株式会社リテックが姿勢測定と楽しい運動の連携システムを開発健康経営活用のため、株式会社ラッキーソフトで実証実験開始

2017.10.12 15:45

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株式会社リテック(本社：神奈川県平塚市、以下リテック)は、神奈川県の公募事業「神奈川県ロボット実用化促進補助金」を活用し、体のゆがみや猫背等姿勢の課題解決や運動の提案を行う健康支援システムを開発しました。同システムを用いて株式会社ラッキーソフト(本社：神奈川県平塚市)にて実証実験を行います。

ケアピっと画像

◆事業概要◆

パソコン作業や運動不足により姿勢が歪む「猫背」は、肩こりや腰痛、消化不良など不調をきたし、若い世代にも深刻な課題となっています。姿勢測定により課題の早期発見、更に改善に役立つ運動まで提案し、健康経営や健康寿命の延伸に取り組みます。

◆開発したシステム◆

高速姿勢測定システム「ケアピっと」と、リハビリテーショントレーニングツール「TANO」を連動させた健康支援システムを開発しました。IT企業の職業病ともいえる肩こり・猫背等の不調が多い株式会社ラッキーソフトの従業員をモニターとして、10月23日から1ヵ月間実証実験を行い、モニターの心身の変化の有無及び健康観の変化を追跡します。

従業員の姿勢や歪みを視覚化し、行動変容の動機づけと運動を実施することで、姿勢評価～個々の状態に適した改善運動を一連の流れで実施できます。5分以内で姿勢測定から運動まで実施できる為、多忙な従業員でも気軽に参加でき、業務の合間の気分転換や作業効率の向上に役立ちます。

◆商品紹介◆

【高速姿勢測定システム「ケアピっと」・TANO連携システム】

「ケアピっと」はモーションセンサーの前に立つだけでわずか3秒で、体のゆがみや姿勢を測定します。装着器具や侵襲もなく猫背や日頃自覚しない姿勢のゆがみ等を「見える化」します。

「TANO」はモーションセンサーが動きや声をとらえ、ゲームのように楽しくバーチャルトレーニングが行える介護予防システムです。

「TANO」は2015年神奈川県公募型「ロボット実証実験支援事業」の採択を契機に、理学療法士等専門家の監修と現場のニーズを追求し、リハビリテーションを楽しく支援する開発を続けています。

本システムの最大の魅力は「ケアピっと」による姿勢の意識改革のみならず、「TANO」と連携させることにより、最適な「TANO」トレーニングコンテンツを自動選定し、改善に向けたコンサルティングまで行うところです。実証実験では、個人ごとのデータの蓄積を行い、システム活用の効果及び従業員の健康観の変化を検証します。

(本システムの販売は2018年4月頃の予定)

本システムは、自分の姿勢の「ゆがみ」だけでなく、「どのような運動をすると姿勢改善に役立つのか教えてほしい」というユーザーのニーズにお応えし開発しました。

美姿勢や運動を気軽に行い、継続することで「未病へのアプローチ」を応援します。

「かながわロボットイノベーション2017」(11月29日～12月2日)に出展し、実際に多くの方に「見て」「測って」「体験して」いただく機会をご提供します。

(1)鮮明な画像で姿勢評価を実施

センサーの前に立つだけで簡単に体のゆがみを測定します。肩・骨盤の傾斜の有無、猫背や反り腰の有無、X脚やO脚の有無が結果表示されます。

(2)TANO運動実施の際は結果ラベル出力

TANOトレーニングプログラムは自動抽出され、QRコードで表示されます。運動実施の際はラベルプリンターに接続し、結果ラベルを出力します。

(3)姿勢結果により自動でTANO運動を実施

印刷された結果ラベルに印字されたQRコードを読み込むと、「猫背解消コンテンツ」等結果により自動選定されたTANOトレーニングプログラムが開始されます。

【結果ラベルイメージ】