IT人材不足が深刻化する日本社会へ 次世代エンジニア育成のための教育プログラム 『くむすた』をリリース
株式会社CRETARIA(本社:京都市下京区、代表取締役:小野 瑞穂)は、急速に進むIT人材不足と技術力の空洞化という社会的課題に対し、未来のエンジニアを育てるためのプログラミング教育プログラム『くむすた』を2025年4月1日より提供開始いたします。
■日本の技術力の持続可能性を支える“基礎から育てる”教育
日本はかつて「ものづくり大国」と呼ばれ、世界の技術革新を牽引してきました。しかし今、AI、IoT、DXといった最先端分野で他国に遅れをとり、IT人材不足が経済発展のボトルネックになりつつあります。文部科学省や経済産業省もIT教育の必要性を訴えていますが、教育現場では「何から始めればいいのか分からない」という声が多く上がっています。
『くむすた』は、こうした社会背景のもと、プログラミング未経験者でも“自ら考え、自ら作る力”を段階的に育む教育環境を提供することで、次世代の日本を支える実践型エンジニアの育成に貢献することを目指しています。
自ら考え自ら作る力
■プログラミング技術ではなく、“エンジニアとしての基礎力”を育てる
多くの教材が特定の言語や技術に特化する中、『くむすた』では、あえて“基礎文法”“アルゴリズム”“考え方の型”に徹底的に注力しています。あらゆる言語に応用可能な基礎力をまず身につけることで、どんな時代・技術にも適応できるエンジニアを育てる狙いがあります。
また、教育現場でも使いやすいよう、講師が手取り足取り教えなくても進められる「写経型学習法」を採用。これは京都大学 喜多 一教授との共同研究から生まれた学習モデルです。現在、多くの大学で「写経型学習法」によるワークブックは活用されています。
写経型学習法
■ロボット×プログラミングで、実践と応用を楽しく学ぶ
『くむすた』では、学習者が作成したプログラムを、実際に二足歩行ロボット「クムクム」が動作することで、学んだ内容を直感的かつ楽しく体感できます。画面上で動く3Dロボットと、実機のロボットを切り替えて使えるため、コストを抑えながら本格的な学習が可能です。
視覚的なブロックで学ぶScratch、コードでしっかり書くPythonと、学習者の段階や目的に合わせた柔軟な学習が可能で、子どもから大人まで幅広く対応しています。
くむすた
■すべては「技術立国・日本」の未来のために
プログラミング教育は、もはや一部の専門家だけのものではなく、すべての子どもたち、学び直しをしたい大人たち、地域で学びを支えたい教育者にとって重要なテーマです。
特に、これからの社会を支える地方や小規模教室にとって、手軽に始められ、かつ実践力を伴う教材は必要不可欠です。
『くむすた』は、教材の販売や技術の押し付けではなく、「一人でも多くの人がITに触れ、日本の未来を自らの手で支えていく」という願いから生まれた教育プログラムです。
未来のエンジニア育成に向け、志ある教育者・学習者の皆さまとともに取り組んでいけることを、私たちは心より願っております。
■株式会社CRETARIA 概要
事業内容:こども用教育資材の企画・開発・販売
代表者 :代表取締役 小野 瑞穂
設立 :2016年8月29日
資本金 :7,400万円
所在地 :〒600-8472 京都市下京区西洞院通四条下ル妙伝時町720 光悦ビル5F
裏付けある技術と情報をもとに、母親目線を活かしたサービスを企画開発する企業です。
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