コロナ禍の打開へ　創業111年の和菓子店が挑む新分野の洋菓子　金沢初！こだわりの「生チーズケーキ」を販売開始

和菓子作り技術を応用した新製法で“なめらかな口溶け”に

2022.03.07 10:00

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「輪島プリン」「金澤ぷりん」のパティスリーブランドを開発した輪島『LAREVES(ラ・レーヴ)』では、2021年11月金沢市にオープンしたさつまいもとチーズのスイーツ専門店「Patate douce et FROMAGE(パタドゥース・エ・フロマージュ)」で、金沢では初めてとなる新食感の『生チーズケーキ』を2022年3月10日(木)より販売します。長引くコロナ禍で国内観光・インバウンドの回復が見通せない中、LAREVES(ラ・レーヴ)を運営する株式会社柚餅子総本家中浦屋(本社：輪島市、代表取締役：中浦政克)では、打開策として和菓子・洋菓子づくりにおいて新感覚スイーツの開発に取り組んでいます。

生チーズケーキ1

■「生チーズケーキ」とは

今回販売開始する生チーズケーキは、洋菓子づくりのノウハウに和菓子づくりの技術を応用して取り入れ、幾度も試作を重ねて独自の製法を考案。ベイクでもレアでもない“生”の滑らかな食感が味わえる新たなスタイルのチーズケーキを瓶に詰めました。そのままで味わうだけでなく、ディップとしてパンやスコーン、クラッカーなどにつけても美味しく召し上がれます。能登産の卵とフランス産チーズに、素焚糖とグラスフェッドバターを使用。素材にもこだわりました。

オミクロン株の感染拡大により県下全域にまん延防止等重点措置が発せられ、石川の観光経済は今なお計り知れないダメージを受け続けています。地元の食品事業の経営はピンチの中にありますが、当社では少しでも状況を良い方向へ進んでいけるよう、引き続き新たなチャレンジを続けてまいります。

■『LAREVES(ラ・レーヴ)』の特長

＜プロジェクトチームは全員女性＞

プロジェクトチームは、外部応援団のパティシエ、デザイナーと株式会社柚餅子総本家中浦屋のスタッフ、副業人材のスタッフ。『LAREVES(ラ・レーヴ)』は、すべて女性がつくりあげたプロジェクトです。

■『LAREVES(ラ・レーヴ)』について

フランス語で「夢」を意味する“reves”に、本来は女性名詞である定冠詞“la”を組み合わせた造語で、「女性たちの夢」を表現しました。和菓子店で働く女性の夢から、すべての女性の夢へと広がっていくことを期待する株式会社柚餅子総本家中浦屋が運営するブランド名です。

■「Patate douce et FROMAGE(パタドゥース・エ・フロマージュ)」について

「Patate douce」はフランス語で「さつまいも」、「FROMAGE」はフランス語でチーズという意味です。二つの単語の間にフランス語で「and」の意味がある「et」を入れ、さつまいもとチーズを使ったスイーツ専門店ということを表現しています。

■「Patate douce et FROMAGE(パタドゥース・エ・フロマージュ)」オープンの背景

オープンのきっかけはコロナ禍での業績悪化でした。観光需要に力を入れてきた数年の努力が仇となり一気に売上が消えてしまいました。この状況を打開するため、2018年に立ち上げた自社の洋菓子ブランド『LAREVES(ラ・レーヴ)』のチームが、その想いに共感する新しいメンバーも加え、再び始動しました。

■商品概要

商品名　：生チーズケーキ