ExcelforeがOTAのExcelfore Docker ソルーションを 日本で販売開始
フリーモント、カリフォルニア州、2021年1月21日 - 自動車のOver The Air Flashing(OTA)の技術革新と、センサー及びECUのデータ集約を推進するExcelforeは、OTAのExcelfore Docker ソルーションを日本で販売開始しました。Excelfore Docker ソルーションは、お客様の組み込みシステムのために、任意のクラウドプラットフォーム向けの接続ソリューションを提供し、OTAおよびデータ集約プログラムを迅速に起動できるようにします。
Excelfore Docker ソルーションは、主に電子制御ユニット(ECU)とスマートセンサーの自動車メーカーやサプライヤーを対象としており、ソフトウェアOTAフラッシングのサーバー作業モデルを簡易に実現することで、開発サイクルを短縮します。カスタムポリシー、差分圧縮、ソフトウェアの配信と更新のためのエンドツーエンドのセキュリティなど、機能豊富なOTA機能を提供します。
Excelfore Docker ソルーションは、クラウド、オンプレミス向けの、サーバーソリューションです。必要なすべてのソフトウェアと手引書を含みます。
eSyncは、相互運用可能なサーバーと組み込みソフトウェアを使用して、車両内のクラウドと電子端末デバイス間に安全な双方向データパイプラインを構築するソフトウェアプラットフォームを定義する、eSync Allianceが推進する複数の企業仕様です。eSyncは、ECO、ドメインマスターECO、ネットワークゲートウェイ、スマートセンサーなどの車内デバイスからリアルタイムの運用データを収集しながら、ソフトウェアとファームウェアを無線(OTA)で配信および更新できます。協力サプライヤーのグローバルネットワークにより、eSyncデータパイプラインは、自動車メーカーが高価で不便な車両リコールを回避し、車両ソフトウェアと機能を現場で更新できるようにします。
Excelfore Docker ソルーションは、eSync準拠デバイスの開発、試作、テストそして実車実装を簡素化かつ迅速化し、レガシーデバイスをeSync OTA対応ネットワークに組み込むのを容易にします。また、OEMやサプライヤーのITプロフェッショナルによるネットワーク内およびクラウドソフトウェアの評価もサポートします。AWS、Azure、Baiduそしてオンプレミスなど全てのクラウドソリューションに対応します。
Excelforeの最高経営責任者(CEO)であるShrinath Acharya氏は、次のように述べています。
「OTAは、自動車のように、複数のネットワークやバスにさまざまなデバイスを搭載した複雑な環境において課題となっています。開発、統合、検証には多くの経験豊富なエンジニアリングリソースが必要であり、アーキテクチャとプロトコルにおける標準化のレベルがなくても実用的ではありません。Excelfore Docker ソルーションは、eSync OTA プラットフォームを介して更新プログラムを管理するための、Excelforeの実績のある、実稼働環境で展開されたソリューションを活用できる、迅速かつシンプルなソリューションを提供します。」
■Excelforeについて
Excelforeはクラウドと車載ネットワークミドルウェアを提供し、自律および学習車両管理インフラストラクチャ構築に貢献しています。製品群としては産業/車載イーサネットAVB TSNスタック、車載診断OTAクラウドソルーションeSync(TM)などがあります。シリコンバレーに本社を置き、中国、ドイツ、日本、インドにオフィスを構えています。
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