「世界のベストレストラン50」 2017年度リストの51位から100位までを発表 アジアからは日本のレストラン3店を含む計9店がランク入り
「世界のベストレストラン50」の2017年のリストが2017年4月5日(水)、オーストラリアのメルボルンにて発表されますが、それに先駆け3月28日(火)、51位から100位までのリストが発表されました。日本からは、52位の東京・六本木の「日本料理 龍吟」をはじめ、「鮨 さいとう(97位、東京・六本木)」と「フロリレージュ(99位、東京・神宮前)」の3店が同圏内にランクインしました。同圏内リストのハイライトは以下のとおりです。
・11店がリスト初登場
・6大陸、24カ国のレストランがランクイン
・アメリカ合衆国からは、最多の9店がリスト入り
・スペインとフランスからは、それぞれ4店のレストランがエントリー
・2017年度の「注目のレストラン」ミーレ賞を受賞し、55位に初登場したバルセロナの「ディスフルタール(Disfrutar)」が、「最上位の新規入賞レストラン賞(Highest New Entry award)」を獲得
・2月にバンコクで発表された「アジアのベストレストラン50」で「最上位の新規入賞レストラン賞」を受賞した「オデット(Odette)/シンガポール」が86位にランクイン
・2016年度の「ラテン・アメリカのベストレストラン50」に選出された5店がエントリー
・2017年度の投票総数は前年から52%増加
「世界のベストレストラン50」のリストは毎年、「世界のベストレストラン50アカデミー」のメンバーによる投票に基づいて決定されますが、その投票結果を集計することで、51位から100位までの順位も決定しています。本年は、全世界でアカデミーメンバーが1,040名にまで増え、投票のルールも若干変更となりました。2016年までメンバー1人が投票できる数は7票でしたが、今年から10票に増え、10票のうち少なくとも4票はメンバーが在住するエリア以外のレストランに投票しなくてはいけないというルールになりました。これにより、総投票数が大幅に増加し(2016年比で52%増)、より多様性に富んだ地域および国から選出されたレストランがリストに名を連ねる結果となりました。「世界のベストレストラン」のリストからは、次世代に注目をあびるであろうレストラン、これから話題になるであろう料理や地域のトレンドなども読み取っていただけます。投票のプロセスおよび結果については、2016年に引き続き、外部のコンサルタント会社であるデロイト社に審査および監査を依頼しています。
その他、51位~100位圏内のリストにおける注目ポイントは以下のとおりです。
・世界各地でのガストロノミー文化の発展を反映するように、メキシコ(スード777(Sud 777)/75位)、アメリカ(アトリエ・クレン(Atelier Crenn)/83位)、ロシア(セルフィー(Selfie)/88位)、韓国(ミングルズ(Mingles)/89位)、デンマーク(カドー(Kadeau)/94位)、ブラジル(オリンペ(Olympe)/100位)などの多様な国から、ランキング入り初の店が登場しました。
・リストに先駆けて先日発表した部門賞のひとつ、「最優秀女性シェフ賞」に輝いたアナ・ロス氏率いる、スロベニア・コバリードにある「ヒシャ・フランコ(Hisa Franko)」が69位に初登場しました。
・2月にバンコクで発表した「アジアのベストレストラン50」のうち9店が、「世界のベストレストラン」の51位~100位圏内にランクインしました。上記の日本の3店に加え、シンガポールの「バーント・エンズ(Burnt Ends)/53位」、本年の「アジアのベストレストラン50」で「最上位の新規入賞レストラン賞」を受賞した「オデット/86位(同じくシンガポール)」、2016年から26位も順位を上げた、香港の「オット・エ・メッツォ・ボンバーナ(8 1/2 Otto e Mezzo Bombana)/60位」などです。
・同圏内にランクインした9店のアメリカのレストラン中で最高位を獲得したのは、2016年の97位から58位に順位を大幅に上げた、ニューヨークの日本料理店「モモフク・コー(Momofuku Ko)」でした。
・2017年度の「注目のレストラン」ミーレ賞に選ばれた、「エル・ブリ」出身の3名のシェフ率いる「ディスフルタール/スペイン・バルセロナ」が、55位に初登場しました。同圏内のスペインのレストランとして最上位、さらに新規入賞レストランとしても最上位の輝かしい結果です。
・2016年度の「ラテン・アメリカのベストレストラン50」に選出された5店がランクインしました。メキシコの「ビコ(Biko)/65位」と75位に初登場した「スード777」、ブラジルの「ラサイ(Lasai)/76位」、「マニ(Mani)/81位」、100位に初登場した「オリンペ」です。
・フランスからは4店がランクインしました。フランスのレストランとしては同圏内最高位となった64位のマドレーヌ・スー・モントルイユ村にある「ラ・グルヌイエール(La Grenouillere)」と、パリの3店、「ル・サンク(Le Cinq)/80位」、「ル・シャトーブリアン(Le Chateaubriand)/93位」、「エピキュア(Epicure)/96位」です。
・イギリスからは、すべてロンドンにある「ライルズ(Lyle's)/54位」、「セント・ジョン(St. JOHN)/91位」」、「ヘドン(Hedone)/98位」の3店がランクインしました。
「来月5日にオーストラリアで開催する『世界のベストレストラン50』の授賞式に先立ち、このほど51位から100位のランキングを発表させていただきました。このランキングの結果は、新しい食のトレンドや今をときめくシェフのみならず、変わらぬクオリティーを維持するリストの常連店にもスポットライトをあてるものです。特に2017年度のリストは、世界のガストロノミー文化を取り巻く多様性や高揚感、そして将来性を反映する内容となったと思います。」(「世界のベストレストラン50」グループエディター、ウィリアム・ドリューのコメント)
2017年度の「世界のベストレストラン50」に関する最新情報は、以下のソーシャル・メディアでご確認いただけます。また、授賞式の様子はライブストリーミングでもご覧いただけます。
Twitter : @TheWorlds50Best #Worlds50Best
Facebook : https://www.facebook.com/50BestRestaurants
Instagram : @TheWorlds50Best
YouTube : The World's 50 Best Restaurants
ライブストリーミング: http://www.finedininglovers.com
(サンペレグリノおよびアクアパンナ提供)
受賞レストランのリストを含むすべての結果は以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.theworlds50best.com/
また、本リリースに関する高解像度画像などは以下のリンクよりダウンロードいただけます。
http://releasd.com/bd01
【ウィリアム リード メディア グループについて】
2002年より発表している「世界のベストレストラン50」リストはウィリアムリード メディア グループにより運営されており、同社はリスト選出にかかわる投票システム、リスト作成、授賞式の運営に関するすべての責任を担っています。
【ホスト国:オーストラリアについて】
隅々まで手つかずの見事な自然の景観が広がるオーストラリアには、新鮮で、他では手に入らない食材を最大限に活用したメニューを提供するユニークなレストランが数多くあります。成長と発展を続けるワイン・シーンを背景に、多くのシェフたちが豊かな他民族文化と多文化主義の国の歴史を慈しみ、生み出すオーストラリア・クイジーンは、自由と創造性に満ちた感覚に溢れています。何よりもオーストラリアが他の国と異なるのは、素晴らしい気候と、圧倒的な自然の美しさ、そして快活なアウトドア・ライフスタイルと言えます。
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