東京書籍とオルツ、大規模言語モデルを活用した 「AI学習アシスタント」の実証実験を開始
未来の学びへの試みとして生成AIを活用し 専門知識と個性を備えた「AI学習アシスタント」の開発をスタート
東京書籍株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:渡辺 能理夫、以下、東京書籍)と株式会社オルツ(本社:東京都港区、代表取締役:米倉 千貴、以下、オルツ)は、東京書籍が保有する教育コンテンツ・ノウハウと、オルツの大規模言語モデル「LHTM-2」( https://alt.ai/news/news-1892/ )を基盤としたノーコード生成AIプラットフォーム「altBRAIN(オルツブレイン)」( https://altbrain.ai/ )を活用し、新たな学習サービスの開発を目指す実証実験を開始いたします。
本実証実験は、専門知識と個性を備えた「AI学習アシスタント」の開発を目的としており、教育領域で大規模言語モデル(LLM)を活用する新たな取り組みです。「AI学習アシスタント」は、AIの特性を生かし、学習者一人ひとりに適切なフィードバックやサポートを提供することで、英語や数学などの専門知識の効率的な理解や習得を促すとともに、性格や嗜好などの個性が異なる複数のAIを提供することで、学習者自身が、自分の好きな個性を持ったAIと、親しみを持って継続的に学習できる、個別最適な学習サービスを目指しています。
「AI学習アシスタント」の実用化によって、学習者一人ひとりに合わせた学習環境を実現するとともに、教師や高度専門人材の不足といった教育領域における社会課題の解消を目指します。
◇「AI学習アシスタント」のサービスイメージ
東京書籍とオルツは、専門知識と個性を持ったAIが、学習者一人ひとりの身近なパートナーとなり、多様な分野への理解の促進と、学びの意欲を向上させる学習サービスの開発・提供を目指します。そして、本実証実験を通じて、教育領域におけるAIの可能性を追求し、新たな学習体験の提供、生成AIと共創する未来の学びの形を提示することで、より豊かな社会の実現に貢献してまいります。
◆東京書籍株式会社について
東京書籍は1909(明治42)年創業。「教育と文化を通じて人づくり」を企業理念とし、110年以上にわたり、教科書を軸に日本の教育と文化に貢献し続け、小・中・高のほぼ全教科の教科書・教材を発行しております。近年は教科書以外にも、「教育」を軸とした新たな事業を積極的に展開し、教育DXの推進にも力を入れています。ICT教材、評価テスト、日本語検定事業など新たな教育サービスにも注力し、未来を担う「人」を育てるという社会的使命を担っています。2025年の大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」にプレミアムパートナーとして参画し、「Own Education, Own LIfe. ~誰もが自由に学び、教え、健やかに生きる社会~」をテーマに、ミライの学びに関する展示を行います。
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/
◆株式会社オルツについて
2014年11月に設立されたオルツは、P.A.I.(R)(パーソナル人工知能)、AIクローンをつくり出すことによって「人の非生産的労働からの解放を目指す」ベンチャー企業です。また、AIの対話エンジンの開発から生まれた音声認識テクノロジーを活用した「AI GIJIROKU」などのSaaSプロダクトを開発・提供しています。2023年9月までの累計調達額は80億円超に達しています。
<altBRAIN(オルツブレイン)について https://altbrain.ai/ >
「altBRAIN」は、織田信長といった偉人や著名人のキャラクターをはじめ、ゲーム攻略BRAINや、内科・小児科などの問診で使用可能な問診BRAINなど、多岐にわたるBRAINの作成をノーコードで容易に行うことができる、オルツが開発・提供する大規模言語モデル「LHTM-2」の能力を活用した生成AIプラットフォームです。
*2023年9月 正式ローンチ・サービス開始: https://alt.ai/news/news-2235/
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