新横浜ラーメン博物館、「元祖 名島亭」を2月18日にオープン...

新横浜ラーメン博物館、「元祖 名島亭」を2月18日にオープン ~福岡県民が足繁く通う、とんこつラーメン~

新横浜ラーメン博物館(所在地:横浜市港北区、代表取締役:岩岡 洋志)は、とんこつラーメン発祥の地である福岡県民が足繁く通うお店、博多「元祖 名島亭」を2015年2月18日(水)にオープンする運びとなりました。

築炉釜だしとんこつラーメン
築炉釜だしとんこつラーメン

URL: http://www.raumen.co.jp/information/news_000237.html

ラーメンは、凄まじいスピードで世界中に広がっており、現在海外に2,000軒以上のラーメン店が存在します。醤油、塩、味噌、とんこつと大きく分けると4つの味が存在しますが、海外において最も人気なのが「とんこつラーメン」です。日本で「とんこつラーメン」が多い地域は九州で、特にとんこつラーメンの発祥地である福岡県では、いまだに「とんこつ以外ラーメンではない」と考える人も多くいます。いわば福岡県民は世界で最もとんこつラーメンにうるさい人々と言えます。


【ラーメンは寿司を超えた?】
2014年12月、株式会社リクルートライフスタイルが訪日旅行経験者を対象に行ったアンケートによると、「実際に食べたメニューで美味しかったもの」の1位にラーメン(32.0%)がランクインし2位の刺身(21.8%)に約10%近い差をつけました。また、「実際にどんなお店に行ったか」の問いでもラーメンが寿司(44.3%)を上回り1位(48.7%)となりました。このことはラーメンが寿司、天ぷらに代わる日本の定番食になったと考えられ、今、最も注目を浴びている日本食がラーメンであることが裏付けられています。では、海外の方々は何味のラーメンが好きなのでしょうか?そしてその理由は?


【とんこつラーメンが世界を席巻!その理由は?】
これまでの取材でほとんどの方が以下の4つの理由のどれかを挙げています。
(1) 味噌、塩、醤油がなじみのある調味料に対して、「とんこつ」というのは未知の味である。
(2) 「とんこつラーメン」のような白濁したスープというのは珍しく、好奇心をそそる。
(3) 醤油や塩に比べてヘルシーに見える。
(4) 10時間~48時間という長時間かけて作られているということに価値を感じる。

(1)や(2)はある程度想像できる理由ではありますが、(3)は日本とは全く逆のイメージです。しかしこれにも理由があります。特に欧米人は目に見える脂を嫌う傾向があり、醤油ラーメンにわずかな脂が浮いていても敬遠する傾向があります。しかし「とんこつ」は脂がスープと乳化しているため見た目は脂が使われていなくヘルシーに感じるのです。そして(4)に関しての理由は、1杯1,000円前後の料理に、それだけの時間を費やしているということが大きな価値であると思われています。
そして一番の理由は、何よりも1度食べた人の満足度が高く、結果的に「とんこつラーメンは美味しい」という口コミとなって広がっています。

※欧米、アジアの取材(ラー博TV)、新横浜ラーメン博物館に来館した外国人に対しての取材(2013年~2014年)
ラー博TV「世界ラーメン紀行」 http://www.youtube.com/user/rahakutv


【日本におけるとんこつラーメン】
「とんこつラーメン」という言葉は昭和50年代に醤油、塩、味噌と区別するために付けられた造語です。当時としては「九州にある白濁したラーメン」という意味合いで使われていましたが、現在では「白濁したスープのラーメン」を指すことが多いです。また、「とんこつラーメン=九州」というイメージは今でも強くあり、毎年様々な調査機関で行われる「好きなご当地ラーメン」のアンケートでも、とんこつラーメンの聖地「博多ラーメン」は常に1位争いをしている不動の人気ご当地ラーメンです。


【これまで新横浜ラーメン博物館で紹介した九州ラーメン】
●博多「一風堂」出店期間:1994年3月6日~2001年6月3日
 94年の出店時には博多本店のみ。当時の博多の新潮流として紹介。
●熊本「こむらさき」出店期間:1994年3月6日~現在
 熊本ラーメンの元祖。福岡以外の九州ラーメンとして紹介。
●久留米「魁龍」出店期間:2001年7月11日~2004年8月31日
 スープの底に骨粉が残る、世界一濃厚なとんこつラーメンとして紹介。
●博多「ふくちゃんラーメン」出店期間:2004年8月3日~2009年11月25日
 臭みのないとんこつラーメンのパイオニア的存在のお店として紹介。
●久留米「大砲ラーメン」出店期間:2009年12月19日~2013年1月11日
 とんこつラーメン発祥の地・久留米の雄として紹介。


【とんこつラーメンにうるさい博多っ子が通う名島亭】
新横浜ラーメン博物館では、これまで様々な切り口でとんこつラーメンのお店を紹介してまいりましたが、今回は、世界で最も注目されている「とんこつラーメン」を最も知り尽くした福岡県民が足繁く通うお店として博多「元祖 名島亭」を誘致・紹介することとなりました。
「名島亭」は、博多の中心街から8kmも離れた住宅街にあるにもかかわらず、地元のみならず県外からも連日多くの人が訪れています。また九州で最も美味しいラーメンを決める番組「九州ラーメン総選挙」で1位を獲得するなど、「とんこつラーメンの聖地・九州」で圧倒的な支持を得ています。
1987年の創業以来、本店のみの営業でしたが、この度初の支店として新横浜ラーメン博物館に登場します。

<スープ>
1987年の創業以来、継ぎ足され続けているスープは「築炉釜(ちくろがま)」で2日間以上かけて丹念につくられ、深みのあるまろやかなスープが特長です。

<麺>
麺は博多・長浜地区特有のコシの強い極細ストレート麺。歯切れが良く、シコシコとした食感がお愉しみいただけます。

<具材>
具材はチャーシュー、ネギ、キクラゲと、とんこつスープとのバランスを考えシンプルな構成に。ネギは水炊き用の香り高い「博多産万能ねぎ」を使用。


【店舗概要】
店舗名  :博多「元祖 名島亭」
場所   :新横浜ラーメン博物館 地下2階
オープン日:2015年2月18日(水)
本店住所 :福岡県福岡市東区名島2-41-7

プレスリリース動画

カテゴリ:
店舗
タグ:
フード・飲食

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