小泉八雲没後120年/代表作『怪談』発刊120年の節目に、日...

小泉八雲没後120年/代表作『怪談』発刊120年の節目に、 日本初の邦訳小説『黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――』 2024年8月30日(金)発売

株式会社佼成出版社(東京都杉並区)は、2024年8月30日に、『黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――』(ジーン・パスリー:著/小宮 由:訳)を発刊します。


詳細URL: https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b648977.html


『黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――』表紙 装画・装丁 : 齋藤州ー(sososo graphics)


本年(2024)は、小泉八雲の代表作『怪談』出版120年と八雲没後120年が重なるメモリアル・イヤー。

2025年度後期放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の制作も決定するなど、小泉八雲・セツ夫婦の話題がいま、盛り上がりを見せています。



【書籍紹介】

出生によるコンプレックスと孤独を抱えていたラフカディオ・ハーン(のちの小泉八雲)。その人生は、日本との出会いによって大きく変わっていく。横浜から松江への旅、武家の娘セツとの結婚、息子の誕生、日本への帰化、霊峰・富士山への登頂。彼が、日本人よりも日本を愛した男「小泉八雲」となるまでをあざやかにえがきます。


《もくじ》

《中面見開き》1

《中面見開き》2


【本書の特色】

1. 「雪女」「耳なし芳一」「ろくろ首」……日本の〈怪談〉を世界に広めた小泉八雲。没後120年のいま、同郷であるアイルランド人の著者がえがく唯一の邦訳伝記小説。


2. 幼少から没するまで、小泉八雲の生涯、人物像がこの一冊でわかる。八雲の世界へといざなう入門書的小説。


3. 小泉八雲のひ孫、小泉凡氏(小泉八雲記念館館長)推薦。主人公の八雲の姿を通して「生きるとは何か」という問いを、現代の私たちに投げかける一冊。



【新刊『黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――』特設サイトを開設】

同書の刊行にあたり特設サイトを開設しました。

新刊紹介のほか、原著者ジーン・パスリーから読者の皆様へのメッセージ、小泉八雲記念館(島根県松江市)ほか関連施設へのリンクなど多彩な情報を掲載。

ぜひご覧ください。


特設サイト: https://special.chieumi.com/029259


特設サイトトップ画像


【著者紹介】

著者近影1


ジーン・パスリー(Jean Pasley)

脚本家。ニューヨーク大学ティッシュ芸術学部で映画制作を学び、日本語の学士号と映画学の修士号を取得。脚本の代表作に、小説家メイヴ・ビンチーの短編「How About You」や、2020年、コーク国際映画祭で観客賞を受賞した共同脚本の「The Bright Side」があり、2021年、自身が監督・脚本を務めた短編映画「Ship of Souls 精霊舟」では、アイルランド映画テレビ賞にノミネートされた。また、アイルランド放送協会のラジオ番組にもレギュラーで寄稿している。長年日本で暮らしていたが、現在はアイルランドのダブリンで、ラフカディオ・ハーンが幼少期に暮らしていた家の近くに住んでいる。本書が初の小説作品。



【訳者紹介】

小宮 由(こみや・ゆう)

翻訳家。東京都生まれ。出版社勤務や留学を経て、主に子どもの本の翻訳に携わる。2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。訳書に『さかさ町』『けんかのたね』(以上、岩波書店)『イワンの馬鹿』『キプリング童話集 ―動物と世界のはじまりの物語―』『くるみ割り人形』(以上、アノニマ・スタジオ)など多数。祖父は、トルストイ文学の翻訳家、良心的兵役拒否者である故・北御門二郎。



【本書の概要】

書名   : 黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――

発売日  : 2024年8月30日

販売場所 : 全国書店・インターネット書店

定価   : 2,750円(本体2,500円+税)

体裁   : 四六判上製/344ページ

ISBNコード: 978-4-333-02925-9

URL    : https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b648977.html

特設サイト: https://special.chieumi.com/029259



【会社概要】

社名 : 株式会社佼成出版社

代表者: 代表取締役 中沢 純一

所在地: 〒166-8535 東京都杉並区和田2-7-1

URL  : https://books.kosei-shuppan.co.jp/

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