【震災復興30年】 2025年1月8日(水)観光船サンタマリアが大阪から神戸へ。 緊急時海上輸送訓練を実施します。

 1983年より大阪市内で観光船を運航する大阪水上バス株式会社(本社:大阪市中央区 社長:奥村茂之)は、
2025年1月8日(水)、大阪・神戸間の緊急時海上輸送訓練を大阪港帆船型観光船「サンタマリア」で行います。
 大阪水上バスは、1995年の阪神・淡路大震災において、政府からの発令をうけ、1月21日から2月26日の37日間、大阪・神戸間の緊急輸送を実施しました。その当時は、港外への運航や緊急輸送の実績がなかったため、船舶運送などの準備に時間を要してしまった経験をふまえ、緊急時における運航訓練の一環として、港内における自主操練や避難津波訓練などに定期的に取り組んでまいりました。また平成30年台風21号で関西国際空港に大きな被害が発生したことを受け、空港~大阪市内間の移送訓練なども実施してまいりました。
 今回の緊急時海上輸送訓練は、震災復興30年を迎える年に、2025年大阪・関西万博が海上で開催されることから、緊急時における海上の運航体制のスキル維持・継承を行うものです。
 大阪港(海遊館西はとば)を出航し、神戸港(中突堤中央ターミナル「かもめりあ」)へ約1時間55分かけて向かいます(神戸港への停泊時間は約25分間を予定)
 航行は、阪神・淡路大震災当時と同じルートを運航いたします。
緊急時海上輸送をおこなった帆船型観光船「サンタマリア」
緊急時海上輸送をおこなった帆船型観光船「サンタマリア」
大阪水上バス㈱は大川や淀川を中心に大阪市内で観光船を運航。大阪城や中之島を巡る「アクアライナー」、大阪城と道頓堀を行き来する「アクアmini」、大阪港を周遊する「サンタマリア」、船内で食事ができる「ひまわり」、2020年新たに登場した「アクアCielo」の5つのクルーズ船をもつ観光船事業者です。“水都大阪観光”を切り口に、定番の大阪観光コースや、食事付クルーズ、音楽クルーズなど水上を楽しむ様々なイベントクルーズも積極的に実施するなど、『水都創造』をコーポレートアイデンティティとし、魅力溢れる水辺創造に力を入れています。

【サンタマリアによる緊急時海上輸送訓練の詳細】

名称:

緊急時海上輸送訓練

船  種:

大阪港観光船観光船「サンタマリア」

日  程:

2025年1月8日(水)

時  間:

9時00分~13時20分
海遊館西はとば(09:00)~中突堤中央ターミナル「かもめりあ」(10:55)
〈停泊 約25分〉
中突堤中央ターミナル「かもめりあ」(11:20)~海遊館西はとば(13:20)

内  容:

緊急時における運航ルートの確認、など

着船港:

【大阪】海遊館西はとば(OsakaMetro中央線大阪港駅 徒歩約10分)
【神戸】中突堤中央ターミナル「かもめりあ」(JR神戸線、阪神 元町駅 徒歩約15分)
※訓練終了、サンタマリアは海遊館西はとばへ帰港いたします。

【大阪水上バスと阪神淡路大震災の記憶】

1983年8月 大阪水上バス株式会社設立
1983年10月 〈大阪城港〉アクアライナー就航/営業開始
1990年6月 〈天保山西はとば〉サンタマリア就航
1995年1月17日 阪神淡路大震災/社員の安否確認/定期運航の中止
    1月18日 各所からの神戸への運航要請/被害確認
1月19日 現地調査/航行に必要な申請と備品の確認
1月20日 設備購入/運航検査
1月21日 「サンタマリア」による阪神大震災緊急海上輸送の開始
1月22日 政府、「非常対策本部現地対策本部」設置
2月26日 緊急海上輸送の終了(のべ37日間/乗船31,929名)
1998年3月       〈天満橋港〉ひまわり就航
2007年3月       〈大阪城港〉アクアmini就航
2019年12月       〈大阪城港〉アクアCielo就航
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