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高橋みなみがパーソナリティを務める 「ひきこもりVOICE STATION 2024」開催  ~ひきこもり経験者の声にふれ、 誰もが生きやすい社会について考える~

◆「“HIKIKOMORI” ANYONE?他人事じゃないかも展」◆ 2025年2月19日(水)~24日(月・祝) @渋谷 n_space  ◆「ひきこもりVOICE STATION フェス」◆ 2025年2月22日(土) @渋谷ヒカリエホール/オンライン  フェス:13:00~16:10 当事者会/交流会:16:45~19:00  ひきこもり当事者/経験者×クリエイターによる「当事者の思い」を 様々な作品から伝える展示プロジェクトとフェスを合わせて開催します!

厚生労働省は、ひきこもりに理解がある地域社会の実現を目指し、9月より「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン」を6ブロック(滋賀、栃木、山形、山口、鹿児島、愛知)で開催して参りました。

これに続き、ひきこもり当事者/経験者×クリエイターで共に「当事者の思い」を伝える作品を制作し、展示するプロジェクト「“HIKIKOMORI” ANYONE?他人事じゃないかも展」を、2025年2月19日(水)~24日(月・祝)に渋谷 n_spaceにて開催。そして本年度のプロジェクトの集大成となる「ひきこもりVOICE STATION フェス」を2025年2月22日(土)渋谷ヒカリエホールにて開催します。


高橋みなみ

高橋みなみ


■初開催「“HIKIKOMORI” ANYONE?他人事じゃないかも展」 無料

ひきこもり当事者/経験者×クリエイターで共に「当事者の思い」を伝える作品を制作し展示するプロジェクト。

展覧会アンバサダーにひきこもり経験者でもある宮本亞門さんを迎え、音楽クリエイターのヒャダインさんや漫画家ひうらさとるさん、他アートや映像、漫画、VR作品など幅広いジャンルのクリエイターが参加し、普段届けることが難しい当事者たちの声をクリエイティブでつなぎ、多くの方たちに届けます。

作品は、それぞれのクリエイターが、当事者/経験者が所属する当事者団体/支援団体を通して、当事者/経験者の方の思いを受けて制作したものや、実際に一緒に制作した作品も登場します。


会期  : 2025年2月19日(水)~24日(月・祝)

      11:00~19:00 (最終日は 17:00まで)

会場  : n_space

      (東京都渋谷区宇田川町13-9 KNビル1F-2F/渋谷駅ハチ公前徒歩5分)

作品点数: クリエイター9名 約25点

詳細  : https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/anyone



■展覧会アンバサダー 宮本亞門さん×ひきこもり当事者

作品:映像

演出家宮本亞門がファシリテーターをつとめ、ひきこもり経験者や家族とともに自身の人生経験を朗読劇にワークショップを実施。自分のひきこもり経験をグラフ化し、発表。その中からいくつかを朗読劇にして、参加者が演じた。その朗読劇の映像とメイキング映像の公開。


宮本亞門

宮本亞門


■音楽クリエイター ヒャダイン×ひきこもり当事者

作品:音楽

ひきこもり経験のあるボカロP※からの楽曲を募集。20曲の中から一曲を音楽クリエイターヒャダインが選曲プロデュース。さらに選ばれた楽曲「カレンダー/七桁ラピ調r」の世界観をアニメで表現。ひきこもり経験のあるアニメーション制作チーム「SHAKE HANDS」がMV制作を担当。

※「VOCALOID(ボーカロイド)」および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。



■漫画家 ひうらさとる×女性ひきこもり当事者

作品:漫画

女性当事者との対話する中で見えてきた女性特有の生きづらさ、ひきこもっていた当時の声を漫画表現の手法を使って作品化する。自問自答し自分を責め続ける苦悶の日々を1ページで表現。



■VRアーティスト せきぐちあいみ×ひきこもり経験者

作品:VR動画

ひきこもり経験者とのVR体験会や対話を通して、VRアーティストのせきぐちあいみがVRペイントにより当時見ていた悪夢をバーチャル空間上に再現。

観覧者はVRゴーグルをつけ、ひきこもり経験者の夢を体感できる作品。



■俳人 夏井いつき×写真家 百々新による俳句フォト

作品:パネル、フォトブック

ひきこもり経験者から俳句を募集する「おウチde俳句大賞(ひきこもごも部門)」にて、夏井いつき氏により選ばれた俳句に合わせて写真を撮影し、ひきこもり経験者の悲喜交々を伝える写真作品として展示。作者の句に込めた思いもテキストで紹介。

撮影:大倉英揮



■現代美術家・社会活動家 渡辺篤(アイムヒア プロジェクト)

作品:インスタレーション

リアルタイムで当事者と繋ぐ作品やコロナ禍で孤立した人たちとの共創作品を展示。

コロナ禍に、孤独孤立を抱える国内外の人々にインターネットで呼びかけ、スマホ用の小型望遠鏡を無償で送り、月の写真を送ってもらい、ライトボックスによる作品となった。それぞれの孤独孤立を認め合い、ここにいない誰かを想像する作品。(2020-2024年制作)


《Your Moon》撮影:大倉英揮

《Your Moon》撮影:大倉英揮


今まさにひきこもりをしている全国の当事者が、展覧会上に吊るされた複数の球体ライトを遠隔操作する作品。ライトの点滅により、来場者は「ここに居ない人々の存在」と「ここに来られる自分」について考えることだろう。(2020-2025年制作)


