謎解き×自閉症体験で障害理解とサポートを促す新感覚ワークショップを開始 ～自閉症グッズを身に付け、未来の小学校を舞台に5月23日より3週連続開催～

特定非営利活動法人ADDS(所在地：東京都新宿区、共同代表：熊 仁美、竹内 弓乃)は、自閉症スペクトラム障害の知識と適切なサポートの普及・啓蒙を目指し、教育や療育などに関わる全ての人に向けたワークショップ「88分のI～謎解き×自閉症体験～」を開発いたしました。
そしてこの度、2015年5月23日より、都内の廃校を活用した会場でリリース記念に3週間連続で開催いたします。

チラシ表面

88分のI～謎解き×自閉症体験～
http://www.adds.or.jp/?page_id=672


「88分のI～謎解き×自閉症体験～」は、自閉症グッズを身に付け、子どもたちの見え方／聞こえ方を体験しながら、未来の学校を舞台に謎解きに挑む新感覚のワークショップです。体験を通じて、お子さんが感じる困難や、得意なことを知り、そこから見える「多様性」や「個性」への気づきを得ることができます。体験の後には、座学による研修も併せて実施しますので、自閉症の知識や、明日からできる具体的なサポートに関する専門知識を学べます。


■88分のI～謎解き×自閉症体験～開催背景
教育や子育ての現場等で問題になっている自閉症や発達障害(正式名称：自閉症スペクトラム障害)は、60～80人に1人の発症率とも言われ、全ての人が当事者や関係者になりうる問題です。しかし、身近でその問題を考える機会はなく、多くの人は出会った時に初めて困り、戸惑い、「落ち着きがないな」「なんでこの子はこんなことするんだろう」と怒ったり、「私の力不足でこうなってしまった」と悩んだりしています。

もっと早くに正しい知識を知っていれば、大人も、子どもも、大切な学びの時間を上手に使うことができるはずです。しかし、大人が「知りたい！」と思っても適切な学びの場がないことや、そもそも「知りたい」という気持ちになる手前で戸惑ったり疲れたりしてしまう、そんな人が多いのが現状です。

そこで特定非営利活動法人ADDSでは、これまでになかったエンターテイメント性と専門性を併せ持った新しい研修「88分のI～謎解き×自閉症体験～」を開発し、教育や子育てなどの現場で働く50人以上のモニターを経て、リリースに至りました。

単にエンターテイメントとして参加しても十分楽しめるため、障害に対して構えずに、より多くの方が参加しやすく、自閉症について広く知っていただける内容となっています。


■「88分のI」に込めた想い
「88」は、自閉症の発症率に関する数であり、「あの子」と「私」の無限∞の可能性。そして「I」は「1」であり、「I (私)」。このプログラムを経て、「次はこうしよう！」と新しい一歩を踏み出せば、「私」の可能性も、「あの子」の可能性も広がるはずだと考えました。
沢山の「私」の一歩を後押しできることを願っています。


【セミナー開催概要】
名称　： 88分のI～謎解き×自閉症体験～
開催日： (1) 5月23日(土)18:30～20:30
　　　　 (2) 5月31日(日)10:00～12:00
　　　　 (3) 5月31日(日)13:00～15:00
　　　　 (4) 6月11日(木)18:30～20:30
場所　： 芸能花伝舎
　　　　 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-12-30
　　　　 http://www.geidankyo.or.jp/12kaden/chizu/index.html
　　　　 (西新宿駅、都庁前駅より徒歩6分、新宿駅西口より徒歩15分)
料金　： 2,500円／人
URL　 ： http://www.adds.or.jp/?page_id=672

＜お申し込み方法＞
必要事項を記載し、「88分のI参加希望」と明記の上、下記連絡先までご連絡ください

1．お名前
2．ご希望日時
3．ご参加人数
4．ご連絡先(メールアドレス)

MAIL： advanced@adds.or.jp
TEL ： 03-6908-7125


【団体概要】
自閉症などの発達障害のあるお子さんとその保護者を、効果の実証された手法によってサポートしています。また、この手法による早期集中療育を日本に根付かせることを目指しています。
全てのスタッフが大学院を修了し、様々な研究に従事してきた高い専門性と、10年以上の豊富な臨床経験を元に活動しています。

団体名　： 特定非営利活動法人ADDS
代表者　： 共同代表　熊 仁美、竹内 弓乃
所在地　： 〒160-0023　東京都新宿区西新宿7-22-31 柏木MURA206号
事業内容： セラピスト派遣サービス、保護者トレーニング
URL　　 ： http://www.adds.or.jp