GfK Japan調べ:2012年度上半期ゴルフウェア販売動向
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、ゴルフウェアの小売販売トラッキングを開始し、ゴルフ専門店、総合スポーツ店における2012年度上半期(2012年4-9月)の販売動向を発表した。(※1)
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図1. 2012年上半期 主要ゴルフ用品の金額構成比
【概要】
・ゴルフウェアの販売金額は主要ゴルフ用品(※2)市場の約3割を占めた。
・女性用モデルの販売数量構成比はウェアでは23%を占め、主要ゴルフ用品中で最も高かった。
・上半期のウェア販売の主力アイテムはボトムスとシャツで、ウェア販売金額の約65%を占めた。
【ゴルフウェアに占める女性用数量構成比は23%】
ゴルフ専門店、総合スポーツ店における2012年度上半期のゴルフウェア販売金額は254億円となり、主要ゴルフ用品市場の約3割を占めた(図1)。ウェア販売における男女モデル別数量構成比をみると、男性用が77%、女性用が23%と男性用が高い割合を占めた。しかしながら、クラブやボール等における男性用の割合は更に高く、女性用は20%未満にとどまることから、ウェアにおける女性用の割合は際立って高いと言える(図2)。クラブ等と比べると女性プレーヤーのウェアに対する購入意欲の高さが伺える。
平均単価を比較すると、女性用ウェアは男性用より約3%高かった。特にセーターなどの中間着では15%、レインウェアでは14%、女性用が男性用を上回った。
図1. 2012年上半期 主要ゴルフ用品の金額構成比:
http://www.atpress.ne.jp/releases/31400/1_1.png
図2. 2012年上半期 男女モデル別販売数量構成比:
http://www.atpress.ne.jp/releases/31400/2_2.png
【上半期のウェア販売の主力はボトムスとシャツ】
2012年度上半期のウェア販売における主力アイテムはボトムスとシャツで、両アイテムの合計販売金額は、全体の約65%を占めた。
上半期の月別販売動向を見ると、4月、5月、6月の需要が高く、3か月ともほぼ同等の販売金額となった。クラブでは4月、5月はウェア同様に需要が高いが、梅雨に入る6月頃から需要が下降する。ウェアでは、「父の日」需要と夏のセールが重なることでシャツやパンツなどの販売が衰えないことや、レインウェアの需要が高まることが、6月の押上げ要因となっている。10月以降は冬に活躍するアウターやセーターなどの中間着が主力となり、市場を盛り上げると見込まれる。
※1. ゴルフウェア販売動向:
ゴルフ専門店、総合スポーツ店におけるゴルフウェアの販売動向(プライベートブランド商品を除く)。また百貨店、直営店における販売は含まれていない。
※2. 主要ゴルフ用品:
ウェア、クラブ、ボール、シューズ、グローブ、キャディバッグ
≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
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オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエア等の分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供しています。
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