米国でアルツハイマー病の原因物質除去する世界初の新薬承認-高齢診療科の名医に聞く認知症の最新医療
主治医を選ぶことは寿命を選ぶこと『国民のための名医ランキング 2021~2023―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1045人厳選』
桜の花出版 株式会社(東京都、以下「当社」)は、6月11日、認知症や老年医学で高名な羽生春夫医師(東京医科大学病院 高齢診療科 前主任教授、現特任教授、総合東京病院 認知症疾患研究センター長)にインタビューを行い、6月8日にアメリカで承認されたアルツハイマー病の新薬についてなど最新情報を公開しました。
インタビュー概要
当社は、主治医を選ぶことは寿命を選ぶことと考え、2016年より『国民のための名医ランキング』を発行しています。
6月8日に米国でアルツハイマー病の新薬が承認されたことをふまえ、6月11日に、認知症や老年医学で高名な羽生春夫先生(東京医科大学病院 高齢診療科、総合東京病院)にインタビューを行いました。
インタビューより「米国で承認されたアルツハイマー病の新薬は、従来の抗認知症薬とは異なり、認知症の原因となっている脳内の異常たんぱく質(アミロイド)を除去し、認知機能の低下を長期的に抑制する世界で初めての新薬。しかし、特別な検査が必要で、専門医による早期の正確な診断が求められる。高齢者は、認知症だけでなく循環器疾患、骨粗鬆症、呼吸器疾患、整形外科疾患など、多くの病気を持つ場合もあり、全身管理が必要。また、がんになった場合、何の治療を優先するべきか、全身の状態を見る必要がある。全身管理ができる主治医を見つけるか、地域包括支援センターなど活用すると良い」ということがわかりました。
身内に高齢者の方がいらっしゃり不安を感じている方へ「疾患別に各科を受診し苦労している場合は、一度老年科で総合的に診てもらうことを検討しましょう」
6月8日に米国でアルツハイマー病の新薬が承認されたことをふまえ、6月11日に、認知症や老年医学で高名な羽生春夫先生(東京医科大学病院 高齢診療科、総合東京病院)にインタビューを行いました。
インタビューより「米国で承認されたアルツハイマー病の新薬は、従来の抗認知症薬とは異なり、認知症の原因となっている脳内の異常たんぱく質(アミロイド)を除去し、認知機能の低下を長期的に抑制する世界で初めての新薬。しかし、特別な検査が必要で、専門医による早期の正確な診断が求められる。高齢者は、認知症だけでなく循環器疾患、骨粗鬆症、呼吸器疾患、整形外科疾患など、多くの病気を持つ場合もあり、全身管理が必要。また、がんになった場合、何の治療を優先するべきか、全身の状態を見る必要がある。全身管理ができる主治医を見つけるか、地域包括支援センターなど活用すると良い」ということがわかりました。
身内に高齢者の方がいらっしゃり不安を感じている方へ「疾患別に各科を受診し苦労している場合は、一度老年科で総合的に診てもらうことを検討しましょう」
名医にインタビュー 羽生春夫先生
【羽生春夫先生プロフィール】
2009年 東京医科大学老年病科教授
2013年 東京医科大学高齢診療科主任教授
2015年9月東京医科大学病院副院長
2020年4月東京医科大学病院高齢診療科特任教授、総合東京病院 認知症疾患研究センター長
◇専門領域ー老年病学、神経病学(特に認知症、脳血管障害など)
◇メッセージー高齢者の”病気”を診るのではなく、病気をもつ”高齢者”をみています。
◇学会
日本老年学会(理事)、日本老年医学会(名誉会員)、日本認知症学会(名誉会員)、日本脳血管認知症学会(理事)など
第38回日本認知症学会学術集会会長(2019年)
第62回日本老年医学会学術集会会長(2020年)
2009年 東京医科大学老年病科教授
2013年 東京医科大学高齢診療科主任教授
2015年9月東京医科大学病院副院長
2020年4月東京医科大学病院高齢診療科特任教授、総合東京病院 認知症疾患研究センター長
◇専門領域ー老年病学、神経病学(特に認知症、脳血管障害など)
◇メッセージー高齢者の”病気”を診るのではなく、病気をもつ”高齢者”をみています。
◇学会
日本老年学会(理事)、日本老年医学会(名誉会員)、日本認知症学会(名誉会員)、日本脳血管認知症学会(理事)など
第38回日本認知症学会学術集会会長(2019年)
第62回日本老年医学会学術集会会長(2020年)
高齢者の患者さんは全身管理が大切
羽生春夫先生にインタビューしました。
◆アルツハイマー型認知症の新薬承認
【編集部】6月8日、アルツハイマー病の治療薬として、アメリカの製薬会社と日本のエーザイが共同で開発した新薬が、アメリカのFDA(食品医薬品局)に承認され注目を集めました。羽生先生は、この新薬についてどう考えられますか?
