累計発行部数56万部の人気シリーズ『管理職のチカラ』著者インタビュー公開!社員の力を活かす教育で、企業の未来を創る時代へ。
「人材に投資することが当たり前になる社会をつくる」をパーパスに掲げ、管理職強化に向けた研修やコンサルティングなど各種サービスを提供する株式会社イマジナ(代表取締役:関野吉記、本社:東京都千代田区)では、6月に出版された書籍『管理職のチカラ』がご好評をいただいていることへの感謝を込めて、2024年7月3日(水)にホームページにて著者インタビューを公開しました。本プレスリリースにて、インタビューの内容を一部公開いたします。
『管理職のチカラ』概要
本書は、累計発行部数56万部を突破した関野吉記の「Branding」シリーズ最新刊として執筆されました。社員の誇りを高め他社との圧倒的な差別化を実現する、経営戦略としての「ブランディング」手法を説く本シリーズにおいて、「管理職」に焦点を当てるのは今回が初の試みとなります。
企業の顔である管理職を、部下が「目指したい」と思える存在へと高めていくことで、社内の理念浸透や若手育成、ひいては採用・業績の状況が変わります。様々な企業の経営、中でも理念浸透や人材育成に携わってきた著者だからこそ導き出すことのできた、会社の方針に沿って部下を活躍させられるような管理職を育て、組織の力を最大化させる方程式。マネージャーとしてのスキルアップや部下の育成にお悩みの管理職の皆様、そして社員全員が目指すべき方向性を理解し、一丸となって進んでいける強い組織をつくりたいとお考えの経営者様に、ぜひお読みいただきたい一冊となっております。
企業の顔である管理職を、部下が「目指したい」と思える存在へと高めていくことで、社内の理念浸透や若手育成、ひいては採用・業績の状況が変わります。様々な企業の経営、中でも理念浸透や人材育成に携わってきた著者だからこそ導き出すことのできた、会社の方針に沿って部下を活躍させられるような管理職を育て、組織の力を最大化させる方程式。マネージャーとしてのスキルアップや部下の育成にお悩みの管理職の皆様、そして社員全員が目指すべき方向性を理解し、一丸となって進んでいける強い組織をつくりたいとお考えの経営者様に、ぜひお読みいただきたい一冊となっております。
著者プロフィール
■関野 吉記(株式会社イマジナ 代表取締役社長)
NYで株式会社イマジナを設⽴。世界では⼀般的なインナーブランディングを⽇本の⽂化にアジャストし確⽴させた。社員の誇りを醸成する組織戦略に、「魅せ⽅」の⼿法を結びつけ、アウター・インナーを網羅したブランドコンサルティングで、すでに2,850社以上の実績を挙げている。近年は社員共感型ブランディングを推奨し、企業の核となる管理職や若⼿の育成に⼒を⼊れ、「⼈材に投資することが当たり前になる社会をつくる」ために、⽇本企業のグローバルブランド化を推し進めている。
これまでも、日本の経営者やビジネスマンに企業成長へ向けた本質的な考え方を伝えるべく、著書の出版や、世界の経営者が愛読する名著の翻訳監修を行ってきた。『管理職のチカラ』は、この取り組みにおける最新作である。
NYで株式会社イマジナを設⽴。世界では⼀般的なインナーブランディングを⽇本の⽂化にアジャストし確⽴させた。社員の誇りを醸成する組織戦略に、「魅せ⽅」の⼿法を結びつけ、アウター・インナーを網羅したブランドコンサルティングで、すでに2,850社以上の実績を挙げている。近年は社員共感型ブランディングを推奨し、企業の核となる管理職や若⼿の育成に⼒を⼊れ、「⼈材に投資することが当たり前になる社会をつくる」ために、⽇本企業のグローバルブランド化を推し進めている。
これまでも、日本の経営者やビジネスマンに企業成長へ向けた本質的な考え方を伝えるべく、著書の出版や、世界の経営者が愛読する名著の翻訳監修を行ってきた。『管理職のチカラ』は、この取り組みにおける最新作である。
『管理職のチカラ』著者 関野吉記 インタビュー
ーーーあらためて、今回『管理職のチカラ』を刊行されたきっかけをお聞かせください。
経営者が本気で「管理職」を育てなければ、企業に未来はない。この事実がますます喫緊の課題となっ てきた中で、管理職育成や人と向き合うことの重要性を1人でも多くの人に伝えたいという思いがありました。
今の日本で、人材問題に頭を悩ませていない経営者はいないと思います。
多くの日本企業が採用に苦戦する中、人口減少が進むことで、ますます人材の獲得競争は激化していく。「国内で人が採れないなら海外から…」と思っても、グローバルな視点で見ると給与水準が低く、「日本語」という習得困難な言語を使う日本は、外国人労働者から見た「働く場」としての魅力に著しく欠けています。
