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「猫の日」もきっかけ。30万部突破の人気小説 「猫を処方いたします。」シリーズ最新刊3/11 発売

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2025年2月21日 10:00
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石田祥「猫を処方いたします。」シリーズ(PHP文芸文庫)
石田祥「猫を処方いたします。」シリーズ(PHP文芸文庫)
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2025年3月11日に『猫を処方いたします。4』(石田祥 著/税込935円)を発売します。本書は、猫と人の交流を描く連作短編小説シリーズの第4弾です。2月22日の「猫の日」にちなんで、毎年2月は猫本コーナーを設ける書店が目立ち、多くの店舗が盛り上がります。「猫を処方いたします。」シリーズも、猫好きな読者が店頭で「ジャケ買い」するなど支持を集め、昨年の2月から3月にかけては通算2万部を増刷しました。最新刊となる第4巻刊行をもって、シリーズ累計発行部数は30万部を突破します。

「猫を処方いたします。」シリーズとは

「猫を処方いたします。」シリーズは、京都の裏路地にある不思議なメンタルクリニックを舞台に、医者と患者、そして薬の代わりに患者へ処方される猫たちとの触れ合いを描いた小説です。2023年3月の第1巻発売直後から、表紙や作品内に登場する猫たちの可愛らしさで人気に火がつきました。同年11月には、第11回「京都本大賞」の受賞と同時にシリーズ累計10万部突破を達成し、書店員や読者に広く認知されました。2025年2月17日には、Web連載されていたコミカライズ版の単行本第1巻『猫を処方いたします。➀』(石田祥 原作/ふじもとまめ 漫画/講談社)も発売されています。
書店展示の一例(紀伊國屋書店厚別店)
書店展示の一例(紀伊國屋書店厚別店)

第4巻に登場するのは、依存症やルッキズムに効く「処方猫」たち

第4巻では、スマホ依存症の小学生やルッキズムにとらわれた女子大生が患者として登場します。現代の社会問題にも触れつつ、クリニックの医者・ニケ先生が処方する猫たちの「思わぬ効き目」にハッとさせられる4作を収録しました。また、過去作で処方された猫をクリニックに返却できなかった人物も再登場。その後が描かれると同時に、次回作への布石も置かれました。『猫を処方いたします。4』の刊行に先立ち、弊社ウェブサイトでは、霜田有沙さんが手がけるシリーズ装画を、SNSアイコンとブックカバーにして無料配布中です。

『猫を処方いたします。4』について

著者近影(写真:後藤鐵郎)
著者近影(写真:後藤鐵郎)
1975年、京都府生まれ。高校卒業後、金融会社に入社し、のちに通信会社勤務の傍ら小説の執筆を始める。2014年、第9回日本ラブストーリー大賞へ応募した『トマトの先生』が大賞を受賞し、デビュー。『猫を処方いたします。』が第11回京都本大賞、第13回うつのみや大賞文庫部門大賞を受賞。著書に「猫を処方いたします。」「ドッグカフェ・ワンノアール」シリーズ、『元カレの猫を、預かりまして。』『夜は不思議などうぶつえん』『火星より。応答せよ、妹』『にゃんずトラベラー』がある。
【書誌情報】
書名:猫を処方いたします。4
著者:石田祥
発売日:2025年3月11日
判型・製本:文庫判並製
ページ数:304ページ
定価:924円(税込)
ISBN:978-4-569-90473-3
発行:株式会社PHP研究所
『猫を処方いたします。4』石田祥 著(PHP文芸文庫)
『猫を処方いたします。4』石田祥 著(PHP文芸文庫)
※著者への取材や書評などのための献本も承っておりますので、お申し付けください。