「自宅での過ごし方」断捨離、料理、運動… 終息後やりたいことー1位は国内旅行、多くの人が望む
―新型コロナ、現在とこれから<働く女性>興味関心に関するアンケート結果―
新型コロナウイルス感染拡大により、激変した生活環境。依然収束の目途が立たず、4月16日に全国に拡大された緊急事態宣言は、今月末まで延長となり、感染拡大が深刻でない地域では社会活動の再開を容認するなど、一部で制限緩和の意向が示されましたが、特定警戒都道府県では引き続き外出自粛の日々が続くこととなりました。
そこで今回は、フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)では、20代~60代の当社に登録する全国のキャスト会員713名(平均年齢49歳/働く主婦)に、「新型コロナウイルスに関連する興味関心のトレンド」に関するアンケートを調査しました。実施期間は2020年4月25日~4月28日です。
調査結果では、働く女性たちが、外出自粛の中でどのようなことに興味関心を持ったか・新しいことを始めたのか、またアフターコロナを見据え、どんなことをやりたいかニーズを探りました。
他にも、緊急経済対策の一環で国民1人あたり一律10万円の支給が決定していますが、その使い道について働く女性の率直な意見を聞きました。
まず最初に、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で、自宅で過ごす時間を有効活用するために、興味関心を持ったことや、新しく始めたことを調査しました。
外出自粛が続く中で、興味関心が高まったことや新しく始めたことが「ある(57.2%)」と、約6割の方が回答しました。
その方たちを対象に、どんなことに興味関心が高まったのか、新しく始めたのか選択肢で尋ねると、「部屋の片づけ(47.3%)」が最多となり、半数近くの方が回答しました。
「今まで気になりながらも、時間を取ることができなかった、家の中の整理整頓、不要なものを処分し掃除している(50代女性)」や、「長年できていなかったアルバムや写真の整理をしている(50代女性)」といった、長年見て見ぬふりをしてきたことを、突然できたまとまった時間の中で部屋の掃除や片付けをしているといった声が多くみられました。
また、最近ではマスク不足を解消するために布マスクを自作する方も増えており、「マスク作りなどのお裁縫(34.3%)」が続き、「ミシンを引っ張り出してきてマスクをたくさん作りました(50代)」といった声から、「マスクは売ってないので自分で作り、さらに裁縫に目覚めて暇な時間に掃除用の雑巾なども手縫いしています(60代)」、マスク作りがきっかけとなり、裁縫の魅力にはまったという方も。
他にも、「家で子どもたちと柔軟をしている。健康への意識が高まった(40代)」、「運動不足にならないように、自宅でできる運動を調べて実行する(50代)」、「ウォーキングをはじめ身体が軽くなった(50代)」などといった、「健康への意識(34.1%)」や「運動(27.2%)」や、「買い物の回数を減らして、ネットでレシピを調べて常備菜や自家冷凍食品作りに励んでいます(50代)」、「食事のレパートリーを増やすため、レシピサイトを見て作り、お菓子作りも始めた(50代)」といった、「料理(33.6%)」も選ばれていました。
「外食ができないのでテイクアウトをよく利用するようになった(40代)」、「幼稚園に行けない幼児の為に、オンライン授業や学習系動画を利用するようになった(40代)」などといった、「テイクアウト・お持ち帰り(32.4%)」や「教育・学習(18.6%)」などといった、新たなサービスを利用したとう声もありました。
現在も感染防止策が徹底されている中ではありますが、次からはアフターコロナを見据え、新型コロナウイルス終息後に、計画していることや興味関心があることを調査しました。
新型コロナウイルス終息後に、「計画していることや興味関心がある(58.1%)」と約6割の方が回答しました。
その方たちを対象に、「計画していることや興味関心があること」を選択肢で尋ねると、「国内旅行(68.8%)」で7割以上の方が回答しました。現在各地の観光地が大きな打撃を受けており、感染終息後の回復に向け多くの方のニーズがあることがわかりました。
「いつも家族で行っている旅行先で、温泉には入り美味しい料理を食べようねと話している(40代女性)」や、「離れている家族に会うためにその地域の観光名所やホテルを探している(40代女性)」といった家族旅行や、「秋に学生時代の友人たちとの旅行の計画があるので、行ける状態になると信じて楽しみにしながら計画を立てている(50代)」といった友人との旅行を楽しみにしているといった声が集まりました。
次いで、「友人との会話(46.6%)」となり、「友達とランチしながらおしゃべりを楽しみたいです(40代女性)」や、「友人と集まってワイワイと騒ぎたいし、カラオケにも行きたい(50代女性)」といった声がありました。
他にも、「買い物(32.9%)」、「演劇・コンサート(27.8%)」、「レジャー(27.1%)」が人気となり、「とにかくおしゃれをして買い物したい。欲しいものリストを作っている(30代女性)」、「幼稚園が再開され、ひとりの時間ができたらゆっくり買い物をしたいと思っている(40代女性)」、「楽しみにしていたライブが中止や延期になったので、次回はいつ聴きに行けるのかなと思いながら、毎日の仕事をこなしている(30代)」といった声や、「ディズニーランドに行きたい!(40代女性)」や「ユニバーサルスタジオに行く(40代女性)」など、臨時休園中のレジャー施設に行きたいといった声がありました。
