「gacco」で、大阪工業大学による 『知的財産とビジネス』講座開講が決定
NTTナレッジ・スクウェア株式会社(以下 ナレッジ・スクウェア)は、株式会社NTTドコモ(以下 ドコモ)と共同で推進する、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(以下 JMOOC)公認の、日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC※1)提供サイト「gacco(ガッコ)」( http://gacco.org/ )において、大阪工業大学による「知的財産とビジネス」講座を開講することを決定しました。本日より募集を開始します。
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大阪工業大学コースカード
■大阪工業大学「知的財産とビジネス」
昨今、海外での模倣品問題や、日本の技術的競争力の確保といった視点で、「知的財産」がマスコミに取り上げられることが多くあります。一方で「知的財産」の話は専門的で、とっつきにくいと感じている人も多いのが現状です。この講座は、専門的で難しいと思われがちな「知的財産」の話を、一般のビジネスパーソンが理解しやすいように、できるだけ簡単に解説しようとするものです。
知的財産にはいろいろなものがありますが、本講座では、「特許」、「意匠」、「商標」を取り上げます。「特許」は、新しい技術的なアイデアを模倣から守り、イノベーションの種を育てていくものです。「意匠」は、消費者を魅了する魅力的な製品デザインを模倣から保護するものです。「商標」は、確固たるブランドイメージを築くために使われます。
本講座では、知的財産それ自体についての解説だけではなく、知的財産がビジネスの世界とどのように関係しているかにも焦点を当てて講義をします。
まず、講座の前半では、知的財産とビジネスとの関係について説明します。知的財産の詳細に入る前に、産業界で何が起きているか、その背景の解説とビジネスとの相関について解説します。
次いで、講座の後半では、知的財産の法律的側面について、法律の専門家でない人でも理解し易いように、基本的な事項に絞って制度の全体像を説明します。
■講座概要
<募集開始>
本日(3月4日)
<開講日>
6月30日開講(予定)
<講座名>
「知的財産とビジネス」
<担当講師>
大阪工業大学 知的財産学部
林 茂樹 教授
・内容
第1週 知的財産と企業活動
<担当講師>
大阪工業大学大学院 知的財産研究科
小林 昭寛 教授
・内容
第2週 知的財産の価値評価
<担当講師>
大阪工業大学大学院 知的財産研究科
大塚 理彦 教授
・内容
第3週 特許制度の概要
<担当講師>
大阪工業大学大学院 知的財産研究科
内藤 浩樹 教授
・内容
第4週 意匠制度と商標制度の概要
「gacco」を提供するドコモ、ナレッジ・スクウェアは、今後もJMOOCと連携し、国内でのMOOCの普及・推進に取り組んでまいります。
※1 MOOC:Massive Open Online Coursesの略。Web上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス。2012年より米国を中心として、主要大学および有名教授によるオープンオンライン講座として公開され、世界中から2,000万人以上が受講している。
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