AI活用のM&Aアドバイザリー「WMD」、 マッチングプラットフォーム『ディールスコープ』を正式ローンチ
- 2025年、日本市場への本格進出を計画 -
中小企業向けM&Aに革新をもたらすアドバイザリー企業「WMD(ダブリューエムディー)」は、独自開発のAIマッチングプラットフォーム『ディールスコープ(DEAL SCOPE)』を2025年4月23日、韓国にて正式にローンチしました。同社はこのプロダクトを足掛かりに、2025年には日本市場への参入を本格化させる方針です。
▲WMDの構想を紹介する代表 イ・ジェミン氏
WMDは、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士といった専門家が中心となって設立された、成長企業・中小企業向けのM&Aアドバイザリー会社です。
韓国では現在、急速な高齢化や後継者問題の深刻化に伴い、中小企業M&Aのニーズが急増しています。一方で、情報の非対称性やマッチングの非効率性など、従来の課題も依然として残されており、WMDはこれらをAI技術により解決することを目指しています。
▲ディールスコープのロゴ
今回リリースされた『ディールスコープ』は、買収希望者の投資方針や財務状況、希望業種などをAIが自動分析し、成約確度の高い案件を優先的に推薦するマッチングプラットフォームです。従来の手動による探索方法と比較して、案件発掘の所要時間を70%以上短縮し、取引成立の可能性を大幅に高めることが可能となっています。
また、WMDは企業価値の算定を自動化するプラットフォーム『アトラス(ATLAS)』も併せて展開。取引事例比較法やDCF法(ディスカウント・キャッシュ・フロー法)など複数の評価モデルを搭載しており、迅速かつ一貫性のある価値評価を実現します。
▲AIプラットフォーム『ディールスコープ』
WMD代表であり、弁護士および公認会計士資格を有するイ・ジェミン氏は、次のようにコメントしています。
「韓国でも日本と同様に、高齢化や経営者の引退により中小企業のM&Aニーズが急速に高まっています。『ディールスコープ』を通じて韓国市場におけるM&Aの非効率を是正し、日本企業が韓国の有望企業にスムーズにアクセスできる環境を整えていきたいと考えています。」
WMDは2025年、日本市場に進出し、日韓間の中小企業M&A活性化に貢献することを目指しています。
■会社概要
WMD Inc.
代表 : イ・ジェミン(Greyson)
所在地 : 11F, 7, Teheran-ro 37-gil, Gangnam-gu, Seoul (Yeoksam-dong, JOY Tower)
公式サイト: https://www.wemakedeal.co.kr
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