【羽生先生】従来の抗認知症薬とは異なり、認知症の原因となっている脳内の異常たんぱく質(アミロイド)を除去し、認知機能の低下を長期的に抑制する世界で初めての新薬です。しかし、投与前に脳内のアミロイド沈着をPETのような画像検査や脳脊髄液検査で確認する必要があり、少数例ですが脳浮腫や脳出血などの副反応もみられます。また、病気の発症初期または前段階で効果が期待されることから、専門医による早期の正確な診断が求められます。
◆治療が必要なのは認知症だけではない
【編集部】羽生先生の所属されている高齢診療科とは?
【羽生先生】老年科、高齢診療科、高齢科、老人科など名前は違いますが、基本的には老年医学を専門とした高齢者治療を行います。
【編集部】認知症だけを診るわけではないのですね。
【羽生先生】高齢者は複数の病気にかかっている場合が多いので、複数の科を受診している患者さんが多いですね。例えば、転んで整形外科に、肺炎で呼吸器内科、心臓も悪くて循環器内科にもといった具合です。80歳過ぎていれば、本当は老年科、高齢診療科が良いですよとお話しすると、患者さんに「そんな科があるとは初めて聞きました」と言われます。多かれ少なかれ認知症があったとしても、本当に一番困っていることは認知症ではなくて、循環器疾患も持っている、呼吸器疾患も持っている、骨粗鬆症もあって骨折する、よく震える、今日は朝から食事が取れないといったことです。循環器内科につれていっても、うちは循環器疾患しか診ない、うちは呼吸器疾患しか診ないとか、結局たらい回しになって、挙句の果てが各科で診て貰えたとしても、同じような検査をして同じような薬がどっと出て、大変苦労されている患者さんがいらっしゃいます。
そういう方こそ老年科では総合的に診ますので受診して頂きたいと思います。
◆高齢でがんになったら…、何を優先して治療すべきか?
【羽生先生】全部の病気を治すわけではないのですが、今、真っ先に重要で、何を一番中心に治療するか、ただ病気を治すのではなく生活機能の維持を図るということです。
よくがんなどで、化学療法などを強力にやった、毎日点滴した、3カ月間寝たきりになった、それでがんは治ったけれど、歩けなくなって認知症もひどくなったというケースはたくさんあります。そういう時こと老年科のようなところを受診して頂けば、化学療法を本当にどこまでやるべきなのか、全身を評価して治療していくことができます。
◆地域包括支援センターを利用
【編集部】どうしたら良いか困った時は?
【羽生先生】今は「地域包括支援センター」など核となる施設が各地にできています。そこで、看護師やケアスタッフ、認知症のサポート医、かかりつけ医が入って「初期集中支援チーム」を作っています。こういう窓口を利用すれば、ここを通して専門医、適切な診療機関に紹介してもらえると思います。こうした取り組みは全国的に進められています。
【編集部】患者さんにメッセージを!
【羽生先生】認知症は早期診断と早期治療、対応が重要です。心配や疑いのある場合には、かかりつけ医とご相談の上、私たち専門医へ紹介していただくのがよいと思います。ご家族へ適切な対応法などもご紹介いたします。高齢者の“認知症”を診るのではなく、認知症を伴った“高齢者”を診ることが私の診療ポリシーです。また、認知症の症状は、脳だけではなく全身の病気によって影響を受け、生活習慣の改善や余暇活動を高めることなどによって進行を抑えることも可能となることから、それぞれの患者さんに適した治療や対応を心がけております。
◆アルツハイマー型認知症の新薬承認
【編集部】6月8日、アルツハイマー病の治療薬として、アメリカの製薬会社と日本のエーザイが共同で開発した新薬が、アメリカのFDA(食品医薬品局)に承認され注目を集めました。羽生先生は、この新薬についてどう考えられますか?
【羽生先生】従来の抗認知症薬とは異なり、認知症の原因となっている脳内の異常たんぱく質(アミロイド)を除去し、認知機能の低下を長期的に抑制する世界で初めての新薬です。しかし、投与前に脳内のアミロイド沈着をPETのような画像検査や脳脊髄液検査で確認する必要があり、少数例ですが脳浮腫や脳出血などの副反応もみられます。また、病気の発症初期または前段階で効果が期待されることから、専門医による早期の正確な診断が求められます。
◆治療が必要なのは認知症だけではない
【編集部】羽生先生の所属されている高齢診療科とは?
