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主要電子書店1位独占!司馬遼太郎初の本格電子化『竜馬がゆく』遂に完結! 司馬遼太郎生誕90年の8月7日に、第3弾 7~8巻の配信開始!

株式会社文藝春秋(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:平尾隆弘)は8月7日に、『竜馬がゆく』電子書籍版、第3弾となる7~8巻を配信いたします。

『竜馬がゆく』電子版遂に完結
『竜馬がゆく』電子版遂に完結

6月21日から、司馬遼太郎の名作『竜馬がゆく』を電子書籍化し発売してきました。そして、司馬遼太郎生誕90年となる8月7日に、7~8巻を配信し、遂に完結となります。

「時代は維新にたどりつくが、竜馬はそれを見とどけることもなく、歴史の扉を未来へ押しあけたまま、流星のように‥‥」。感動の最終巻の配信です。

『竜馬がゆく』は、土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげた、総発行部数2,500万部の司馬遼太郎、永遠のベストセラーです。司馬作品の長編の本格電子化は初めてになります。

発売以来、売上好調で、『竜馬がゆく(一)』は、iBookstore、楽天Kobo、紀伊國屋書店、Reader Store、BookLive!、GALAPAGOS STOREなど、主要な電子書店のデイリーランキング、週間ランキング、書籍ランキング等で売上1位を記録しました。

「何度目かの再読が電子版だとは」「好きな時にいつでも読み直せるのがいい」「いつでも竜馬を持ち歩けるなんてすばらしい」「電子版なら文字を大きくできるし読みやすい」「他の司馬作品も早く電子化して欲しい」など、いろいろな声が聞こえてきます。

1962年の産経新聞での『竜馬がゆく』連載開始から半世紀、根強い司馬遼太郎人気、読者からの「電子化リクエスト」の最上位にあった作品人気を裏付けた形になります。

売上部数も当社作品の中でも過去に例をみない動きを記録しています。最終巻までそろったことで、まとめ買いする読者も今後増えることが予想されます。

また、『竜馬がゆく』が読者を刺激したためか、『鬼平犯科帳』(池波正太郎)、『蝉しぐれ』(藤沢周平)などの弊社の歴史小説も動きがよくなっています。『竜馬がゆく』の電子化が、電子書籍業界の活性化に繋がったと考えます。

「わたくしは、日本史の人物のなかで、坂本竜馬ほど、男としての魅力にとんだ存在はないとおもうのだが、どうだろう。この底ぬけに明るい、しかも、行くとして可ならざることのなかった、カンのいいひとりの天才をかきたい。(中略)。その魅力が、なにであるかを、わたくしはこの小説をかきながら、読者とともに考えてゆきたい。きっと楽しい読み物になるだろうという自信はある」(司馬遼太郎/「産経新聞」昭和37年6月16日夕刊一面に掲載された『竜馬がゆく』連載予告より抜粋)

「電子書籍にためらいがあったわけではありませんが、司馬作品は紙の本でお読みくださった方がいい、と思っていました。電子端末の進化がその境界の垣根を低くしました。これからは二つの媒体が共存しつつ、読者はそれぞれの特質を状況に応じて楽しむことになるのでしょう。今回の電子書籍化で、竜馬が新たな表情で読者に何事かを語りかけてくるような気がします」(司馬遼太郎記念館館長 上村洋行)


■著者紹介/司馬遼太郎(しば・りょうたろう)
大正12(1923)年、大阪市に生れる。大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和35年、『梟の城』で第42回直木賞受賞。41年、『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。47年、『世に棲む日日』を中心にした作家活動で吉川英治文学賞受賞。51年、日本芸術院恩賜賞受賞。56年、日本芸術院会員。57年、『ひとびとの跫音』で読売文学賞受賞。58年、「歴史小説の革新」についての功績で朝日賞受賞。59年、『街道をゆく“南蛮のみちI”』で日本文学大賞受賞。62年、『ロシアについて』で読売文学賞受賞。63年、『韃靼疾風録』で大佛次郎賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、文化勲章受章。著書に『司馬遼太郎全集』『司馬遼太郎短篇全集』『坂の上の雲』(文藝春秋)ほか多数。平成8(1996)年没。

■書誌情報 『竜馬がゆく』(1~8)
販売価格    : 660円(1~8共通)
発売日     : 1~6巻 発売中、7~8巻 8月7日(完結)
主要販売電子書店: Kindleストア、iBookstore、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店、BookLive!、honto、GALAPAGOS STORE他電子書籍を販売している主要書店
特設サイト   : http://hon.bunshun.jp/sp/ryoma-ebook

*注意! 司馬遼太郎の「遼」は正しくは、「にてんしんにょう」になります。

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