課題となっているのは採用だけではありません。若手の離職や後継者不足など、企業にとっての問題は山積しています。
そしてこれらを解決するために、決して無視できない共通のポイントがあります。
ひとことで言えば、それは「人材投資」です。
これは、人材採用系の会社にお金を払っていい人材を紹介してもらう、といった類いの投資ではなく、「自社の社員の教育と育成にとことん向き合う必要がある」ということです。
今の日本で、人材問題に頭を悩ませていない経営者はいないと思います。
多くの日本企業が採用に苦戦する中、人口減少が進むことで、ますます人材の獲得競争は激化していく。「国内で人が採れないなら海外から…」と思っても、グローバルな視点で見ると給与水準が低く、「日本語」という習得困難な言語を使う日本は、外国人労働者から見た「働く場」としての魅力に著しく欠けています。
課題となっているのは採用だけではありません。若手の離職や後継者不足など、企業にとっての問題は山積しています。
そしてこれらを解決するために、決して無視できない共通のポイントがあります。
ひとことで言えば、それは「人材投資」です。
これは、人材採用系の会社にお金を払っていい人材を紹介してもらう、といった類いの投資ではなく、「自社の社員の教育と育成にとことん向き合う必要がある」ということです。
ーーー社外への投資ではなく、社内で人を育てていくことが不可欠なのですね。
そうですね。なぜそれが重要なのかという話を、ひとつのデータをもとにお伝えしようと思います。
驚くべきことに、現代の日本の若者の約83%が「出世をして管理職になりたいか」という問いに対して「NO」と回答しています。
この数字は、会社の未来にとっては決して喜ばしいものとは言えないでしょう。
企業の付加価値を高めていくことがマストな時代に、若手がその経営の中核を担う管理職をそもそも「目指したくない」と思う会社に果たして将来はあるのか、という話ですね。
実際に管理職になれるか、なれないかは別として、です。
驚くべきことに、現代の日本の若者の約83%が「出世をして管理職になりたいか」という問いに対して「NO」と回答しています。
この数字は、会社の未来にとっては決して喜ばしいものとは言えないでしょう。
企業の付加価値を高めていくことがマストな時代に、若手がその経営の中核を担う管理職をそもそも「目指したくない」と思う会社に果たして将来はあるのか、という話ですね。
実際に管理職になれるか、なれないかは別として、です。
ーーーなぜ、今の若者はそれほどまでに「管理職」という立場に魅力を感じていないのでしょうか。
ひとことで言うと、彼らにとって管理職は「割に合わない」んですよね。
「管理職になっても仕事が増えて大変になるだけで全然楽しそうじゃないし、上の顔色を窺って忖度ばかりしていて、人間的にも魅力がない。自分はあんなふうにはなりたくない」と思われている。
仕事の負担や責任だけ増えて給料はたいして上がらない、魅力どころかデメリットを体現したような存在なのです。
本来なら企業において憧れの存在であるはずなのに、そんなネガティブなイメージばかり形成されてしまっているのです。
「管理職になっても仕事が増えて大変になるだけで全然楽しそうじゃないし、上の顔色を窺って忖度ばかりしていて、人間的にも魅力がない。自分はあんなふうにはなりたくない」と思われている。
仕事の負担や責任だけ増えて給料はたいして上がらない、魅力どころかデメリットを体現したような存在なのです。
本来なら企業において憧れの存在であるはずなのに、そんなネガティブなイメージばかり形成されてしまっているのです。
ーーー何がそこまで、管理職のイメージを下げてしまったのでしょうか。
このような状況は、決して管理職自身のせいではありません。多くの日本企業がプレイヤー業務も部下の統率もまとめて管理職任せにして、マネジメントのやり方を伝えることや、彼らを魅力的な存在に育て上げる教育を怠った結果なのです。
日頃から接する上司である管理職がこのように認識されていれば、若手社員の頭には当然、「この会社で働き続けたら、自分もやがてこうなるのではないか」という不安がよぎります。
また、社員の間にそうした不安が漂っていれば、彼らは自身の仕事に前向きに、やりがいを持って取り組むことが難しくなります。そのような実情は会社の風土として求職者や学生に伝わり、結果的に採用にも悪影響を及ぼします。
つまり、若手の育成や採用といった企業課題のすべてにおいて「管理職」が鍵になるということです。
