「もったいない」からデザインする、新しい消費の形 知育絵本の戸田デザイン研究室が新古本を半額で販売開始
有限会社 戸田デザイン研究室(本社:東京都文京区、代表取締役:戸田 靖、以下 戸田デザイン研究室)は、製造・流通の過程でわずかな傷や汚れ凹みなどのついた本【新古本】の販売を、2018年5月16日より公式ウェブサイトでスタートします。
『戸田デザイン研究室の新古本販売について』
http://toda-design.com/?mode=f16
【新古本販売の背景】
●少しの傷や汚れでも「不良品・販売不可」に
製造や流通の過程で、多少の傷や汚れがつくことは避けられない出版物。
本を削って改装することができない上製本(ハードカバーの本)は少しの傷や汚れがあると「不良品・販売不可」とされてしまいます。
絵本はほとんどが上製本です。ギフト需要が多いこともあり、まだ十分に読める本でも「不良品・販売不可」となり、販売不可とされた本は最終的に断裁処分されます。
このサイクルを変えるには、商品として販売可能な不良本を選別し、通常の新本とは別の在庫として再び流通させることが必要ですが、それには大変なコストがかかります。
●「もったいない」という思いが出発点
戸田デザイン研究室のモットーは、自分たちが欲しいと思うものを、とことん丁寧に妥協なく作ること。それがモノ作りを行う私たちの責任だと考えています。
大切に作った本を、少しの傷や汚れで処分せざるを得ない現状に「もったいない」と強く思ってきました。
2016年に公式ウェブサイトを開設したことを機に「まずは自分たちの力の及ぶ範囲から、できることをしていこう。」という決意の下、今回のサービス開始に踏み切りました。
●「モノを永く、大切に使う。自分たちが作ったモノに責任を持つ」
率直に言えば経済的に効率の良いサービスではありませんが、戸田デザイン研究室は「売る・買う」という、これからの消費の在り方もデザインしていきたいと考えています。
「モノを永く、大切に使う。自分たちが作ったモノに責任を持つ。」
こうした私たちの考えを伝えると同時に、一般のお客さまはもちろん、学校・施設の備品などの需要にも応えるサービスです。
【新古本販売の内容】
戸田デザイン研究室の扱う新古本の状態は、本によって様々です。
表紙や背表紙、裏表紙などに傷やツブレ、凹み、汚れなどがあります。また、擦れて色が落ちているものもあります。販売の基準は「子どもと普通に読むのに問題ないと判断したもの」です。
まずは代表作『あいうえおえほん』を含む、13商品から販売を開始。今後、少しずつ販売タイトルを増やしていく予定です。
販売可能な在庫数は各商品により異なりますが、新本の半額程度の価格で販売いたします。
※新古本は、一度購入された“古本”とは異なります。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
http://toda-design.com/?mode=f16
【戸田デザイン研究室とは】
約30年にわたり知育絵本や赤ちゃん絵本、リングカード、木工玩具などのモノ作りをしています。1982年の発売以来、ひらがなの美しさを伝える名作として多くの親子に読み継がれている『あいうえおえほん』を始め、数々のロングセラーを生みだしています。近年では出版・知育の枠を超え、大人も魅了するデザインとクオリティーで幅広い支持を集めています。
【会社概要】
商号 : 有限会社 戸田デザイン研究室
代表者 : 代表取締役 戸田 靖
所在地 : 〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-6
設立 : 1990年5月
事業内容: 書籍などの企画・制作・出版・販売。モノの企画・デザイン。
美術館の運営。その他そこから派生する事業。
資本金 : 1,000万円
URL : http://toda-design.com
- カテゴリ:
- 商品
- ジャンル:
- その他IT・インターネット その他ライフスタイル 子育て・保育
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