世帯年収別にAmazonレビュー信用度を調査
世帯年収によってポジティブレビューとネガティブレビューの参考方法が 真逆となる結果に
オンラインの消費者購買行動に特化した調査機関デジタルショッパー総合研究所(所長:立川 哲夫、以後デジタルショッパー総研)は、日本在住の男女500名に対し、Amazonモール内購入レビューに関する調査を行いました。
全調査結果はこちら(デジタルショッパー総研サイト)
https://itsumo365.co.jp/lab/?p=273
・ポジティブレビューを参考にしているのは「世帯年収600〜800万円」、逆にネガティブレビューを最も気にしているのは「世帯年収1500〜2000万円」
Amazonレビューの信用度「全体的に信用」「購入者のみのレビューを見る」「良いレビューを見る」「悪いレビューを見る」を4つに分け、それぞれを5段階評価で意向を調査し、ネガポジ傾向別にスコアリングを行いました。※
結果、「レビューを全体的に信用しており、悪いレビューはあまり見ない」のは「世帯年収600〜800万円」の層がポジティブスコア41.93%と最も多く、
逆にネガティブスコアが50.15%と「悪いレビューをよく見て、全体的にレビューは信用していない」傾向が色濃く出たのは「世帯年収1500〜2000万円」という結果となりました。
・ポジティブレビューを見る中堅年収世帯ほど衝動買いせず、ネガティブレビューを見る高所得世帯ほど衝動買いしている
各世帯年収別に衝動外の頻度を調査を行ったところ、「世帯年収600〜800万円」の家庭が「全くしない(14.08%)」「あまりないがたまにする(38.03%)」と衝動買いに慎重な姿勢を示し、逆に「週1回以上ある(33.33%)」「2−3週間に一回程度ある(22.22%)」と衝動買いの頻度が最も高いのが「対年収1500〜2000万円未満」の家庭という結果になりました。
・中堅年収世帯はレビュー点数が高すぎると不安を感じ、衝動的な高所得世帯は1−2点未満の低いレビューに対して躊躇している
加えて、各世帯年収別にAmazonにおいて不安、躊躇となり得るレビュー点数を調査しました。
結果、「4〜5点未満(6.58%)」「3〜4点未満(22.81%)」と高い点数に不安を感じる傾向が強かったのが、慎重な「世帯年収600〜800万円」の家庭でした。
また同様に、日頃衝動的に買い物をしている「年収1500〜2000万円未満」の家庭が「1〜2点未満(23.08%)」「1点未満(3.85%)」と、低い点数に不安を覚える傾向が強いということがわかりました。
そして、「レビュー点数を気にしない」と答えたのが、「2,000万円以上」と高所得帯の世帯という結果となりました。
全調査結果はこちら(デジタルショッパー総研サイト)
https://itsumo365.co.jp/lab/?p=273
調査概要:
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女(マクロミル社提供)
調査期間 : 2018年12月21日(金)~ 2018年12月23日(日)
有効回答数 : 500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
【デジタルショッパー総合研究所 組織概要】
正式名称:デジタルショッパー総合研究所
研究所所長:立川 哲夫
副所長 :高木 修
所 在 地 :東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル7階(株式会社いつも.内)
設 立 :2019年4月11日
- カテゴリ:
- 調査・報告
- タグ:
- モバイル 金融 その他IT・インターネット
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