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共感力と自己肯定感を育む「涙活」授業、横浜・星槎学園で開催

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2025年2月4日 09:00
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通称「なみだ先生」として、企業・自治体・教育機関・医療機関・福祉施設向けの「涙活」(るいかつ)研修や講演などを手がけている、感涙療法士の吉田英史は、2025年2月6日(木)星槎学園(神奈川県横浜市神奈川区栄町8-4 プラザ栄光ビル6F)で児童の共感力や自己肯定感を高める「涙活」の授業を実施します。
涙活の授業の様子
涙活の授業の様子

■共感力と自己肯定力を高める涙活プログラムとは

「涙活」とは、意識的に涙を流すことによってストレス解消を図ることを目的とした活動です。涙を流すことによって、自律神経が緊張や興奮を促す交感神経から、脳がリラックスした状態にある副交感神経が優位な状態へとスイッチが切り替わります。
「涙活は、ストレス解消を図る方法として考案されましたが、それを教育にも応用したのが、「涙活」を使った授業です。人は涙を流すとき、おでこの先にある前頭前野、通称、共感脳を震わせます。人は何かに感動した時や共感した時に、共感脳が震え、涙活は、この共感脳を震わせる活動でもあります。その仕組みを利用し、共感力や自己肯定力を高めるワークショップを開発し、小中学校、高校で、実践しています。また「総合的な学習の時間」や「探求学習」でも題材として提供しています。

■涙活の授業の教育的効果

① 共感力が高まる

共感力を高めるには、共感脳とも呼ばれる前頭前野を刺激してふるえやすくすることが重要です。涙活の授業では、いくつかの動画を見て、参加者それぞれが泣けたシーンがどこだったか、泣けた理由は何かを話し合い、自分や他者の価値観や意外な一面を共有します。このように、自分とは異なる他者の視点、価値観を獲得すると、共感脳が活発化してふるえやすくなるのです。

②自己肯定感が高まる

共感力を高めると、自分自身を肯定する力も身につきます。「孤独でさびしい」「自分はとるに足らない存在だ」といった自己否定の感情を持つ人は、視野が狭くなっていて、物事を多様に見られない状態にあります。涙活の授業は、他者の共感ポイントを知ることで他者を理解するとともに、お互いを肯定できる「やさしさにあふれる場所」を醸成します。この「やさしさにあふれる場所」に立ち会った経験によって視野が広がり、「自分はこれでいいんだ」と自己を肯定する力も養えるのです。

③ チームビルディング(強い組織を構築していくための手法)にも活用

「話しにくかったクラスメイトが涙活の授業で涙する姿を見て声をかけやすくなった。」、「コミュニケーションがとりやすくなり、クラスの結束力、連帯感が生まれた。」等々、同じ泣きの場を共有することで人との関係性が深まります。涙は人の感情を動かすのです。

■涙活の授業概要

日時:
2月6日(木)14時~15時半 

場所:
星槎学園高等部横浜ポートサイド校
(住所:神奈川県横浜市神奈川区栄町8-4 プラザ栄光ビル6F)

対象:
高校3年生30人

内容:
①涙の効能についての講義
なぜ泣くとストレス解消になるのかの仕組みを医学的エビデンスに基づいて解説します。
【ポイント】講義で「泣いてはいけない」という思い込みを外し泣きやすくします。

②感涙動画上映、絵本の読み聞かせ、手紙文の朗読
さまざまなジャンルの泣ける題材を使って参加者に涙を流してもらいます。
【ポイント】ジャンルは、家族モノ、恋愛モノ、友情モノ、動物モノ、アスリートモノと多彩。あらゆる角度から参加者の泣きのツボを刺激します。

③泣ける話創作ワークショップ
参加者に「○○への感謝の手紙」と題して泣ける話を書いて発表してもらいます。
【ポイント】多くの人が発表しながら泣き出し、それを聞いてる周りの人も号泣します。

