関門海の外国籍社員がふぐ調理技術の大会で 審査委員特別賞を受賞!
外国人人材を「日本のふぐ食文化を国内外へ発信する」担い手へ育てる関門海
国内外でとらふぐ専門店「玄品」を69店舗展開する株式会社関門海(本社:大阪府松原市、代表取締役社長:山口 久美子)に在籍している外国籍社員が「第二回全日本ふぐ処理・調理技術大会」にて審査委員特別賞を受賞いたしました。
当社では、インバウンド需要への対応、ふぐ料理をはじめとする日本食文化の国外への発信等を目的とし、外国籍社員の採用と育成を強化しています。その具体的な取り組みと実績をお知らせいたします。
■「日本のふぐ食文化」を国内外で発信
当社では「日本のふぐ食文化を国内外へ発信する」というビジョンのもと、近日では2023年5月に「玄品 シンガポール」をリニューアルオープンするなど、海外事業展開や訪日観光客へのインバウンド施策にも積極的に取り組んでおります。
また、来日する外国人観光客の中には、ふぐを取り扱う知識・技術・制度において、世界でもトップレベルの水準を持ち、安全性が高いとされる日本でのふぐ食を楽しみにされている方も多く、新型コロナ後のインバウンド需要も相まって、外国人観光客のふぐ料理店への来客数の増加が期待されます。
■外国籍社員の採用・育成取組
インバウンド需要や海外事業展開を踏まえて、当社では外国籍社員の採用と育成に積極的に取り組んでおり、現在外国籍の正社員が55名在籍しております(2023年11月15日現在)。外国籍社員も日本人社員と同様に、マネージャー職を担うなどキャリアアップを目指すことのできる体制を整えており、外国籍社員を含めた全社員へのふぐ調理師免許取得の支援を行っております。
調理未経験の方や、日本語の読み書きが苦手な方などであっても、ふぐ調理師免許の技術試験・学科試験に合格できるよう、当社社員が講師となって万全の体制でバックアップしています。とらふぐ専門店では日本トップクラスのとらふぐ取扱量をとらふぐ料理専門店「玄品」を運営している関門海だからこそ、ふぐ調理師が監督のもと、圧倒的な量のとらふぐをさばく実践を重ね、着実に技術を取得することができます。
直近では、2023年11月3日に行われたふぐ処理者・ふぐ調理師がふぐ処理・調理技術を競う「第二回全日本ふぐ処理・調理技術大会」にて、当社のベトナム国籍社員が関西代表として決勝大会に出場し、審査委員特別賞を受賞するという実績を残しています。
■農林水産省の食分野の外国人人材政策にも貢献
近年では農林水産省が「食文化海外普及人材育成事業」と「外食業分野における特定技能」の政策に力を入れています。「食文化海外普及人材育成事業」は、日本食文化を海外へ普及・促進させるため、帰国後母国で日本食文化の普及を担う外国人料理人を育成する事業で、最大5年間の就労ビザが発給される制度です。また、「外食業分野における特定技能」は、日本で深刻化する人手不足に対応するため、一定の専門性・技能を有し、即戦力となる外国人に外食業全般の就労ビザが最大5年間発給される制度です。
当社では「日本のふぐ食文化を国内外へ発信する」ため、外国籍社員を採用・育成していること、また、一定の専門性・技能を有する外国籍社員がその能力を遺憾なく発揮できる体制を整えることで、ふぐ食文化のみならず日本食文化を海外へ普及・促進することに貢献してまいります。
■株式会社関門海について
ふぐの王様と呼ばれる「とらふぐ」の専門店、「玄品」を国内外で69店舗展開(国内64店舗、海外5店舗)
会社名 : 株式会社関門海
本社所在地: 〒580-0041 大阪府松原市三宅東1丁目8番7号
代表者 : 代表取締役社長 山口 久美子
事業内容 : とらふぐ専門店「玄品」グループの運営管理、
とらふぐの調達、商品開発、海外展開など
創業 : 1980年
店舗数 : 国内64店舗、海外5店舗(2023年11月1日時点)
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