発達障害、早期療育パパママの手で！ 情報発信イベントを11月23日、青山で開催

特定非営利活動法人ADDS(所在地：東京都新宿区、共同代表：熊 仁美、竹内 弓乃)は、自閉症などの発達障害がある子どもへの早期支援の普及・啓蒙を目指し、療育を行うか迷っている保護者に向けた情報発信イベント「先輩パパママ100人に訊く！家庭療育ことはじめ～100から学ぶ1のこと～」を、2015年11月23日(月・祝)に開催いたします。

イベント　バナー

先輩パパママ100人に訊く！家庭療育ことはじめ～100から学ぶ1のこと～
http://www.adds.or.jp/event/


●背景
人と目を合わせない、名前を呼んでも振り向かない、なかなか言葉が出ない、特定の物へのこだわりが強いなど、様々な症状をもつ自閉症は、発症率が68人に1人とも言われます(米国疾病管理予防センター, 2010)。この自閉症は発達障害の一つで、心の病気ではなく先天的な脳機能の障害です。応用行動分析(Applied Behavior Analysis：ABA)という理論体系に基づき早い段階で療育(治療・教育)を行うと、その症状が劇的に改善することが複数の研究から明らかになっており、米国などでは自閉症への支援モデルとして最も推奨されています。しかし、日本にはまだほとんど浸透しておらず、情報・人材・経済的支援ともに全く足りていません。私たちADDSは、保護者が子どものよき理解者・支援者となり家庭で取り組める早期療育プログラムを開発し、2009年よりこれまでに約140家庭に提供してきました。その結果、子どもの知能指数や適応行動の向上、保護者の自己効力感の向上など大きな成果が出ています。


●イベントの意義
「先輩パパママ100人に訊く！家庭療育ことはじめ～100から学ぶ1のこと～」では、子どもの発達に悩みを抱え、今まさにリアルな情報を求めている保護者に対し、早期療育に実際取り組んできた先輩パパママが実体験に基づき情報提供を行うイベントです。講演会のようにかしこまった場ではなく、子育てで大変なパパやママに楽しんでもらえるフェスタ形式で、先輩パパママがカフェのスタッフ、ワンコインネイルブースのネイリスト、ポイントメイクブースのBC、手作りワークショップの講師に扮し、おもてなしをしながら悩みを訊き、情報提供をするという、日本でも大変珍しいイベントです。
早期にお子さんの発達の遅れや偏りに気づき、自らアクションを起こして主体的に家庭療育に取り組んできた先輩パパママの経験や知見、子どもへの愛情や熱意は、素晴らしいものです。今まさに1人で悩んでいる保護者が、同じ境遇にあった先輩から良質な話を訊き、子どもの可能性を広げる一歩を踏み出すきっかけ作りをします。


【開催概要】
名称　： 先輩パパママ100人に訊く！家庭療育ことはじめ
　　　　 ～100から学ぶ1のこと～
開催日： 2015年11月23日(月・祝)
場所　： 青山一丁目「匠ソホラ」
料金　： 500円／人(お菓子・ドリンクチケット付)
URL　 ： http://www.adds.or.jp/event/

＜お申し込み方法＞
下記URLのイベント特設ページの「お申込みフォーム」より必要事項を記載し、お申込みください。
http://www.adds.or.jp/event/


【団体概要】
自閉症などの発達障害のあるお子さんとその保護者を、効果の実証された手法によってサポートしています。また、この手法による早期集中療育を日本に根付かせることを目指しています。
全てのスタッフが大学院を修了し、様々な研究に従事してきた高い専門性と、10年以上の豊富な臨床経験を元に活動しています。

団体名　： 特定非営利活動法人ADDS
代表者　： 共同代表　熊 仁美、竹内 弓乃
所在地　： 〒160-0023　東京都新宿区西新宿7-22-31 柏木MURA206
事業内容： 親子向け療育プログラムの提供、支援者育成事業、
　　　　　 「自閉症体験」などの普及啓発事業
URL　　 ： http://www.adds.or.jp