④「一枚の写真で泣こう」ワークショップ
参加者に一枚の写真を静かに三分間みてもらいます。
【ポイント】参加者それぞれが自由な解釈ができるので、カスタマイズされたストーリーで泣くことができます。

⑤「泣き言セラピー」ワークショップ
参加者に泣き言(弱音、愚痴、ストレス)を書き出して(吐き出して)もらいます。
【ポイント】胸の内にあるストレスを言葉にすることでモヤモヤが整理されスッキリします。

⑥涙友タイム
涙活体験の気づきや感想、「どこで泣いたのか、なぜ泣いたのか」の話を参加者同士で共有します。
【ポイント】他人の泣いた理由を聞いて泣き出す人が続出します。
涙活は前頭前野、通称、共感脳をふるわせる活動。
涙活は前頭前野、通称、共感脳をふるわせる活動。
涙活で副交感神経が優位な状態にスイッチングして脳はリラックス状態に。一週間ストレス軽減状態が続きます。
涙活で副交感神経が優位な状態にスイッチングして脳はリラックス状態に。一週間ストレス軽減状態が続きます。
POMS心理検査で涙を流すことによって心の混乱や怒りがしずまり、敵意が軽減することがわかっています。
POMS心理検査で涙を流すことによって心の混乱や怒りがしずまり、敵意が軽減することがわかっています。
泣くことの効用をわかりやすく図解で解説します
泣くことの効用をわかりやすく図解で解説します
様々な手段を使って参加者に泣いてもらいます
様々な手段を使って参加者に泣いてもらいます
泣きやすくするための状況(環境)づくり
泣きやすくするための状況(環境)づくり
泣ける話を書いてもらいます。泣きながら発表する人も。
泣ける話を書いてもらいます。泣きながら発表する人も。
参加者に泣き言を吐き出してスッキリしてもらいます。
参加者に泣き言を吐き出してスッキリしてもらいます。
意識的に泣く涙活トレーニングをします
意識的に泣く涙活トレーニングをします
涙友タイム中に自分の話をする中で泣き出す参加者も。
涙友タイム中に自分の話をする中で泣き出す参加者も。

■過去の教育関連のメディア例

▲「涙」で共感力を高める!思いやりや優しさを育むコツ

▲大阪高校での涙の授業の様子

▲品川女子学院や蒲田女子高校での涙の授業の様子

・「涙の授業」で共感力と自己肯定感を(2020/11/20『月刊日本教育』)

http://www.tearsteacher.com/nihonkyouiku.png


・「涙活」で共感する力を育てる(2017/7/17『週刊教育資料』)

http://www.tearsteacher.com/tyouryuu.html

過去に実施した生徒向け涙活講座

■講師・吉田英史(よしだひでふみ)プロフィール

1975年生まれ。早稲田大学で心理学、教育学を学び、同大学院で人材マネジメントを研究。高齢者福祉施設、学校勤務を経て、現職に。高校教師時代に相談に来る生徒たちを見ていて相談中に泣き出す生徒ほど早く立ち直っていくことから「涙は人をスッキリさせて立ち直らせる効果がある」ことに注目していた。2013年から「涙活」をスタート。認定資格「感涙療法士」を医師、脳生理学者で東邦大学医学部名誉教授の有田秀穂氏と共に創設。感涙療法士として、教育機関(生徒・先生・PTA向け)、医療機関(医師や看護師等の医療関係者向け)、福祉施設(利用者、職員向け)、企業、自治体において、涙活講演会やワークショップを実施。
元高校教師(英語科・情報科教員免許)スクールカウンセラー(公認心理師)、通称「なみだ先生」。主な著書に『涙活力 (るいかつりょく)』(玄文社)

