CGインテリアパース画と提案書を作成する能力を測る 第4回「Space Designer検定試験」結果発表! ~銀賞・銅賞ともに各1名が受賞~
一般社団法人コンピュータ教育振興協会(所在地:東京都港区、代表理事:山田 正彦)は、2018年2月に実施した「Space Designer検定試験」の評価結果を3月16日に公表いたしました。
本試験は、CGインテリアパース画と提案書を作成する能力を測る検定試験で、1級合格率は34%、2級合格率は78.7%でした。また、1級認定者の中から特に優秀と評価した2名に、銀賞、銅賞を授与いたしました。
本試験は、課題として提供される図面と指示書をもとに、正確にモデリングしCGパースを作成する基礎課題(2級)と、オーナーのライフスタイルを意識し受験者のセンス、知識、能力をインテリアイメージに盛り込みパースと提案書を作成する応用課題(1級)で構成されています。デザインコンペティションとは異なり、実務で必要とされる、図面や指示書の意図の読み取り能力や、それを表現する能力が求められます。
今年度は、国際結婚の夫婦がオーナーとなる日本の伝統文化を感じられるマンションのインテリアが課題として出題されました。
「4回目となり全体的なレベルが向上したが、「和」のイメージの表現力の弱さや、思い込みやなおざりなデザインが多く見受けられた。不正確なモデリングについては、1回目から毎年指摘されている。またパースアングル、ファイル形式、名称の違いなど、問題を正確に理解していない受験者が多いことが気になった。」とSpace Designer検定試験委員は評した。
なお本年度の金賞については、評価委員全員の合意が得られる作品を選ぶに至らなかったため見送られました。
本試験は、急速に市場を拡大している住宅リフォーム、リノベーション業界への人材の輩出を目指しており、引き続き、実務で必要な能力と技術レベルを明示し人材の育成を促進していきます。
■作品総評全文ならびに銀賞・銅賞作品は次のWebをご参照ください。
http://www.acsp.jp/sd/sakuhin.php
■試験概要ならびに詳細は次のWebをご参照ください。
http://www.acsp.jp/sd/index.php
【一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)概要】
一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)は検定試験の主催、運営事業活動を主として2009年2月に設立された団体。「CAD利用技術者試験」、「Space Designer検定試験」、「3Dプリンター活用技術検定試験」、「エンジニアのための環境エキスパート検定試験」、ベトナムハノイ市における「3D CAD エンジニア検定試験」、を主催する。また他社主催の検定試験のパートナーとして支援事業また教育・出版事業も行っている。
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)