管理職が社員をマネジメントするスキルを学び、会社の魅力や仕事の楽しさを体現できるような存在となれば、その下層にも人を育てる文化・会社の魅力を伝えていく文化は広がり、根づいていきます。
会社が発展する可能性は、管理職のあり方次第です。彼らの魅力度はそのまま、会社の将来を映す鏡なのです。
日頃から接する上司である管理職がこのように認識されていれば、若手社員の頭には当然、「この会社で働き続けたら、自分もやがてこうなるのではないか」という不安がよぎります。
また、社員の間にそうした不安が漂っていれば、彼らは自身の仕事に前向きに、やりがいを持って取り組むことが難しくなります。そのような実情は会社の風土として求職者や学生に伝わり、結果的に採用にも悪影響を及ぼします。
つまり、若手の育成や採用といった企業課題のすべてにおいて「管理職」が鍵になるということです。
管理職が社員をマネジメントするスキルを学び、会社の魅力や仕事の楽しさを体現できるような存在となれば、その下層にも人を育てる文化・会社の魅力を伝えていく文化は広がり、根づいていきます。
会社が発展する可能性は、管理職のあり方次第です。彼らの魅力度はそのまま、会社の将来を映す鏡なのです。
ーーーそうした背景があってこその、『管理職のチカラ』というタイトルなのですね。
先ほど、社内で人を育てていくことが大切だとお伝えしましたが、正確には「はじめに管理職の教育・育成が不可欠」なのです。
弊社イマジナは、管理職の育成を中心とした組織改革や、企業の付加価値づくりのお手伝いをしていますが、その中でも痛感しているのは、働いている社員とともに付加価値を生み出せる会社でないと今後は厳しいということです。
内部で人が育たない環境であったり、人の力がついていなかったりする会社が、単独で生き残っていくことは難しい時代になっています。
社内で人が育つということが仕組みとして根づいていく必要があります。
弊社イマジナは、管理職の育成を中心とした組織改革や、企業の付加価値づくりのお手伝いをしていますが、その中でも痛感しているのは、働いている社員とともに付加価値を生み出せる会社でないと今後は厳しいということです。
内部で人が育たない環境であったり、人の力がついていなかったりする会社が、単独で生き残っていくことは難しい時代になっています。
社内で人が育つということが仕組みとして根づいていく必要があります。
ーーー今回の書籍では、特別企画として「生産的な仕組みづくりで、努力が報われる組織に!」ということをメインテーマに、山梨県知事 長崎幸太郎氏との対談も収録されていますよね。
はい。山梨県が推進する「豊かさ共創スリーアップ」という取り組みについて、企業が取り入れるべき数多くの点についてお話を伺い、その展開から人材獲得・人材育成への発想を学んでいく企画となっています。
少子高齢化、人口減少、人手不足、地方の過疎化など、さまざまな課題がある中で山梨県がいま取り組まれていることは「いまやらないと、取り返しがつかなくなる」という、マストな選択だと思います。
課題を先送りせず真正面から向き合い、その先に豊かな共生社会を描く。そんな自治体が今後増えていけば、日本の未来にも光が差すのではないでしょうか。
少子高齢化、人口減少、人手不足、地方の過疎化など、さまざまな課題がある中で山梨県がいま取り組まれていることは「いまやらないと、取り返しがつかなくなる」という、マストな選択だと思います。
課題を先送りせず真正面から向き合い、その先に豊かな共生社会を描く。そんな自治体が今後増えていけば、日本の未来にも光が差すのではないでしょうか。
会社概要
社名:株式会社イマジナ(英文社名:Imajina, inc.)
役員:代表取締役社長 関野 吉記
住所:〒102-0083 東京都千代田区麹町3-5-2 ビュレックス麹町
TEL:03-3511-5525
FAX:03-3511-8228
事業内容:企業ブランディング事業、コンサルティング事業、企業研修事業
設立:2006年6月
資本金:5000万円
取引銀行:みずほ銀行
役員:代表取締役社長 関野 吉記
住所:〒102-0083 東京都千代田区麹町3-5-2 ビュレックス麹町
TEL:03-3511-5525
FAX:03-3511-8228
事業内容:企業ブランディング事業、コンサルティング事業、企業研修事業
設立:2006年6月
資本金:5000万円
取引銀行:みずほ銀行
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