▼ なみだ先生HP:https://www.tearsteacher.com/
▼ 涙活HP:https://www.ruikatsu.net/
▼ 感涙療法士認定講座HP:https://www.ruikatsu.net/kanruiryohoshi
▼ 涙と旅カフェ あかね HP : https://www.ruikatsu.net/tearsandtravelcafe
▼ 鎌倉涙活ツアーHP:https://www.ruikatsu.net/kamakuraruikatsu
『涙活力(るいかつりょく)』 吉田英史著
『涙活力(るいかつりょく)』 吉田英史著
現在次の新聞で毎週1回12回に渡って「なみだ先生の涙活のすすめ」と題して連載中。

・埼玉新聞 8月28日~(毎週水曜)
・中国新聞 8月28日~(毎週水曜)
・佐賀新聞 8月28日~(毎週水曜)
・静岡新聞 8月30日~(毎週金曜)
・長崎新聞 9月2日~(毎週月曜)
・沖縄タイムス 9月2日~(毎週月曜)
・下野新聞 9月3日~(毎週火曜)
・日本海新聞 9月5日~(毎週木曜)
・福井新聞 9月12日~(毎週木曜)
・北日本新聞 10月5日~(毎週土曜)
・山陰中央新報 10月8日~(毎週火曜)
・山梨日日新聞 10月8日~(毎週火曜)
・京都新聞 10月14日~(毎週月曜)
・新潟日報 10月15日~(毎週火曜)
・大分合同新聞 10月17日~(毎週木曜)
・信濃毎日新聞 10月23日~(毎週水曜)
・東奥日報 11月1日~(毎週金曜)
・千葉日報 11月3日~(毎週日曜)
・南日本新聞 11月5日~(毎週火曜)
・宮崎日日新聞 11月13日~(毎週水曜)
・岐阜新聞 11月21日~(毎週木曜)

【涙活 参考WEB記事】

・鎌倉で「涙活」ワークショップ 泣いてすっきり、ストレス解消 (2022年7月15日 鎌倉経済新聞)
https://kamakura.keizai.biz/headline/487/

・「40代以上の男性を泣かせたい」 都内開催の“涙活セミナー”に記者が参加、会場で見た意外な光景とは?(2021年7月21日『アーバンライフメトロ』)
https://urbanlife.tokyo/post/62034/

・自分の「泣きのツボ」を知り、1週間に1回、涙を流そう (2020年2月18日『THE21オンライン』 メンタルヘルス特集)
https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/7329

・泣くほどストレスに強くなる?「涙活」の魅力(2019年7月15日『商業界ONLINE』 サッポロビール社で社員に向けて涙活セミナー)
https://news.line.me/issue/oa-shogyokaionline/13430eac00d8

・30年泣いていなくても3秒で泣く方法教えます(2021年6月4日 『PRESIDENT 【プレジデント】』)
https://bit.ly/3TiszIr

・気軽に泣けるカフェとは? - “泣きの専門家”がはじめた優しい空間   (2019年3月27日『マイナビ』)
https://news.mynavi.jp/article/20190327-792105/

【涙活 参考YouTube映像】

・ 『テレビ大阪ニュース』 泣いてストレス解消「涙活」 涙なしには見れない映像も
・ 『イギリス国営放送BBC』 日本社会は泣きづらい? 心と身体を癒す「涙活」
・ 『ニューヨークタイムズ』なみだ先生「あなたが最後に泣いたのはいつですか。」
・ 『関西テレビNEWS』 「涙活」から「泣くロボット」まで コロナ禍で再注目の「涙」 ストレス解消にとどまらないその“効能”とは
・ 『フィリピン国営放送』涙活ドキュメンタリー

■団体概要

名称: 吉田オフィス
代表者: 吉田英史
所在地: 東京都新宜区西早稲田2-1-17酒井ビル1F酒井ビル1F
事業内容: 「涙活」セミナーの実施
URL:https://www.tearsteacher.com/
電話:08071184090(吉田)
メール:tearstherapy@gmail.com