【倉敷芸術科学大学】「リンクの評判も上々」「無事に終わってホッとしています」/冬季国スポの競技会場となったヘルスピア倉敷の石井統括本部長
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2025年2月7日 14:10 倉敷芸術科学大学のヘルスピア倉敷アイスアリーナなどを舞台に開催された「第79回国民スポーツ大会冬季大会」のスケート、アイスホッケー競技が2月5日に幕を閉じました。西日本で初開催の冬季大会とあって、東北地方のスケートリンクを視察するなど、入念に準備を重ねてきたヘルスピア倉敷の石井基道・統括本部長は「リンクの評判も上々でした。無事に終わってホッとしています」と胸をなでおろしています。
ヘルスピア倉敷で行われた競技はフィギュアスケート(1月27~30日)とアイスホッケー(2月1~5日)。石井さんら7人のスタッフは、フィギュアスケートではジャンプする際、エッジが引っかかったりしないように氷上整備車を慎重に走らせて、削り残しを防ぐのに注力しました。
アイスホッケーでは各ピリオド(20分間)の間の10分間の休憩時間に素早く氷上を整備する必要があります。全選手が退場するまでの時間を差し引いて、ざっと残り8分間で氷上整備車を走らせ、リンクの表面を削り取りながら、散水を行います。「散水量を均一にするため、カーブでは水の量を絞り、直線では増やします」と石井さん。時間との勝負です。
ある朝、リンクに来てみると、30㍍ほどの亀裂が入っていました。石井さんはリンク早番の1人と2人で亀裂にシャーベット状の氷を手作業で詰め込んで固め、何とか競技に間に合わせました。外気温の急激な低下で、氷が冷え過ぎたのが原因でした。
石井さんは「複数の方から『いいリンクだった』との声をいただきました。選手がベストの力を発揮できるように、スタッフ全員がそれぞれ自分の役割をしっかり果たしてくれたおかげです。西日本で初の冬季大会の会場としての責任は十分果たせたと思っています」と会心の笑顔で話してくれました。
ヘルスピア倉敷で行われた競技はフィギュアスケート(1月27~30日)とアイスホッケー(2月1~5日)。石井さんら7人のスタッフは、フィギュアスケートではジャンプする際、エッジが引っかかったりしないように氷上整備車を慎重に走らせて、削り残しを防ぐのに注力しました。
アイスホッケーでは各ピリオド(20分間)の間の10分間の休憩時間に素早く氷上を整備する必要があります。全選手が退場するまでの時間を差し引いて、ざっと残り8分間で氷上整備車を走らせ、リンクの表面を削り取りながら、散水を行います。「散水量を均一にするため、カーブでは水の量を絞り、直線では増やします」と石井さん。時間との勝負です。
ある朝、リンクに来てみると、30㍍ほどの亀裂が入っていました。石井さんはリンク早番の1人と2人で亀裂にシャーベット状の氷を手作業で詰め込んで固め、何とか競技に間に合わせました。外気温の急激な低下で、氷が冷え過ぎたのが原因でした。
石井さんは「複数の方から『いいリンクだった』との声をいただきました。選手がベストの力を発揮できるように、スタッフ全員がそれぞれ自分の役割をしっかり果たしてくれたおかげです。西日本で初の冬季大会の会場としての責任は十分果たせたと思っています」と会心の笑顔で話してくれました。