インテック、従来型EDIにインターネットEDI機能を追加 ~...

インテック、従来型EDIにインターネットEDI機能を追加 ~トータルEDIシステム「EDIServ」がAS2に対応~

報道関係者各位                     2006年12月11日
プレスリリース                   株式会社インテック

         従来型EDIにインターネットEDI機能を追加
        トータルEDIシステム「EDIServ」がAS2に対応

株式会社インテック(本社:富山市、代表取締役執行役員社長:宮地 秀明、
以下 インテック)は、トータルEDIシステム「EDIServ(エディサーブ)」の
オプション機能として、通信ソフトウェア「AS2 Connector」を開発しました。
「AS2 Connector」は、インターネットEDIの通信手順として国際標準になり
つつある「EDIINT AS2*1」に準拠しており、「EDIServ」と組み合わせること
で、インターネットでの安全なデータ交換を可能にします。
今月15日から販売を開始します。

EDI(Electronic Data Interchange)は、商品の受発注や決済など商取引に
関するデータを標準化し電子的に交換する仕組みのことで、大幅な省力化を
目的に主に流通業界などで利用が進んでいます。
データを交換する際の手順や規約を定めたものが通信手順であり、日本国内の
EDIでは長年、公衆回線を利用したJCA手順、全銀手順等が使われてきました。

しかし、インターネットが普及するのに伴い、今後、インターネットを活用
した次世代EDIの導入が進むものと見込まれています。「EDIINT AS2」は、
欧米では大手流通業、消費財製造業等で広く採用されており、インターネット
EDIの標準的な通信手順となりつつあります。

国内でも海外企業とのEDIで採用されているほか、日用品化粧品業界EDIネット
ワーク運営会社のプラネットが8月よりEDIINT AS2に対応したインターネット
EDIサービス「SMOOTHEDI」を開始するなど、ニーズが急速に高まっています。

インテックの「EDIServ」は、EDIに必要な機能をすべて搭載したトータルEDI
パッケージで、1997年9月の発売以来、約300ライセンスの出荷実績があります。
今回、「EDIINT AS2」へのニーズに対応し、オプション機能「AS2 Connector」
を開発しました。

すでに「EDIServ」を導入されているお客さまは、「AS2 Connector」を追加
するだけで、全銀手順やJCA手順など従来型EDIの機能に加え、「EDIINT AS2」
に準拠したインターネットEDIの機能が利用できるようになります。
充実した運用管理機能はそのまま使えるため、運用負荷を増やすことなく、
インターネットで安全なデータ交換が可能になります。

インテックは、インターネットとXMLを活用した次世代EDIの普及と市場拡大を
推進しています。EDIServのほか、インターネット活用に特化したEDI用通信
ソフトウェア「B-ixServ(ビックスサーブ)」の提供も行っており、幅広い
ラインアップの中から、お客さまは業務に応じて柔軟にEDIを導入することが
できます。
また、インテックはEDIINT AS2の利用に必要な暗号化技術や電子署名等の認証
基盤として、電子証明書発行サービス「EINS/PKI+(アインス/ピーケイアイ
プラス)」を展開しており、EDIシステムの構築をトータルに提供してまいります。


*1 「EDIINT AS2」:
Electronic Data Interchange-Internet Integration Applicability
Statement 2。
IETF(インターネット技術の標準化組織)で提案されたインターネットEDI標準
規格。RFC4130として公開されている。


【製品に関するお問い合わせ先】
株式会社インテック ネットワーク営業部
TEL : (03)5665-5026
FAX : (03)5665-5099
URL : http://www.intec.co.jp/

※記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。

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