TAKANAWA GATEWAY CITYにおいて警備サービスを開始します ~「この街には、CSPがいる。」人と技術が織りなす 最先端のエリアマネジメントセキュリティ~
セントラル警備保障株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役執行役員社長:市川 東太郎、以下「CSP」)は、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:喜勢 陽一)が2025年3月27日にまちびらきを行う、TAKANAWA GATEWAY CITY*1において、警備サービスを開始します。
“この街には、CSPがいる。”をコンセプトに、これまで培った技術とノウハウを結集し、人(警備員)と技術(セキュリティプラットフォーム「梯(かけはし)」*2、画像サービス*3、警備ロボット*4など)を融合させ、街全体を守る高度な警備サービスの実現で、この街に関係するすべての皆さまに安全・安心をご提供します。
TAKANAWA GATEWAY CITY(画像提供:JR東日本)
1. 人(警備員)
CSPは1971年に警備業界で初めて自社研修施設を開設し、「警備は人なり」を第一に掲げ、人財育成に力を入れてまいりました。警備業法で定められた教育の他、護身術や接遇教育を含めた各種研修を行っています。
このTAKANAWA GATEWAY CITYを担当する警備員は全国より選抜し、さらに以下の事項を推進し、街全体を守ります。
研修の様子
(1) 安全に対する対応力を高めます
防災センター業務に従事するにあたり、通常業務での習得以外に、自衛消防技術試験、上級救命講習及び自衛消防業務講習(防災センター要員含む)の資格を全員が取得します。
(2) お客さまに寄り添ったサービスを実現します
ホスピタリティ溢れる接遇力の向上を目的とし、准サービス介助士、秘書検定3級などの資格を全員が取得します。
(3) デジタルリテラシーに高い警備員が対応します
街全体が警備対象となるため、セキュリティプラットフォーム「梯」並びに様々な検知ソリューションシステムを導入します(「2. 技術(システム)」を参照)。これらのシステムを的確に使用できる警備員が担当します。
2. 技術(システム)
広大な敷地を警備するために、エリアマネジメント手法を取り入れ、街区にとらわれず、複数棟を一元管理することで、効率的な警備体制を実現します。その実現には、セキュリティプラットフォーム「梯」を用いることにより、従来の棟ごとに配置していた警備員の対応エリアを拡大させ、緊急時においても、複数棟の管理が可能となります。併せて、「梯」には、警備ロボットの検知ソリューションを繋ぎ、最新技術(システム)による警備の高度化を実現させます。
最新技術による警備高度化のイメージ
(1) セキュリティプラットフォーム「梯」
従来の防災センター業務は、警報の認知、警報内容、場所の確認、警備員への対応指示を多数の人員で行っていました。それらをセキュリティプラットフォーム「梯」に接続することで、情報(インシデント)を統合し、データ収集や解析された情報を基に、最寄りの警備員を自動的に選定し出動指示をします。警備員はモバイル端末で指示を受けとり、現場へ駆けつけて対応したのち、モバイル端末で対応した内容を関係各所へ報告・共有することにより自動化・効率化を行い、警備体制の最適化を実現します。
(2) 画像解析を活用した警備
画像解析によって複数のカメラがとらえた画像から、人物の特徴を識別し、リアルタイムに検出できます。このことにより、不審者・不審物の検知や迷子等の施設内の人物検索を容易に行うことができ、緊急性の高い場面での活用が期待されます。また、各種用途に併せた画像解析技術を活用することで警備品質を向上させます。
(3) 警備ロボット「C-SParX(シースパークス)」
従来より、警備員が行っている、立哨や巡回業務を、CSPが新たに開発した警備ロボット「C-SParX」が代わりに行います。「C-SParX」は、各種センサーによる安定した自律走行や、複数のカメラによって、高精度なAI解析を行い、異常を検知します。さらに、複数の箇所に配置した「C-SParX」がそれぞれセキュリティプラットフォーム「梯」と連携することで、監視の一元管理ができ、警備員との緊密な連携で業務の効率化を向上させます。
警備ロボット「C-SParX」
3. “この街には、CSPがいる。”
CSPはTAKANAWA GATEWAY CITYのコンセプトである「100年先の心豊かなくらしのための実験場」を活用し、安全・安心・快適な街の実現に向けて、警備サービスを通じ、様々な社会課題の解決に取り組んでまいります。そのためにTAKANAWA GATEWAY CITYでのエリアマネジメントのノウハウや、セキュリティプラットフォーム「梯」に蓄積される情報(インシデント)と位置情報等のデータ分析を通じ、予兆・未然防止に活用し、セキュリティレベルのさらなる向上を目指します。
今後は、TAKANAWA GATEWAY CITYでの実績をもとに大規模開発やスマートシティへ参画し、サービスの拡充や最新技術の導入を積極的に進め、より高度なセキュリティソリューションを提供し続け、「この街には、CSPがいる。」のイメージを実現し、皆さまの暮らしを守り続けてまいります。
※1 TAKANAWA GATEWAY CITY( https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241030_ho02.pdf )
※2 セキュリティプラットフォーム「梯」( https://www.we-are-csp.co.jp/corporate/securityplatform/index.php )
※3 画像サービス( https://www.we-are-csp.co.jp/corporate/office/camera/index.php )
※4 警備ロボット( https://www.we-are-csp.co.jp/corporate/csparx/index.php )