キッズウェイ、クラウド型環境センサーを提供開始
業界初の「温度・湿度」「風速」「人感」が一体になったデバイスで、 作業者・管理者が安心・安全な建設現場を実現
情報通信事業を展開する株式会社キッズウェイ(本社所在地:愛知県瀬戸市、代表取締役:河村 幸俊、以下 キッズウェイ)は、昨年より大手ハウスメーカーと共同開発し、特定現場のみで活用していたクラウド型環境センサー「WEATHERY(ウェザリー)」を、4月1日(日)から全国の工事現場やイベント会場を運営する企業・自治体等に対しても幅広く提供を開始しました。
「WEATHERY」は、『温度・湿度』『風速』『人感』の3つのセンサー機能が一体となったセキュリティデバイスです。センサーによって感知した内容を、表示灯や音声、メールなどで作業者と管理者に伝えることで、建築現場や工事現場、イベント会場などへ安心・安全をご提供します。
商品紹介ページ: http://www.kids-way.ne.jp/mamory/product/weathery/#WEF-DS01
■開発の背景
建設現場では、夏場の温度・湿度の上昇による熱中症や、雨・風などの影響を受けやすい高所作業など、天候によって安全が左右されるシーンも多く、管理者にとって、作業者の安全をどのようにして確保するか、その対策は大きな課題となっていました。
キッズウェイでは、大手ハウスメーカーからの依頼によって、今まで作業者の経験や勘に頼って判断していた天候によるリスクを指数として視える化し、適切なタイミングで通知することによって危険を回避するシステムの開発を行い、今回製品化を実現しました。
「WEATHERY」は、天候によるリスクを現場と管理者に必要なシーンで通知するだけでなく、夜間の人の立ち入りなどを監視するセキュリティツールとしての機能も兼ね備えた、作業者と管理者、双方の安心・安全を様々な角度から実現するデバイスです。
また、複数の現場を管理する管理者にとっては、クラウド上ですべての現場の状況を記録しながらソフトウェアによって一元管理することが可能となります。
■機能について
・温度・湿度センサー
気温と湿度からWBGT値(熱中症指数)を計測し、通知指定値に達した場合、作業者には表示灯の点滅と音声で通知を行い、管理者へはメールでアラートを送ります。黄色(警戒)→赤色(危険)等、二段階で通知指定値の設定が可能です。
・風速センサー
風速を計測し、通知指定値に達した場合、作業者には表示灯の点滅と音声で通知を行い、管理者へはメールでアラートを送ります。通知指定値は、「平均風速」「最大瞬間風速」の2パターンでの設定が可能です。
・人感センサー
侵入者などを検知した場合、表示灯の点滅と音声で威嚇を行い、管理者へはメールでアラートを送ります。音声は日本語・英語・中国語の3ヶ国語に対応しており、順番に通知を行うことができます。訪日外国人が2017年度では約3,000万人と過去最多となり、今後はセキュリティ面での多言語対応もますます必要な時代となってきています。
■施工について
「WEATHERY」は、レンタルプランで数万円/月で最短1か月間からの利用が可能です。
現場の単管パイプやポールなどに取り付けてコンセントを電源に指すだけで利用が開始でき、特別な施工や工事などが必要ないため、手軽に導入いただくことができます。
キッズウェイでは、今後も「WEATHERY」をはじめとした複数の現場を様々な側面から遠隔で一元管理できるシステムの開発によって、建設業界のIT化を促進し、人材不足の解消や技術の高度化に貢献してまいります。
■会社概要
会社名 : 株式会社キッズウェイ
本社所在地: 〒489-0975 愛知県瀬戸市山の田町155番地
設立 : 平成12年12月27日
資本金 : 1億円
代表者 : 代表取締役 河村 幸俊
執行役社長 甲斐 史也
プレスリリース添付資料
- カテゴリ:
- 商品
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- 建設 その他IT・インターネット 技術・テクノロジー
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