月刊誌『華道』の表紙を飾った日本画家4名による展覧会 それぞれの視点で描く春夏秋冬を4月10日より公開
《華朋》-池坊 月刊誌『華道』の表紙を飾った四人展- 岩田壮平 森田りえ子 田中裕子 山﨑鈴子
このたび画廊 大雅堂にて、展覧会「《華朋》-池坊 月刊誌『華道』の表紙を飾った四人展-岩田壮平 森田りえ子 田中裕子 山﨑鈴子」を2025年4月10日(木)～20日(日)に開催する運びとなりました。
この展覧会は「華道家元池坊」が会員向け月刊誌『華道』の表紙を担当した日本画家4名によるグループ展です。2023・2024年の表紙絵の担当を終えられた山﨑鈴子先生が加わり2回目の開催となります。(1回目は2023年に開催)
次期家元 池坊専好様に花の美しさを想う仲間・『華朋』と命名いただきました。花への想いも表現方法も異なる4名が、それぞれの視点で描く春夏秋冬をお楽しみいただけます。
【展覧会概要】
会期 ：2025年4月10日(木)→20日(日)10:00～18:00(会期中無休)
会場 ：大雅堂1・2階展示室
所在地 ：〒605-0073 京都市東山区祇園町北側301-2
作家 ：岩田壮平(2016～2018年担当)
森田りえ子(2019～2020年担当)
田中裕子(2021〜2022年担当)
山﨑鈴子(2023～2024年担当)
作品点数：6号から10号程度各4点 計16点を展示販売
森田りえ子 出展作品
山﨑鈴子 出展作品
岩田壮平 参考作品
田中裕子 参考作品
【作家紹介】
・岩田壮平 『華道』2016～2018年担当
1978年 愛知県生まれ
1981年 華道池坊流に入門(～95年)
2002年 金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修士課程絵画専攻修了、在学中に日春展、日展に入選
2008年 第7回菅楯彦大賞展大賞
2015年 第6回東山魁夷記念日経日本画大賞展大賞(08、12年入選)
2016年 「岩田壮平日本画展「野馬荘」という名の画室より」(東京・佐藤美術館)
2019年 「植物の力 拡大する日本画 岩田北平＝浅見貴子展」(香川・東山魁夷せとうち美術館)
2023年 「岩田壮平日本画展 意識のながれ」(神奈川・箱根芦ノ湖成川美術館)
現在 日展会員、武蔵野美術大学教授
・森田りえ子 『華道』2019～2020年担当
兵庫県生まれ
1980年 京都市立芸術大学日本画専攻科(現大学院)修了
1986年 第1回川端龍子大賞展大賞(和歌山市立博物館)
1990年 第1回菅楯彦大賞展準大賞・市民賞(鳥取・倉吉市立博物館)
1996年 「生命燦華 森田りえ子展」(神奈川・成川美術館)
2000年 京都市芸術新人賞
2009年 「BEAUTESDIVINES 東方彩夢 森田りえ子展」(パリ三越エトワール)
2011年 京都府文化賞功労賞
2014年 「森田りえ子 花らんまん展」(兵庫・香雪美術館)
2016年 「いのち賛歌 森田りえ子展」(京都・承天閣美術館)、同年京都美術文化賞
2021年 城南宮奉祝絵馬奉納
・田中裕子 『華道』2021〜2022年担当
福岡県生まれ
2012年 京都造形芸術大学大学院芸術研究科専攻博士課程修了。同大在学中に院展に入選し、以後同展を軸に活動
2013年 京都日本画家協会第1期展奨励賞
2014年 第2回桜花賞展(東京・郷さくら美術館)出品(2017年第5回展も)
2017年 個展「季節の中で」(台北・敦煌藝術中心 Caves Art Center)
現在 日本美術院院友
・山﨑鈴子 『華道』2023～2024年担当
1983年 東京都生まれ
2014年 京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻博士課程修了
在学中、2011年「第26回国民文化祭京都2011美術展」日本画部門 文部科学大臣賞
2019年 高野山金剛峯寺(和歌山)に作品「二重奏」が奉納される。同年長崎県天佑寺に襖絵「常世図・現世図」奉納
2021年 高島屋お中元・お歳暮メインビジュアルに採用
1回目の展覧会の様子(当館1階展示室)テーブルごとに担当した月刊誌『華道』を並べました。
1回目の展覧会の様子(当館2階展示室)今回の展覧会でもメインとなる会場です。正面・森田りえ子先生 左・岩田壮平先生 右・田中裕子先生 中央の生け花は池坊の髙林佑丞様が展覧会をイメージして生けてくださりました。
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