トムラフード、国際食品工業展(FOOMA)に出展、 セミナーも同時開催 ~国内の展示会で初めてホログラムを利用した 食品選別デモンストレーションと、 AI技術とDXを融合したソリューションをご紹介~
世界大手の光学選別機メーカーであるトムラソーティング株式会社フード事業部(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:河口 昌伸、以下 トムラ・フード)は、2023年6月6日(火)~9日(金)に東京ビッグサイトで開催される「2023年国際食品工業展」に出展します。 https://www.foomajapan.jp
<展示内容>
今回、国内で参加する展示会では初めてホログラムを使用し、トムラ製品を3Dによる動画でご紹介します。食品の生産ラインは、惣菜工場や生鮮加工、ナッツ&ドライフルーツ、じゃがいも、フライドポテトなどの様々な分野があり、生産ライン工程の中で異物混入を防ぎ、製品を高品質に保ちながら、省人化及び生産効率化を目指しています。トムラ・フードは、ソリューションプロバイダーとして様々な食品工場のプロセスにおける、選別機の有効な活用方法についてご提案します。
◆TOMRA 5X AI機能付きベルト式X線選別機(初展示)
TOMRA 5Xは、AI機能を使用し、内部の不良を検知します。例えば殻付きナッツから、水分値の少ないナッツや虫食いのあるものを除去し、ライン上で良品の歩留量を増やして、廃棄されないようにします。これまで手選別していた工程が削減されるとともに、ソフトウェアで特異データを高速処理することで、生産能力を拡大することができます。AIに組み込まれたディープラーニング機能は、マシンの設定に関する推測を除外し、バッチ処理ごとに、より学習した結果で選別を実施します。
◆TOMRA 5C AI機能付き自由落下式オプティカルソーター
TOMRA 5Cは、ナッツやドライフルーツ向けの光学選別機で、センサーによる異物除去のみならず、これまでに当社に蓄積されてきたビッグデータ分析をもとに、カビやアレルゲンの除去も可能にしています。歩留まりの向上や高い生産性を実現している導入企業の事例をご紹介します。
◆TOMRA 5B - Sort to Specs:選別基準とオプティカルソーターの自動化
最先端の衛生機能を備えたTOMRA 5Bは、葉物野菜やフライドポテトなどの最適な選別を可能に。高解像度で色彩を認知し、高い収量を確保します。使い勝手の良いユーザーインターフェースを備え、お客様のニーズに応じたプログラミングとデータフィードバックで廃棄ロス削減と更なる生産性向上を図ります。Sort to Specsは、歩留まりを最適化しながら、お客様の選別基準に従って、自動で選別を実施する新機能です。
◆AI技術とDXを融合した選別ソリューション
トムラの選別機は、インダストリー4.0を使用した完全自動化の生産ラインを設計でき、選別データをモニタリング・分析・可視化・抽出することが可能なため、このデータを使用して、前後の工程のプロセスの改善を図れます。
例えば、旬ではない時期に収穫された、状態がベストではないじゃがいもでも、トムラのスチームピーラーで皮を剥いた後、選別機で不良品混入率をモニタリングし、スチームピーラーへ皮むきの強度を変更するように自動でフィードバックするシステム(Peel to Spec機能)を付帯することが可能です。
また、このビッグデータはトムラ独自のネットワーククラウドシステムで蓄積され、生産工程の様々な場面で使用可能です。最新のトムラ選別機は、リモートサポートによる技師の遠隔操作も可能なため、生産時間のダウンタイムを大幅に削減できます。
最終日には、アジア地域の営業を統括する、スティーブン・バン・ギールによる、顧客の導入事例を交えたセミナーも行います。
<セミナー>
タイトル :光学式選別機と冷凍野菜・惣菜工場の生産効率向上と異物混入対策
会場 :東8ホール商談室2・3
日時 :2023年6月9日(金)10:30~11:15
プレゼンター:スティーブン・バン・ギール トムラソーティング株式会社アジア地域営業取締役
磯江 尚美 トムラソーティング株式会社 エリアセールスマネージャー
<出展概要>
国際食品工業展(FOOMA)
期間 :2023年6月6日(火)~9日(金)
10:00~17:00
会場 :東京ビッグサイト 東7ホール
ブース:7F-08
参加料:無料(要登録)
<トムラソーティング株式会社について>
トムラソーティング株式会社は、光学式選別装置で世界シェア75%を誇るトムラシステムズASA(本社:ノルウェー・アスケル)の日本法人です。
限られた資源のなかでの循環経済の実現にむけ、リサイクルおよび食品業界において、光学選別ソリューションを提供しています。
ウェブサイト: https://www.tomra.com/ja-jp
<フード事業部(TOMRA Food)について>
フード事業部は、世界の食糧生産に変革をもたらすべく、あらゆる資源を大切にしながら、最高基準の食品の安全性を確保し、食品ロスの最小化を図るため、センサー式選別機と収穫後の統合ソリューションを設計、製造しています。これまで、菓子、果物、ドライフルーツ、穀物・種子、ジャガイモ、プロテイン、ナッツ、野菜などを扱う、世界中の食品生産者、包装業者、加工業者に12,800台以上のユニットを提供しています。我々のソリューションは、農作物の高精度な等級付け、選別、皮むき、分析技術が含まれ、お客様の収益性、生産性向上に寄与し、安全な食品供給に貢献します。フード事業部は、米国、欧州、南米、アジア、アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドに地域統括オフィスや製造拠点を有しています。
TOMRA Foodは1972年に使用済み飲料容器を自動回収する飲料容器自動回収機(RVM)の設計、製造、販売から事業を開始したTOMRAグループの一部門です。グループは、Food以外にもTOMRA リサイクリング、TOMRA マイニング(鉱物)、TOMRA コレクションで構成され、地球上の限りある資源の入手、利用、再利用の方法を変革し、廃棄物のない世界を実現する資源革命を牽引しています。
トムラは、世界80以上の市場で約10万台の設置実績を持ち、2021年の総収益は約109億ノルウェークローネにのぼります。グループ全体で約4,600人の従業員を擁し、オスロ証券取引所に上場しています。本社はノルウェーのアスケルにあります。
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