建物メンテナンス作業管理サービス「ArcLib」、 モバイルアプリの点検機能を強化
住友セメントシステム開発株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻田 享二)は、建物のメンテナンス作業管理を行うクラウドサービス「ArcLib」のモバイルアプリを強化し、2025年2月26日(水)にリリースいたしました。
サービス詳細URL: https://arclib.jp/
当社は、2009年から建物(オフィスビル、商業施設、工場、ホテル等)のメンテナンス作業管理を行うクラウドサービスArcLibをビルオーナー、オーナー代行、建物管理会社向けに提供しております。ArcLibは、年間・月間の作業計画を立て、予実の管理から実施結果の報告書出力といったビルメンテナンス業務から中長期修繕計画の作成などのプロパティマネジメント業務まで施設管理業務を総合的に支援するサービスです。
施設管理に伴う各種の情報の可視化・自動化・一元化を1つのクラウドサービスで実現し、建物管理業務の改善にご利用頂いております。
当社では、2013年に日常の点検・検針作業をタブレットで記録するモバイルアプリの提供を開始しました。現在は点検後の報告書作成・検針(メーターの画像をAIで自動読み取り)・修繕の作業記録をタブレットやスマートフォンで完結できるモバイルサービスを提供しています。
この度、ユーザー様のご要望を踏まえ、現場の点検業務の更なる支援を目的に機能の強化を行いましたのでお知らせします。
また、2025年3月4日(火)~7日(金)で開催している「ビルメンCONNECT」にて本サービスの展示を行っています。
■サービスの特徴と機能強化の内容
(1) 現在の帳票がそのまま使える点検アプリ
各現場で使用されている点検帳票は、様々な様式で作成され、都度変更が行われています。モバイル端末を利用した記録に切り替えた場合においても、現在の様式そのままのイメージで点検の記録が行えるため、切り替え時に簡単な設定作業ですぐに始められる点がご好評を頂いております。オプションで初期設定全てお任せ頂くことも可能です。(図1)
図1 点検表のイメージ例
(2) 最大15回分の点検履歴の推移をグラフ表示
点検では、現場で異常値を判断するため過去の値と比較しながら記録しているケースありますが、過去の点検記録を持ち出すための準備に手間がかかっていました。
今回の機能追加により、入力中の点検表に過去の値を表示し、比較しながら点検が記録できるようになりました。手間のかかっていた過去の点検記録を持ち出す作業がなくなり、より効率的な点検が実現できます。また履歴は、設定した回数分(最大15回分)が遡って参照でき、推移はグラフやリストで表示されるため、直感的にご利用頂けます。(図2)
図2 リスト・グラフで傾向を表示
(3) 蓄積したデータの有効活用により売上UPに貢献
蓄積された点検記録は、簡単にグラフ化して活用することが可能です。例えば、設備担当者がお客様に報告を行う際にも、簡単な条件設定で履歴の推移を出力して示すことができ、日常の記録を基に様々な提案に活用できます。蓄積された後の情報の利活用まで見据えお客様の施設管理業務の収益の改善や管理品質の向上をご支援してまいります。(図3)
図3 点検結果データの抽出例
■今後の展開予定
・ArcLib不具合管理機能
■サービス紹介URL
URL: https://arclib.jp/
■会社概要
会社名 : 住友セメントシステム開発株式会社
所在地 : 東京都港区芝大門1-1-30 芝NBFタワー3階
代表 : 代表取締役社長 辻田 享二
設立 : 1988年12月
資本金 : 1億円
事業内容: ソフトウェアサービスの開発、販売