両備システムズ、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社...

両備システムズ、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 との連携強化を発表

株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田 敏之、以下 当社)は2023年6月9日、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下 AWS)と、当社パッケージクラウド利用推進および、クラウドサービスを活用した新規ソリューション開発の事業拡大に向けて連携強化を発表します。


両備システムズ、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社との連携強化を発表


この連携を通じて、AWSから提供される技術支援、資金支援等、様々な支援を活用し、公共や保健・健診、福祉、文教などの分野におけるAWSの利用を拡大していきます。新規ビジネスの拡充にも注力し、さらなる事業拡大も図っていきます。また、AWSのトレーニングを通してクラウドネイティブな開発者を育成し、サーバーレスやマネージドサービスなどクラウドサービスのメリットを最大限に活かした開発に取り組みます。



■背景

当社では従来からクラウドサービスを活かした開発ビジネス、サービス提供、クラウドネイティブな技術者育成に取り組んでおりますが、昨今のデジタル推進、クラウド利用の拡大・加速化、DX(デジタルトランスフォーメーション)に伴いお客様からもクラウド化のニーズが一層高まっています。

また、短納期・低コストでのシステム開発を実現するためにはクラウドの活用は必要不可欠なものとなっています。一方で当社のお客様である自治体、教育、医療機関といったお客様はICT人材が不足しており、クラウド利用及びDX推進のメリットを享受できない課題も抱えています。

そこで、お客様の要望をより迅速に実現するための一手として、AWSとの連携強化に至りました。当社のAWS事業計画にAWSからの支援を掛け合わせ、AWS利用の拡大を推進すると共に、当社のブランドコンセプト「ともに挑む、ともに創る」をお客様と一緒に実現して参ります。



■主な締結内容

●ガバメントクラウド移行の推進を通じた、当社ビジネスの拡大

当社では2024年度からの自治体システム標準化対応・ガバメントクラウド利用の本格化を見据え、全社の情報集約・調整および関連新ビジネス企画を行うガバメントクラウド戦略室を新設しました。

公共分野、保健・健診分野における自治体パッケージのガバメントクラウドへのリフトを推進し、ガバメントクラウド移行の推進を通じて、当社ビジネスの拡大を図ります。


●当社パッケージのAWSへのリフト・シフト推進

福祉分野、文教分野向けの当社自治体パッケージにおいて、AWSへのクラウドリフト・シフトを行うべく検討・開発を進めます。


●新規ソリューション、DXビジネス開発の展開

こどもに関するデータ連携プラットフォーム「こどもの杜」をはじめとした新規ソリューションの開発など、官庁、民需分野におけるオファリング開発にも注力し、社会課題の解決と利用者に寄り添ったDXビジネスを推進していきます。


●既存ソリューションの拡大

当社でご提供している、自治体専用の総合行政ネットワーク(LGWAN)からクラウドが利用可能となるクラウドゲートウェイサービス「R-Cloud Proxy」や、LGWANとインターネット間でファイル共有が可能となる「R-Cloud FileShare」の拡販を図ります。

また、当社ではAWSによる開発だけでなく、セールスフォース・ドットコムが提供する「Salesforce」、サイボウズ株式会社が提供する「kintone」といったクラウドサービスを利用した開発も行っております。

しかしながらシステム要件によってはこれらクラウドサービス単独では実現できないものがあります。そこでAWSと連携し、Salesforce、kintone単独では実現できない要件をAWSで補完したクラウドソリューションを創出します。



■アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 執行役員 パブリックセクター パートナーアライアンス 大場 章弘様のコメント

AWSと両備システムズは、従来自治体のお客様のデジタル変革を最先端のテクノロジーを通じて支援するというビジョンを共有して参りました。この度の連携強化により、公共分野のお客様のみならず、民間を含めた幅広いお客様へ、クラウドの大きな価値を両社でお届けできることを大変嬉しく思います。

これからもAWSは両備システムズとともに、日本政府が進める「誰一人取り残さないデジタル社会の実現」、並びにデジタル技術の活用を通じた「全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会」の実現に向けて、デジタル変革の取組を支援してまいります。



■株式会社両備システムズ 代表取締役副社長 小野田 吉孝のコメント

昨今の変化の激しい時代を生き抜くためにはDXは重要な鍵となっており、DXの実現にあたってシステムのクラウド化は避けては通れません。

当社では公共、民需の幅広い分野に向けて提供しているパッケージやソリューションのクラウド化を推進しております。この度の連携強化によるAWSからの力強い支援により、クラウドサービスのメリットを最大限に活かしたサービスの創出やクラウドネイティブな技術者の育成をはじめとする開発体制の強化に取り組んでまいります。



■当社のAWS事業について

新型コロナウイルスワクチン接種予約受付システム:

https://service.ryobi.co.jp/infrastructure_platform/vaccine-reserve/


こどもの杜:

https://service.ryobi.co.jp/public_solution/kodomonomori/


LGWAN連携基盤 R-Cloud Proxy:

https://service.ryobi.co.jp/cloud_service/gv-r-cloud-proxy/


ファイル共有サービス R-Cloud FileShare:

https://service.ryobi.co.jp/cloud_service/r-cloud-fileshare/



■会社概要

社名       : 株式会社両備システムズ

本社所在地    : 岡山県岡山市北区下石井二丁目10-12

           杜の街グレースオフィススクエア4階

代表者      : 代表取締役社長 松田 敏之

設立       : 1969年12月

資本金      : 3億円

事業内容     : 公共、医療、社会保障分野および民間企業向け

           情報サービスの提供(システム構築、アウトソーシング事業)、

           ソフトウェア開発、データセンター事業、

           ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、

           ハードウェア販売および保守サービス、

           AI・IoTなど先端技術研究開発

コーポレートサイト: https://www.ryobi.co.jp/

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