2022年4月のグローバル スマートフォン販売速報
GfK Japan (東京:中野区) は、世界主要約60ヶ国における小売店販売実績データ等をもとに、グローバル市場規模相当に拡大推計した2022年4月のスマートフォンの販売速報を公表した。
◆スマートフォン
2022年4月の世界全体、グローバルのスマートフォン販売台数は前年比4%減だった。戦争やロックダウンといった下押し要因に加え、世界的な物価上昇による悪影響も懸念される。
グローバルのスマートフォン販売はコロナ前の2018年から緩やかな前年比下落が見られていた。成熟市場での買替サイクル長期化が背景にある。その傾向に加え、2020年前半はコロナによる都市封鎖・市場環境の悪化で更なる販売下落につながった。2020年後半は一部地域での行動制限解除もあり前半より落ち込みが和らいだものの、2020年通年では前年比1桁減だった。2021年前半は前年の大幅な落ち込みに対する反動増となったが、変異株の感染拡大や消費者マインドの弱さなどが影響し、2021年通年の前年比は微増にとどまった。
2022年はコロナによる大規模な行動制限がない前提で当初は前年比微増を想定していたが、冒頭のような懸念要素が生じている。足元の販売動向をふまえた2022年通年のグローバルのスマートフォン販売は、現在のところ前年比微減を予測している。社会経済活動が正常化にむかうことで前年から販売が改善する地域も出てくる見方だ。
2022年4月の世界全体、グローバルのスマートフォン販売台数は前年比4%減だった。戦争やロックダウンといった下押し要因に加え、世界的な物価上昇による悪影響も懸念される。
グローバルのスマートフォン販売はコロナ前の2018年から緩やかな前年比下落が見られていた。成熟市場での買替サイクル長期化が背景にある。その傾向に加え、2020年前半はコロナによる都市封鎖・市場環境の悪化で更なる販売下落につながった。2020年後半は一部地域での行動制限解除もあり前半より落ち込みが和らいだものの、2020年通年では前年比1桁減だった。2021年前半は前年の大幅な落ち込みに対する反動増となったが、変異株の感染拡大や消費者マインドの弱さなどが影響し、2021年通年の前年比は微増にとどまった。
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GfKのPOSパネルは世界最大規模であり、60カ国・1,700万点以上の製品と10万社以上の販売店のデータを収集しております。GfK SIMAではGfKのPOSパネルに加え、マクロ経済などの外部要因を考慮した販売動向分析・予測を行っており、POSパネルにより最新の月次・週次販売速報をもとにした毎月のアップデートのご提案を可能としております。
グローバル・地域レベルに加えて主要部品の動向についても分析・予測を行い、サプライチェーンの部材産業向けに情報提供をしております。対象製品はスマートフォン・テレビ・PC/タブレット・完全ワイヤレスステレオ・ウェアラブルデバイスとなります。詳細はこちらから:
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