と、それらのデータ連携スピードを高める上でも、WebAPIは大きな役割を果たすと考えています。
「IRIS Connect」が企業間、SaaS、クラウドサービス間でのシームレスなデータ連携を実現し、お客様のデータ活用を支援することを期待しております。
今後もデータ・アプリケーションは、日本情報通信株式会社との強力なパートナーシップを通じて、お客様のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献してまいります。
■NI+C EDIシリーズについて < https://www.niandc.co.jp/sol_cat/edi/ >
「NI+C EDIシリーズ」は、35年以上に渡るNI+CのEDIサービスです。
NTTグループの高品質NWと国内最高レベルの堅牢なクラウド基盤で10,000サイト以上の接続実績があり、クラウドサービス・パッケージソフト・VAN型EDIまで最適なソリューションをラインナップしています。
EDIシステムの設計・構築・運用にいたるまでお客様をトータルサポートし、基本的なEDIだけでなく、お客様の業務効率化や運用負担減につながる付加価値の高いソリューションをご提供しております。
■株式会社データ・アプリケーションについて < https://www.dal.co.jp/ >
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS (Advanced Communication Management System) シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2,933社14,571サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。(導入数:2023年6月末時点)
■日本情報通信株式会社について< https://www.niandc.co.jp/ >
日本情報通信株式会社(NI+C)は、1985年に日本電信電話株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社の合弁会社として設立。システム開発から基盤構築、クラウド化への対応、社内外データ統合とAIによる分析、EDIサービスやセキュリティ、ネットワークサービス、運用保守までをトータルに提供しています。「おもひをITでカタチに」をスローガンに、お客様の経営課題解決に貢献できる真のベストパートナーを目指してまいります。
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