働きたい高齢者の活躍が人手不足の隙間を埋める！シニア経理限定の派遣会社にベンチャー企業からの要請が急増

2024.03.13 10:45

シニアに特化した経理・財務専門の派遣事業を行う株式会社シニア経理財務(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：古田良三、取締役副会長：富澤一利)では、ベンチャー企業からの派遣要請が急増しています。2024年3月23日(土)に銀座・歌舞伎座タワーで開催されるミドルシニア向け説明会「セカンドキャリア発見！合同説明会」のブースにて相談会を開催します。

派遣先でシニアが経理を担当

【定年後も職種を変えずに働きたいのに】

人手不足が深刻です。特に中小・零細企業では担当者が一人でも欠けると、たちまち業務に支障をきたします。外部から人材を確保しようにも世の中全体が人手不足なので急な雇用が難しくなっています。そんな中、人手不足を解消する新たな働き手としてシニアの活躍に期待が寄せられています。定年退職や早期退職後も元気なうちは働きたいと考えるシニアは増え続け、2022年には65歳以上の働く高齢者は912万人になり過去最高を記録しました(2023年総務省統計局調査発表より)。

ところがシニアに働く意欲があっても、ハローワークなどでは年齢や様々な制限があり、希望しない職種の紹介がほとんどです。これまでと同じ仕事で活躍したくても、多くの場合は経験値とかけ離れた運搬・清掃などの肉体労働系に転向することになります。

【シニア経理のプロがベンチャー企業の即戦力に】

当社ではシニアの働く意欲を無駄にしたくない思いから、経理の現役を退いても引き続き同じ道を歩むことができる会社を2013年に設立しました。経理と財務専門の人材派遣会社で社名はズバリ「シニア経理財務」。代表が金融、経済、財務職を経てきた経歴から思い入れの強い経理・財務に特化しました。以来、経理のスキルと実務経験を併せもったシニアと、経理や財務の人材不足で困っている中小企業をマッチングさせる業態が時代に合い評判になりました。現在、派遣先企業は70社、登録人数は120人で実際に働いている人は90人と高い稼働率となっています。平均年齢は67歳で男女比は6対4。70代の方も30名在籍し、最高年齢は77歳です。全員が経理20年以上のキャリアをもっています。

このようなシニアの経理の専門派遣会社に、最近ベンチャー企業からの問い合わせが増えています。問い合わせの内容は「今すぐ！経理のプロを派遣してほしいが可能か」という緊急の要請がほとんどです。経理担当者が病気になったり、親の介護が始まったりして急に不在となり人材不足で困っているというケースです。また「今まで自分が経理も何もかもやってきたが、手が回らなくなってきたので専任の担当者が必要になった。教育する時間もないので即戦力のある人材を紹介してほしい」という若い社長からの声も急増しています。

【優秀なシニア人材は宝の山、コスト削減にも】

企業がシニアを求める理由は、スキルと実務経験があるので仕事が早くて安心して任せられるからです。他には人件費のコストを削減できること。フルタイムで週5日働いてもらわなくても、時給で週3日程度の労働でこなせるからです。シニアの派遣スタッフも無理のない範囲で働きたい人がほとんどなので、両者の思惑がマッチしている形です。低コストで人手不足の隙間を埋められるとあり、革新的な発想のベンチャー企業から注目されています。

派遣先企業の社長からは「最初は60代の方で大丈夫かな？と心配はありましたが、会計ソフトも当たり前に使いこなしていますし、何よりも想像以上に仕事が早いです。今まで5日かかっていた仕事が2日でできます。正社員を見つける間だけのつもりでしたが、ずっといてほしいです。」「コミュニケーション能力が高く、社内の若手社員との関係も良好です。働く姿自体が若手の教育になっています。」という声をいただいています。

代表の声「これまで経理一筋で培ったシニアに活躍する場を創出し、再び社会参加に繋げることで人手不足の隙間が埋まり世の中に貢献している、そんな循環をもっと増やしていきたいと思います。経理の人材が今すぐほしいというクライアントをもつ税理士さんからの輪も広がっています」