【北海道 東川町】KAGUコンペ「木の椅子のデザイン」受賞作品、ふるさと納税の返礼品にて寄附募集開始
北海道 東川町では、2021年より「『隈研吾 & 東川町』KAGUデザインコンペ」を実施しています。その第1回受賞作品である「Grasp」と「Kusabi Chair」の2つの椅子について、受賞後から町内家具事業者と共に製作を進めてきましたが、6月23日(金)にふるさと納税の返礼品として登録し寄附の募集受付を開始いたしました。
世界的建築家の隈研吾氏と東川町は、隈研吾&東川町「KAGUコンペ」の開催や隈建築都市設計事務所の新拠点を東川町が建設した「KAGUの家」に開設するなど様々な連携を進めています。この連携は、国内有数の家具産地である東川町との建築と木工家具が連携することにより、地域経済の発展を図ることも期待されています。
その取り組みの一つとして、2021年から、世界中の若者を対象とした新しい家具のデザインコンペティション「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペを開催しています。その第1回「KAGUコンペ」にて受賞した2作品について、高い技術を持つ東川町内の家具事業所協力のもと、製品化が実現しました。東川町のふるさと納税返礼品として、6月23日より寄附の募集をスタートいたします。
その取り組みの一つとして、2021年から、世界中の若者を対象とした新しい家具のデザインコンペティション「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペを開催しています。その第1回「KAGUコンペ」にて受賞した2作品について、高い技術を持つ東川町内の家具事業所協力のもと、製品化が実現しました。東川町のふるさと納税返礼品として、6月23日より寄附の募集をスタートいたします。
隈研吾賞受賞作品「Grasp」(杉原有香)
第1回目は「木の椅子」をテーマに募集し、世界の国地域から834件の作品応募がありました。その中から隈研吾賞(最優秀賞)を受賞した作品が「Grasp」です。高い技術を誇る木工事業社がある町だからこそ“実物化し、実際に使える椅子にする”ことを目指し、1年間をかけて完成しました。
「Grasp」製品内容
・寄附額:500,000円
・限定10脚
・素材
アウター:ウエットスーツ生地、合成皮革 グレー/グリーン(2色のリバーシブル)
インナー:ビーズクッション、ウレタンチップ、綿
木部:シラカバ材/オイル塗装
・限定10脚
・素材
アウター:ウエットスーツ生地、合成皮革 グレー/グリーン(2色のリバーシブル)
インナー:ビーズクッション、ウレタンチップ、綿
木部:シラカバ材/オイル塗装
「Grasp」をデザインした杉原有香さんのコメント
Graspはモチモチしたクッションと木のリングを組み合わせてできた椅子で、どこにでも置くことができます。
ある日、世の中の多くの家具が水平な床に置く前提で作られていることに疑問を抱き、凹凸のある大地の上でも座れる自由な家具が欲しいと思いました。そうした想いから、このデザインに辿り着きました。クッションが柔らかい一方、木部がしっかり体を支えるので、座り心地もとても良いものになっています。
自然の豊かな東川町で、鳥羽山さんと一緒にこの椅子を作ることができて良かったです。この椅子を通して、みなさんの生活をより豊かで自由なものにできたら嬉しいです。ぜひ、色々な場所でこの椅子に座ってみてください。
ある日、世の中の多くの家具が水平な床に置く前提で作られていることに疑問を抱き、凹凸のある大地の上でも座れる自由な家具が欲しいと思いました。そうした想いから、このデザインに辿り着きました。クッションが柔らかい一方、木部がしっかり体を支えるので、座り心地もとても良いものになっています。
自然の豊かな東川町で、鳥羽山さんと一緒にこの椅子を作ることができて良かったです。この椅子を通して、みなさんの生活をより豊かで自由なものにできたら嬉しいです。ぜひ、色々な場所でこの椅子に座ってみてください。
製作を担当した、木と暮らしの工房 鳥羽山聡さんのコメント
牧場の丘のなだらかな起伏の好きな場所に置いて雄大な景色を楽しむ。そんな北海道の景色に溶け込む椅子だと思い、実物化、商品化に手を上げました。インナーのもちもちした座り心地のクッション、アウターの伸びて丈夫な生地。素材探しで半年があっという間に過ぎました。
型出し、縫製、木部の形状変更を繰り返し、できたと思って、またやり直し。新たな技術、素材に挑戦した分、出会いもあり人生初の沖縄での打ち合わせと出会もありました。デザインした杉原さんには四季を通して北の大地に足を運んでもらいました。北海道に似合う「大地をつかむ椅子」に育ってくれればと願います。
型出し、縫製、木部の形状変更を繰り返し、できたと思って、またやり直し。新たな技術、素材に挑戦した分、出会いもあり人生初の沖縄での打ち合わせと出会もありました。デザインした杉原さんには四季を通して北の大地に足を運んでもらいました。北海道に似合う「大地をつかむ椅子」に育ってくれればと願います。
優秀賞受賞作品「Kusabi Chair」(柳澤星良)
第1回「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペにおいて、優秀賞を受賞した作品が「Kusabi Chair」です。高い技術を誇る木工事業社がある町だからこそ“実物化し、実際に使える椅子にする”ことを目指して取り組みました。
「Kusabi Chair」製品内容
・寄附額:500,000円
・限定20脚(ロットナンバー記載)
・素材: ブナ、ステンレス(ビーズブラスト)
・限定20脚(ロットナンバー記載)
・素材: ブナ、ステンレス(ビーズブラスト)
「Kusabi Chair」をデザインした柳澤星良さんのコメント
原始的な道具のクサビをモチーフにして椅子を製作しました。
クサビを打ち、材が締めつけあうことで各所が固定されます。
クサビを打ち、材が締めつけあうことで各所が固定されます。
製作を担当した、樹工房 川辺博史さんのコメント
KAGUコンペの受賞作品を町内の家具事業者で実寸化するという案内を受け、とても夢のある素敵な試みだと思い、この度の製作に参加させていただきました。柳澤さんの作品は全てが成型合板で出来ており、その形状やクサビによる固定方法がとても斬新で、第1回目の受賞作品の中でも注目しておりました。そのような作品の製作に携われたことは、会社としても非常に良い経験になったかと思います。
曲面から構成されるパーツを忠実に再現するのに非常に苦労しましたが、今までの培ってきた技術や柳澤さんのアイデアを活かし、なんとか完成形にすることが出来ました。この作品がふるさと納税返礼品として、全国各地の方々の元に届くのがとても楽しみです。
曲面から構成されるパーツを忠実に再現するのに非常に苦労しましたが、今までの培ってきた技術や柳澤さんのアイデアを活かし、なんとか完成形にすることが出来ました。この作品がふるさと納税返礼品として、全国各地の方々の元に届くのがとても楽しみです。
「隈研吾 & 東川町」 KAGUデザインコンペ 公式HP
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