村上春樹氏大人気エッセイを初電子化 『走ることについて語るときに僕の語ること』(文藝春秋) 7月31日Kindleストア、楽天kobo、iBooks、紀伊國屋書店、 Reader Storeで先行予約開始!
株式会社文藝春秋(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:松井清人)は8月28日(金)村上春樹氏の『走ることについて語るときに僕の語ること』の電子書籍版を発売いたします。それに先立ち、7月31日(金)から、Kindleストア、楽天kobo、iBooks、紀伊國屋書店、Reader Storeの各書店で先行予約を開始いたします。村上氏の既刊エッセイとしては初の電子書籍化となります。
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書影
今回、電子書籍版が発売される『走ることについて語るときに僕の語ること』は、専業作家となった1982年の秋から走りはじめ、現在まで世界各地でフルマラソンやトライアスロンで走り続けてきた村上氏が、走ることとそのときの自分の気持ちを素直に書き綴ったエッセイ集です。
書き下ろしのかたちで書き始められた文章には、東京、ハワイ、ボストンなどを走った際の村上氏の思いが記されています。さらに「走る」という行為を媒介に小説家としての村上春樹を考察する内容ともなっています。
この作品は村上春樹氏のエッセイの中でも特に電子書籍化の希望が多かった作品です。村上春樹ファンはもちろんのこと、空前のマラソンブームの中増え続けるランナーたちにも必読の1冊です。
村上氏の作品は、海外ではすでに電子書籍化されており、国内でも、先日、期間限定サイトをまとめた『村上さんのところ コンプリート版』が電子書籍として発売されましたが、既刊エッセイとしては、本作が初の電子書籍化となります。
【村上春樹さんから、電子版発売にあたってのコメント】
「これまで世界中のいろんな国を訪れてきたけれど、そこでだいたい必ず「村上さん、あなたの『走ることについて語るときに僕が語ること』を愛読書にしています」という読者に出会うことができた。もちろんみんな熱心なランナーだ。そういう人たちに巡り会うたびに、「走る」というのは本当に世界の共通語なのだなと実感する。世界のどこに行ったって、道路は道路だし、42キロは42キロなのだ。そういう部分で、この本は僕にとって、少し特別な意味を持つ本になっているかもしれない。今回電子書籍化されることで、より多くの読者=ランナーに出会うことができれば嬉しい。」(村上春樹)
■書誌情報■
著者 :村上春樹
書名 :『走ることについて語るときに僕の語ること』
販売価格 :560円 *電子書店により異なる場合があります
予約開始日:7月31日(金)
発売日 :8月28日(金)
主要販売電子書店:Kindleストア、楽天Kobo、iBooks、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、GALAPAGOS STORE他、電子書籍を販売している主要書店
■著者紹介 村上春樹■
1979年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞。82年に『羊をめぐる冒険』で野間文芸新人賞、85年『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞、96年『ねじまき鳥クロニクル』で読売文学賞、99年『約束された場所で underground 2』で桑原武夫学芸賞。2006年には、フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、07年に朝日賞、坪内逍遥大賞、09年エルサレム賞、『1Q84』で毎日出版文化賞を受賞するなど、日本だけでなく世界の多数の文学賞を受賞。『ノルウェイの森』『国境の南、太陽の西』『神の子どもたちはみな踊る』『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』『女のいない男たち』や『レイモンド・カーヴァー全集』など多くの著作、翻訳があり、新作の発表時には常に注目を集める人気作家です。
■関連URL■
http://hon.bunshun.jp/articles/-/3201
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167502102
*本リリースの書影添付画像はご自由にお使い下さい。
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