《ここに居ない人の灯り》撮影:井上桂祐

《ここに居ない人の灯り》撮影:井上桂祐



■現代美術家 池平徹兵×ひきこもり当事者20名

作品:大型油彩作品

現代美術家池平徹兵はひきこもり経験のある自立支援施設の若者たち約20名と絵画ワークショップを実施。彼らによって描かれた絵をコラージュしたキャンバスに絵を描きたしていく形で、大型絵画作品を制作。全てが主役であり、互いが引き立て合う必要な存在であることを視覚化した「希望」が描かれている。


《共鳴の宇宙》

《共鳴の宇宙》


■画家/アーティスト 井澤由花子×ひきこもり当事者のご家族

作品:映像

ひきこもり経験のある家族を持つ方と対話をしながら、絵画をタブレット端末上に完成させる。その作成過程の動画の描写とご家族のインタビュー音声とをコラージュし、動画作品として展示。ヒアリングから見えてきた「家族の風景」を描写。


《VOICE PAINTING:家族の風景》

《VOICE PAINTING:家族の風景》


■「ひきこもりVOICE STATION フェス」開催概要 無料

第1部では、パーソナリティにタレントの“高橋みなみさん”を迎え、同時開催の展覧会「“HIKIKOMORI” ANYONE?他人事じゃないかも展」のアンバサダー“宮本亞門さん”や“参加のクリエイター”をゲストに、当事者/経験者とリモートでつなぎながら、ひきこもりへの誤解や偏見の解消をめざします。

第2部では、2024年に実施した全国キャラバンの報告をはじめ、当事者/経験者、支援者や「“HIKIKOMORI” ANYONE?他人事じゃないかも展」の企画に参加した学生とともに、パネルトークを行い、ひきこもりについて理解を深め「わたしができること」を考えます。

また、フェス終了後はひきこもり当事者/経験者の方同士で交流する「当事者会」と、当事者/経験者、家族、支援関係者など立場を超えて交流する「交流会」も実施します。


日時:2025年2月22日(土)13:00~16:10(開場 12:30)

会場:(1) 渋谷ヒカリエホール(東京都渋谷区渋谷2丁目21-1)

   (2) オンライン(YouTube Liveにて配信)

定員:リアル会場100名(申込多数の場合抽選)


<出演者>

第1部(13:00-14:30)

パーソナリティ:高橋みなみ

「ひるおび」(TBS)や「いじめをノックアウト」(NHK Eテレ)などテレビ番組の他、ラジオやイベントなど幅広くマルチに活躍中。


ゲスト    :宮本亞門(演出家/「“HIKIKOMORI” ANYONE?他人事じゃないかも展」アンバサダー)

        ヒャダイン(音楽クリエイター)

        ひうらさとる(漫画家)

        せきぐちあいみ(VRアーティスト)

        百々新(写真家)

        渡辺篤(現代美術家/社会活動家)

        池平徹兵(現代美術家)

        井澤由花子(画家/アーティスト)


ひきこもりVOICE STATION 1部出演者_1

ひきこもりVOICE STATION 1部出演者_1

ひきこもりVOICE STATION 1部出演者_2

ひきこもりVOICE STATION 1部出演者_2

ひきこもりVOICE STATION 1部出演者_3

ひきこもりVOICE STATION 1部出演者_3


第2部(14:50-16:10)

全国キャラバンの登壇者と展覧会企画に参加した学生とともに、ひきこもりについて理解を深め「わたしができること」を考えます。


パネリスト:井手佑典(特定非営利活動法人いまから理事長)

      齋藤三枝子(NPO法人KHJとちぎベリー会理事長)

      境泉洋(宮崎大学教育学部教授) 他

      ※登壇者は変更になる場合があります


ひきこもり当事者会・交流会(16:45-19:00)

ひきこもり当事者/経験者の方同士で交流する当事者会と、当事者/経験者、家族、支援関係者など立場を超えて交流する交流会。同じ経験をしている人、自分とは異なる立場の人のお話や「ひとりではない」と思える場が、明日へのヒントや、新たな気づきとなるかもしれません。


<ヒカリエホールでの参加>

当事者会は当事者/経験者のみ、交流会は当事者/経験者、家族、支援者等が参加できます。

定員:各約30名


<オンライン当事者会(使用ツールOVICE)>

会場に参加ができない全国の当事者/経験者が対象となります

定員:約30名

※申込締め切り:2月10日(月)17時。いずれも申込人数が定員を超過する場合は、抽選制となります。

詳細/お申込(公式ホームページ): https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/fes/


2023年度の様子

2023年度の様子


※全てアーカイブにてご覧いただけます( https://x.gd/xuq3t )


主催:厚生労働省/後援:文部科学省

運営:ひきこもりVOICE STATIONキャンペーン事務局

TEL :03-6205-4560(平日 10:00〜18:00)

ひきこもりVOICE STATION 公式HP: https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp

すべての画像

高橋みなみ
宮本亞門
《Your Moon》撮影:大倉英揮
《ここに居ない人の灯り》撮影:井上桂祐
《共鳴の宇宙》
《VOICE PAINTING:家族の風景》
ひきこもりVOICE STATION 1部出演者_1
ひきこもりVOICE STATION 1部出演者_2
ひきこもりVOICE STATION 1部出演者_3
2023年度の様子