宮部みゆき最新刊『気の毒ばたらき』10/17発売決定 59万...

宮部みゆき最新刊『気の毒ばたらき』10/17発売決定 59万部超の捕物帖シリーズ第三巻に予約続々

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2024年10月17日に宮部みゆき著『気の毒ばたらき──きたきた捕物帖(三)』を発売します。『気の毒ばたらき』は、宮部みゆきさん自身が「作家生活三十五年の集大成」と位置づけるシリーズの第三巻です。『きたきた捕物帖』『子宝船──きたきた捕物帖(二)』は単行本と文庫の累計発行部数が59万部を超えており、「続きが待ち遠しい」という読者の声があとを絶ちません。待望の続編とあって、『気の毒ばたらき』は8月上旬の予約開始直後から、Amazon売れ筋ランキング歴史・時代小説部門で「ベストセラー1位」を継続しています(9月24日現在)。

■宮部みゆき流シェアードユニバース・ノベル

単独で成立する作品のキャラクターが、世界観を共有する別作品に登場して、物語を発展させるという「シェアードユニバース」。映画『ラストマイル』で話題のアプローチですが、この要素は「きたきた捕物帖」シリーズにも採り入れられています。「ぼんくら」シリーズで活躍した岡っ引きの政五郎と、おでこの三太郎は歳を重ね、「きたきた捕物帖」シリーズでは、本所深川を仕切る大親分と町奉行所の文書係となって、主人公の北一を手助けするのです。新刊『気の毒ばたらき』で北一は、彼らの知恵と力を借りて、『桜ほうさら』で明かされなかった事件の謎を、ついに解き明かします。

■新刊発売記念の読者プレゼントにも大反響

新刊『気の毒ばたらき』と、それに先立って文庫化した『子宝船』の発売を記念して実施中のプレゼントフェアも、読者から大好評です。「きたきた捕物帖」シリーズ3作品に、同シリーズに連なる世界観が楽しめる『<完本>初ものがたり』『桜ほうさら(上)(下)』を加えた6作品の対象書籍を購入された方のなかから抽選で、「宮部みゆきさん直筆ミニサイン色紙」を10名に、「特製てぬぐい」を50名にプレゼントするという企画には、『気の毒ばたらき』の発売前にもかかわらず、すでに100通ちかい応募がありました(9月24日現在)。この反響からも宮部みゆきさん新刊への期待度の高さが見て取れます。
初公開!特製てぬぐいデザイン 画:三木謙次
初公開!特製てぬぐいデザイン 画:三木謙次
【対象書籍】『きたきた捕物帖』『子宝船』『<完本>初ものがたり』『桜ほうさら(上)(下)』(以上、PHP文芸文庫)、10月17日発売『気の毒ばたらき』
【応募方法】上記書籍いずれかの帯袖から応募券1枚を切り取り、2枚一口としてハガキに貼って応募
【宛先】PHP研究所「きたきた捕物帖」新刊発売記念 読者プレゼント係
【締切】2024年12月20日(当日消印有効)
【発表】2025年1月中旬(予定)、当選者への発送をもって発表に代えます
※詳細はPHP研究所「きたきた捕物帖」特設ページをご覧ください
https://www.php.co.jp/kitakitamiyabe/

■書誌情報ほか

「きたきた捕物帖」は、ヘタレで半人前の岡っ引き見習い・北一と、謎多き相棒・喜多次の「きたきた」コンビが、様々な事件に翻弄されつつ成長していく時代ミステリー・シリーズ。謎解きに怪異、江戸庶民の人情も堪能できる。

著者略歴

宮部みゆき(みやべ・みゆき)
1960年、東京生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール読物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年、『火車』で山本周五郎賞、97年、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年、『理由』で直木賞、2007年、『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞。著書は、時代ものに『桜ほうさら』『〈完本〉初ものがたり』『あかんべえ』『この世の春』『荒神』、「きたきた捕物帖」「三島屋変調百物語」「ぼんくら」のシリーズ、現代ものに『模倣犯』『小暮写眞館』『ソロモンの偽証』『ぼんぼん彩句』などがある。

シリーズ最新刊

タイトル:気の毒ばたらき
サブタイトル:きたきた捕物帖(三)                   
著者:宮部みゆき
価格:2,420円(10%税込)
仕様:四六判並製480ページ
ISBN978-4-569-85809-8                     
発行:株式会社PHP研究所

【あらすじ】
万作・おたま夫婦が継いだ、千吉親分の文庫屋から火が出た。下手人は、台所女中のお染だというが、北一は、その疑いを晴らそうと奔走する。一方、火事で焼け出された人々が集まる仮住まいでも事件が──。

【2話を収録】
第一話 気の毒ばたらき
第二話 化け物屋敷
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