「木材利用優良施設コンクール」から名称改めて「木材利用推進コ...

「木材利用優良施設コンクール」から名称改めて 「木材利用推進コンクール」として令和6年度募集開始

カーボンニュートラルの実現に寄与する、 木造・木質の優良施設及び国産材利用に積極的に取組む企業を審査し、表彰。

木材利用推進中央協議会では、平成5年より木材利用の一層の促進を目的としたコンクールを開催しています。この度、令和6年度木材利用推進コンクールの募集を開始しました。当コンクールは、特色のある木造施設等を対象とする「優良施設部門」と、国産材利用に積極的に取組む企業を対象とする「国産材利用推進部門」の2部門で構成されています。今年度より、コンクール名称を旧来の「木材利用優良施設等コンクール」から「木材利用推進コンクール」に変更して開催することとなりました。みなさまの奮ってのご応募をお待ちしております。


令和5年「木材利用優良施設等コンクール」受賞


主催:木材利用推進中央協議会

後援:農林水産省、国土交通省、環境省、文部科学省、

   森林を活かす都市の木造化推進協議会

共催:都道府県木材利用推進協議会



〈事業の目的〉

木材利用推進中央協議会では、木材利用の一層の推進を図ることを目的として平成5年よりコンクールを開催しています。

木材は、生物由来の材料として、二酸化炭素の排出抑制及び建築物等における炭素の蓄積等を通じて、地球温暖化の防止及び循環型社会の形成にも貢献することが期待されます。また、木材利用の促進は、森林の有する多面的機能の持続的な発揮や山村をはじめとする地域経済の活性化、カーボンニュートラルの実現には不可欠です。

このため、本コンクールでは、木材を活用した優れた施設及び国産材利用に積極的に取組む企業について、総合的に審査し、表彰しています。



〈コンクール名称変更の理由〉

当コンクールは、「木材利用優良施設コンクール」として特色のある木造・木質の優良施設を表彰してきました。令和4年度より国産材利用に積極的に取組む企業を表彰する「国産材利用推進部門」が新設され、表彰対象が木造施設等の関係者に留まらず、より幅広い事業者を対象とした表彰行事に生まれ変わりました。

さらに今年度からは「国産材利用推進部門」の募集対象が、国産材製品の生産及び販売、流通に取組む川中企業、国産材を多く利用する建築事業者等の川下企業及び国産材を店舗等に積極的に利用する事業者まで拡大されました。

これを契機として、両部門の相互的な発展を図り、より一層の優良な木材利用事例の応募を集め、表彰するため、コンクール名称を「木材利用推進コンクール」に変更することとなりました。



〈募集対象〉

【優良施設部門】

令和2年度以降、令和6年7月までに建築された以下の施設。

○木造建築物、内装木質化施設

学校等施設、研修・多目的交流等施設、保育園等施設、展示・資料館等施設、保健・保養・ケア・病院等施設、住宅団地等施設、体育館・音楽堂等施設、交通関係施設、宿泊施設、庁舎・事務所等施設、商業施設等

○街づくり施設

公園遊具、モニュメント、外構施設、土木施設(木道、木柵、木橋、木製ガードレール、堰堤等)等

※ただし、戸建て住宅及び国が整備した施設は除きます。


【国産材利用推進部門】

○国産材を利用した木材製品の安定的な製造及び販売、流通等を通じた、国産材製品の販売促進、地域貢献、サプライチェーンの構築等に積極的に取組む川中企業

・建築向けの木材製品を製造及び販売する事業者

・木材製品の流通、プレカットを行う事業者等


○国産材の大量かつ持続的な利用とともに、国産材利用の意義、良さや効果等についての普及啓発等国産材利用の拡大に向けて積極的に取組む川下企業

・ゼネコン、ハウスメーカー、工務店等の建築事業者

・施主のうち、木造又は木質化による店舗、事業所等の展開を積極的に行う事業者等

※令和5年(または令和5年度)における国産材の利用推進に係る取組みとします。

※本コンクールにおいて、農林水産大臣賞を過去5年間受賞していない建築事業者等とします。ただし、優良施設部門における受賞履歴は問わないものとします。



〈募集期間〉

令和6年7月1日(月)~8月19日(月)



〈賞の構成〉

【優良施設部門】

・内閣総理大臣賞・農林水産大臣賞・文部科学大臣賞・国土交通大臣賞・環境大臣賞・林野庁長官賞・木材利用推進中央協議会会長賞・審査委員会特別賞・優秀賞

【国産材利用推進部門】

・農林水産大臣賞・林野庁長官賞・木材利用推進中央協議会会長賞



〈審査委員〉

【優良施設部門】

(委員長)

腰原 幹雄  東京大学生産技術研究所 教授

三井所 清典 公益社団法人 日本建築士会連合会 名誉会長

安藤 範親  株式会社 農林中金総合研究所

       リサーチ&ソリューション第2部 マネージャー

安井 昇   NPO法人 Team Timberize 理事長

松原 恵理  国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所

       木材研究部門 複合材料研究領域 積層接着研究室 主任研究員

鈴木 恵千代 一般社団法人 日本空間デザイン協会 理事

北谷 明日香 一般社団法人 日本インテリアコーディネーター協会 会長

長澤 悟   株式会社教育環境研究所 所長

(政府・団体)

一般社団法人 全国木材組合連合会 会長、林野庁、文部科学省、国土交通省、環境省


【国産材利用推進部門】

(委員長)

青井 秀樹 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所

      林業経営・政策研究領域 木材利用動向分析担当チーム長

塚本 愛子 公益社団法人 高知県森と緑の会 専務理事

辻 潔   株式会社日本林業調査会 代表取締役

      (隔週刊「林政ニュース」発行責任者)

(政府・団体)

一般社団法人 全国木材組合連合会 会長、林野庁



〈受賞特典〉

優良施設部門の受賞作品においては、各媒体にて全国に広くご紹介をしてまいります。

・令和6年度版 木造事例集『写真で見る「木」の施設』掲載

・令和7年 木材産業関連団体カレンダー掲載

・SNSアカウント『木材で街づくり』にて紹介

Facebook   : https://www.facebook.com/toshimokuzai/

Instagram   : http://instagram.com/toshimokuzai/

X(旧:Twitter): https://twitter.com/toshimokuzai/



〈応募方法〉

コンクール専用ページから応募様式をダウンロードし、応募資料を作成のうえ、ご応募ください。

コンクール専用ページ URL : https://www.jcatu.jp/competition/

お問い合わせメールアドレス: contest-2024-accept@zenmoku.jp



〈木材利用推進中央協議会の概要〉

木材利用推進中央協議会は、昭和59年に設立され、現在は、林業・木材産業関係中央団体17団体会員、及び、47都道府県推進協議会会員によって構成されています。

協議会は、木材利用の推進及び木材需要の拡大について、関係方面への要請と消費者との連携した普及、啓発活動を展開し、多面的な分野における木材の有効利用を推進するとともに、木材需要の持続的な拡大を期することを目的として活動しています。


所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町25番地 全国町村議員会館6階

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