また新型ウイルスの感染拡大を防ぐために、在宅勤務が広がりを見せている中で、「今後、在宅でできる仕事を調べている(50代女性)」や、「接客業である為に今は休業しているので、テレワークが出来る職種に転職を考えて調べている(20代)」といった、「転職・副業(14.7%)」を挙げ、外出自粛の中でも続けることができる仕事を、新たに検討し始める方もみられました。
最後に、緊急経済対策の一環で、国民1人に一律10万円給付が決定しておりますが、その使い道について調査をしました。
一律10万円の使い道について尋ねると、「自粛期間中の生活費を補填する(52.0%)」が半数以上を占め最多となり、「貯蓄する(31.1%)」が続き、「自粛期間中の娯楽や快適に過ごすために使う(16.3%)」や「欲しかった商品の購入(12.1%)」といった新たな消費に充てるといった回答は2割に満たない結果となりました。
「収入が減ったので生活費の補填以外にはない(50代女性)」や「既に収入が減って食費が増えているので、食費に補填する(40代)」といった声や、「後でどんな出費が発生するか予想できないので今は貯金する(60代女性)」や「家計の補填と、先がまだ見えないので、やはり家計の為にストックしておかなければいけないと思う(60代女性)」などといった、生活を維持するために使う・貯蓄するといった声が目立ちました。
今回の調査結果から、外出自粛が続く中の自宅で過ごす時間を、断捨離や片付け、料理や運動などで、有効的に活用しているといった声が多くありましたが、家にこもって生活をするライフスタイルの変化の中で運動不足による「コロナ太り」も懸念されています。そんな中、オンラインでのフィットネス動画配信や関連グッズ市場が活発な動きをみせ、大手通販サイト「楽天」でも縄跳びやダンベルなどの売り上げが急増しているといい、今後は健康を支援するためのサービスが注目されることが予想されます。
また、アフターコロナでは国内旅行やレジャーなどのニーズが多くあり、感染が一日でも早く終息し安心して楽しめる日を心待ちにしている心情が伝わってきました。
現在休業中のレジャー施設では、普段見られないスペシャル動画をSNSや公式YouTubeチャンネルで公開し、少しでも家での時間を楽しんでもらうための取り組みを行い、観光地などでも終息後を見据え、美しい風景や食べ物など、観光客を迎える準備をする動画やメッセージなどが公開されています。
今はじっと耐えながらも、アフターコロナの楽しみ方を考えてみてはいかがでしょうか。
【ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要】URL : https://www.sbfield.co.jp/
ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ92,555名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など187,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。
本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年7 月 / 資本金 :151,499,329円
代表取締役社長 :木名瀬 博
「木名瀬 博のフィールド虎の巻」 URL:https://www.sbfield.co.jp/toranomaki
ソフトブレーン・フィールドは、2004年創業当初より長年にわたり、働く意欲ある主婦を中心とした女性達に「年齢・時間・場所の制約がない柔軟な働き方=フィールド・クラウドソーシング」を提供している背景から、2018年5月31日に「サステナブル∞ワークスタイルプロジェクト」を発足しました。国連で採択された2030年までの国際目標「SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」の考えに基づき、企業および働く人にとって、無理・無駄なく、持続可能な働き方こそ、企業の生産性が向上し、本当の働き方改革の推進につながると考えます。
Work Story Award 2019「働きがい・モチベーション・エンゲージメント」部門受賞
一般社団法人at Will Workが主催する「Work Story Award 2019(※)」において、当社が提供する「フィールド・クラウドソーシング」が評価され、「働きがい・モチベーション・エンゲージメント」のテーマ部門賞を受賞しました。
(※)働き方を選択できる社会づくり"の実現を目指す一般社団法人at Will Workが主催するアワードで、働く"ストーリー"を集める5年間限定のアワードプログラムです。
https://www.puchittona.jp/sbf/view/sustainable/award2019/index.html
プレスリリース添付資料
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