【羽生先生】老年科、高齢診療科、高齢科、老人科など名前は違いますが、基本的には老年医学を専門とした高齢者治療を行います。
【編集部】認知症だけを診るわけではないのですね。
【羽生先生】高齢者は複数の病気にかかっている場合が多いので、複数の科を受診している患者さんが多いですね。例えば、転んで整形外科に、肺炎で呼吸器内科、心臓も悪くて循環器内科にもといった具合です。80歳過ぎていれば、本当は老年科、高齢診療科が良いですよとお話しすると、患者さんに「そんな科があるとは初めて聞きました」と言われます。多かれ少なかれ認知症があったとしても、本当に一番困っていることは認知症ではなくて、循環器疾患も持っている、呼吸器疾患も持っている、骨粗鬆症もあって骨折する、よく震える、今日は朝から食事が取れないといったことです。循環器内科につれていっても、うちは循環器疾患しか診ない、うちは呼吸器疾患しか診ないとか、結局たらい回しになって、挙句の果てが各科で診て貰えたとしても、同じような検査をして同じような薬がどっと出て、大変苦労されている患者さんがいらっしゃいます。
そういう方こそ老年科では総合的に診ますので受診して頂きたいと思います。
◆高齢でがんになったら…、何を優先して治療すべきか?
【羽生先生】全部の病気を治すわけではないのですが、今、真っ先に重要で、何を一番中心に治療するか、ただ病気を治すのではなく生活機能の維持を図るということです。
よくがんなどで、化学療法などを強力にやった、毎日点滴した、3カ月間寝たきりになった、それでがんは治ったけれど、歩けなくなって認知症もひどくなったというケースはたくさんあります。そういう時こと老年科のようなところを受診して頂けば、化学療法を本当にどこまでやるべきなのか、全身を評価して治療していくことができます。
◆地域包括支援センターを利用
【編集部】どうしたら良いか困った時は?
【羽生先生】今は「地域包括支援センター」など核となる施設が各地にできています。そこで、看護師やケアスタッフ、認知症のサポート医、かかりつけ医が入って「初期集中支援チーム」を作っています。こういう窓口を利用すれば、ここを通して専門医、適切な診療機関に紹介してもらえると思います。こうした取り組みは全国的に進められています。
【編集部】患者さんにメッセージを!
【羽生先生】認知症は早期診断と早期治療、対応が重要です。心配や疑いのある場合には、かかりつけ医とご相談の上、私たち専門医へ紹介していただくのがよいと思います。ご家族へ適切な対応法などもご紹介いたします。高齢者の“認知症”を診るのではなく、認知症を伴った“高齢者”を診ることが私の診療ポリシーです。また、認知症の症状は、脳だけではなく全身の病気によって影響を受け、生活習慣の改善や余暇活動を高めることなどによって進行を抑えることも可能となることから、それぞれの患者さんに適した治療や対応を心がけております。
取材について
主治医を選ぶことは寿命を選ぶこと
当社では、一切忖度なしの『名医ランキング』を発行しています。本書は、患者視点の本であり、医師をランキングする画期的な試みです。
初回の「2016年版 」で276名を、前回の「2018年版 」では514名を紹介しましたが、最新版「2021~2023年版」では、内科部門を中心に全34分野で1045名を掲載致しました。
名医を探し求め、これまで多くの医師・病院から情報提供にご協力を頂きました。これらの貴重な情報は誰のものでもなく、国民の財産と考えて、本書に『国民のための名医ランキング』というタイトルをつけました。情報が溢れている時代だからこそ、信頼できる情報を提供し、患者が一人でも多く名医と出会い適切な治療を受けられるよう、弊社も微力ながら貢献して参りたいと願っております。
初回の「2016年版 」で276名を、前回の「2018年版 」では514名を紹介しましたが、最新版「2021~2023年版」では、内科部門を中心に全34分野で1045名を掲載致しました。
名医を探し求め、これまで多くの医師・病院から情報提供にご協力を頂きました。これらの貴重な情報は誰のものでもなく、国民の財産と考えて、本書に『国民のための名医ランキング』というタイトルをつけました。情報が溢れている時代だからこそ、信頼できる情報を提供し、患者が一人でも多く名医と出会い適切な治療を受けられるよう、弊社も微力ながら貢献して参りたいと願っております。
内科系分野をより充実
最新版「2021~2023年版」では、内科系分野をより充実させました。専門性を考え、脳・神経分野を、「神経内科」「老年科・認知症」「脳神経外科」に分けてあります。「神経内科」に掲載されている先生方も、認知症を診療されています。
国民のための名医ランキング 2021~2023―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1045人厳選
