ExcelforeがEthernet TSN gPTPスタックを オープンソースGitHubへ提供
フリーモント、カリフォルニア州、2020年3月12日- 繋がる車のソフトウェアを提供するExcelforeは、generalized Precision Time Protocol(gPTP)ソースコードを開発者が自由に使用、共有、変更できるGitHubへ提供いたします。
https://github.com/xl4-shiro/excelfore-gptp
Excelfore gPTPソフトウェアは、車載ネットワーク デバイスの同期に使用され、オーディオ ビデオ ブリッジング(AVB)および時間依存ネットワーキング(TSN)のソフトウェアのコア コンポーネントを形成します。
今回Excelforeが提供するgPTPソース コードはGNU一般公衆ライセンス(GPL)バージョン2(GPLv2)の下でリリースされ、ソフトウェア開発バージョン管理のグローバル ホスティングを提供するマイクロソフトの子会社であるGitHubより提供されます。GPLは広く使用されているソフトウェアライセンスであり、エンドユーザーは適用されるソフトウェアを自由に実行、共有、変更できます。以前にGPLの下でライセンスされていた既知のソフトウェアの例として、Linuxカーネルがあります。
ExcelforeのCTOであるシュリカント・アチャリヤは、今回のリリースに関して次のようにコメントしています。「オープンソースソフトウェアはコンピューティングの世界に革命をもたらし、消費者はLinuxやその他のオペレーティングシステムに基づく低コストで高品質な製品の恩恵を受けられるようになりました。gPTPソースコードを利用することで、Ethernet AVBとTSNに関する当社の専門知識を活用し、最先端製品を構築することが可能になります。」
Excelforeは、タイムセンシティブEthernet AVB/TSNを様々な車載OSにインストールしています。例えば、Linux、メンターAUTOSAR、GHSインテグリティなどの自動車グレードのオペレーティングシステムに移植されています。また、Excelfore Ethernetプロトコルスタックは、Avnuアライアンスによって「トーカー」機能と「リスナー」機能の両方で認定された最初のソフトウェアスタックです。
市場実績としては、カメラ、ビデオディスプレイ、ヘッドユニット、アンプ、ADASユニットなどの制御ユニットなどがあります。
■Excelfore(エクセルフォア)について
Excelforeはシリコンバレーにあるクラウドと車載アプリケーションのプロバイダです。ネットワーク向けのミドルウェアを提供し、自律型および学習車両、フリート管理および関連インフラストラクチャを構築に貢献します。製品群としては産業用Ethernetプロトコルスタック、車載用Ethernet用AVB TSN(time-sensitive networking)スタック、車載診断の機械学習の機能を備えたOTAプログラム更新クラウドソルーションeSync(TM)などがあります。Excelforeは米国カリフォルニア州のシリコンバレーに本社を置き、中国、ドイツ、日本、インドにオフィスを構えています。
eSyncは商標であり、ExcelforeはExcelfore株式会社の登録商標です。
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