賃貸情報サイト『ウチコミ！』入居希望者にアンケート調査実施　「引っ越し先を不動産会社で探す人」5年前から約6割減少～お部屋は「自らネットで探す」が9割、物件ニーズも多様化～

2020.03.11 15:00

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大家さんと入居希望者を直接マッチングするプラットフォーム「ウチコミ！」を運営する、株式会社ウチコミ(本社：東京都新宿区、代表取締役：大友健右、URL： https://uchicomi.co.jp/ )はウチコミ！に登録し、お部屋を探している入居希望者に対して、引っ越しについてのアンケート調査を2020年2月16日(日)～3月2日(月)に実施しました。

■「引っ越し先を不動産会社で探す人」は5年前から約6割減少

「お部屋はどのように探しますか？」という質問に対し、「不動産会社へ直接行って探す」と答えた人は7％にとどまり、「ウチコミ！」が2015年に実施した同調査での回答17.9％から、約6割減少していることがわかりました。

「不動産会社へ直接行って探す」以外の解答では、「不動産ポータルサイトで探す」と答えた人が54.3％、「住みたい地域を絞り込んでインターネットで検索して探す」と答えた人が32.5％、「物件を決めて、インターネットで検索して探す」と答えた人が6.2％と、インターネット上で何らかの手段を使って自らお部屋を探している人が全体の9割を占めました。

お部屋はどのように探しますか？

■インターネットで探す理由、「仲介手数料」敬遠が顕著に

インターネット検索で物件を探す際に、「『仲介手数料無料』と検索したことがある」人は72.3％と全体の7割以上に上りました。

さらに、「マンション、アパートの名称で検索したことがある」人は57.4％、なぜ物件名で検索したのかという質問に対しては、「家賃や敷金礼金が安い、仲介手数料がかからないなど、より良い条件がないか調べるため」と回答した人が145名にのぼりました(205人中)。

インターネットの物件探しで「仲介手数料無料」と検索したことがありますか？

お部屋探しの際、マンション、アパートの名称で検索したことがありますか？

インターネットの物件探しで、物件名で検索した理由は何ですか？(複数回答可)

「部屋を借りるときに今まで請求されたことがある納得できない費用はありますか？」という質問では、「仲介手数料」は第4位にランクインし、2015年のアンケート調査時の8位から、大きくランクアップしており、様々な選択肢がある中で、部屋を探す人が仲介手数料を敬遠する傾向にあることがデータで示されています。

これらのアンケート結果から、この5年で物件探しへの方法・意識は変化しており、インターネットを使って、少しでも契約時の費用負担を抑える物件を自力で探すことが現在の部屋探しの主流であることがわかります。

■ニーズの多様化、新築へのこだわりなし

契約時の費用面以外で、引っ越し物件を探す際目安となるのが物件の築年数です。

「検討している築年数について」は、「リフォーム・リノベーションしてあれば気にしない」と回答した人が62.7％、「まったく気にしない」と答えた人が14.9％と、総じて約77.6％が物件の築年数へのこだわりがないことがわかりました。

お部屋探しの際、検討している築年数について

■引っ越し業者をどうやって選んでいるか

引っ越しの繁忙期にあたる3月頃に、引っ越したくても引っ越し業者を見つけられない「引っ越し難民」という言葉が広く知られるようになりました。物件が決まった後、引っ越しはどのように行う人が多いのでしょうか。

「引っ越し業者を利用したことはありますか？」という質問に対しては、73.1％の人が「ある」と回答しており、やはり大半の人が引っ越し業者を利用しています。

引っ越し業者を利用したことがある人に対し、「検討した業者の数は？」という質問には、「3社」「4社以上」という回答が、それぞれ38.3％、28.4％。「どのように引っ越し業者を探しましたか？」という質問には、「自身で探す」が47.9％「一括見積もりサイトを活用」が45.6％を占めました。多くの人が複数の引っ越し業者の情報をあつめ、ニーズにあわせて比較検討していることがわかります。