【掲載分野】総合診療/神経内科/老年科・認知症/脳神経外科/眼科/耳鼻咽喉科/頭頸部外科/循環器内科/心臓血管外科/呼吸器内科/呼吸器外科/感染症/肝胆膵内科/肝胆膵外科/消化器内科/内視鏡検査・治療/消化器外科/腎臓/高血圧/糖尿病/甲状腺/泌尿器/婦人/不妊/乳がん/血液/放射線/化学療法/整形外科/膠原病・リウマチ/形成/皮膚/小児/<参考情報>歯科
【疾患(掲載の一部)】頭頚部がん、食道がん、胃がん、肝臓がん、膵臓がん、腎がん、肺がん、子宮がん、乳がん、前立腺がん、甲状腺がん、白血病、希少がん、脳動脈瘤、脳梗塞、脳卒中、認知症、アルツハイマー疾患、パーキンソン病、白内障、緑内障、角膜疾患、ドライアイ、難聴、めまい、耳鳴り、鼻炎、嚥下障害、狭心症、心不全、不整脈、心筋梗塞、大動脈瘤、大動脈解離、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎、感染症、肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、内視鏡検査治療、内視鏡治療、胃潰瘍、機能性ディスペプシア、便秘、ヘルニア、大腸ポリープ、腎不全、透析、高血圧、糖尿病、前立腺肥大、不妊、月経不順、子宮筋腫、ホルモン異常、胆管結石、コレステロール血症、リウマチ、甲状腺疾患、首痛、肩こり、肩痛、腰痛、腰部脊柱管狭窄症、ヘルニア、人口股関節、膝痛、リハビリ、外反母趾、ケロイド、あざ、にきび、蕁麻疹、アトピー、アレルギー、小児疾患など
【スペシャルインタビュー】「総合診療」「新型コロナウイルス対策」「ホウ素中性子捕捉療法」「がんゲノム医療」
【特別読み物】「名医の選択」「おわりに」では、2025年問題、自由診療の拡大、新型コロナウイルスに打ち勝つためにどうしたら良いか、人生の選択肢としての医療を深く考察しています。
【疾患(掲載の一部)】頭頚部がん、食道がん、胃がん、肝臓がん、膵臓がん、腎がん、肺がん、子宮がん、乳がん、前立腺がん、甲状腺がん、白血病、希少がん、脳動脈瘤、脳梗塞、脳卒中、認知症、アルツハイマー疾患、パーキンソン病、白内障、緑内障、角膜疾患、ドライアイ、難聴、めまい、耳鳴り、鼻炎、嚥下障害、狭心症、心不全、不整脈、心筋梗塞、大動脈瘤、大動脈解離、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎、感染症、肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、内視鏡検査治療、内視鏡治療、胃潰瘍、機能性ディスペプシア、便秘、ヘルニア、大腸ポリープ、腎不全、透析、高血圧、糖尿病、前立腺肥大、不妊、月経不順、子宮筋腫、ホルモン異常、胆管結石、コレステロール血症、リウマチ、甲状腺疾患、首痛、肩こり、肩痛、腰痛、腰部脊柱管狭窄症、ヘルニア、人口股関節、膝痛、リハビリ、外反母趾、ケロイド、あざ、にきび、蕁麻疹、アトピー、アレルギー、小児疾患など
【スペシャルインタビュー】「総合診療」「新型コロナウイルス対策」「ホウ素中性子捕捉療法」「がんゲノム医療」
【特別読み物】「名医の選択」「おわりに」では、2025年問題、自由診療の拡大、新型コロナウイルスに打ち勝つためにどうしたら良いか、人生の選択肢としての医療を深く考察しています。
書籍『国民のための名医ランキング 2021~2023―いざという時の頼れる医師ガイド 全国1045人厳選』
編集:桜の花出版編集部
定価:2,530円
ページ数:589ページ
ISBN-10: 4434275992
ISBN-13: 978-4434275999
発売日:2020年8月16日
サイズ:A5判並製本 21 x 14.8 x 2.5 cm
発行:桜の花出版/発売:星雲社
編集:桜の花出版編集部
定価:2,530円
ページ数:589ページ
ISBN-10: 4434275992
ISBN-13: 978-4434275999
発売日:2020年8月16日
サイズ:A5判並製本 21 x 14.8 x 2.5 cm
発行:桜の花出版/発売:星雲社
桜の花出版 株式会社
人としてどう生きるべきかーいつの時代も変わらない人類永遠のテーマです。
桜の花出版は、より良い医療と健康な生き方を提案する『国民のための名医ランキング』、歴史を知るための必読書である『シリーズ日本人の誇り「日本人はとても素敵だった」』『THE NEW KOREA』、『侘び然び幽玄のこころ』『タオと宇宙原理』など長く読み継がれる書籍の刊行を通じて、皆様の人生を豊かにする一助となれるよう願っています。
桜の花出版 株式会社
所在地 :〒194-0021 東京都町田市中町1-12-16
設立 :1998年6月
事業内容 :出版
URL :https://www.sakuranohana.jp/books/
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