鳥飼八幡宮が遷宮二年目に境内地の整備へ 表参道に磐座を建てるクラウドファンディングを実施
鳥飼八幡宮式年遷宮奉賛会(所在地:福岡県福岡市、代表:橋田 紘一)は、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、遷宮計画の一つ、神苑(境内地)のリニューアルを行うために「鳥飼八幡宮遷宮二年目 磐座を配してお神さまと歩める表参道に」を公開しました。300万円を第一目標に、2023年8月11日(金)23時まで支援を募ります。
プロジェクトURL: https://readyfor.jp/projects/torikai80000
■令和5年度の遷宮事業について
鳥飼八幡宮(福岡市中央区)では、令和4年より遷宮事業を行なっています。
遷宮とは社殿の建て替えやメンテナンスを示すことが多いですが、私たちは鳥飼八幡宮のあり方を見直すきっかけと捉えています。
令和4年は社殿の全面建て替えを行い、205年ぶりに境内の風景が一新されました。建て替え途中で判明したのが、御神体が鎮座していた本殿は江戸時代前期以来の建て替えとなったことです。歴史の重みを感じた初年度事業でした。
令和5年は、100年以上も手をつけていなかった境内地の整備を行います。
特に表参道は、木々が成長して、石畳の道がうねりとても歩きにくい状況になっていました。社殿の植栽も無秩序になっており、これから発展し、観光客誘致に向けて力を注ぐ福岡市にある神社としては不相応だと感じ、境内地を神苑と呼ぶに相応しい雰囲気に整えていきます。
■外構デザインのポイント
●生命が満ちる深山の趣 木々や花、そこに集まる動物や鳥たち、土や石にさえ命があるとする神道の考え方を体現した鎮守の森に。
●磐座信仰 磐座(いわくら)とは縄文時代から連綿と伝わる信仰の形で、日本だけではなく世界で見られます。高さ4メートル、25トンの巨石を表参道に配します。
●勾配が強い表参道ですが、車椅子でも通りやすい小径を脇につけます。神殿から見て冬至の日の出の方向に延びた小径。
●参道の正中線(真ん中の線)は神様が通る道とされています。正中線の石畳を庭師の最高の技術といわれる「あられこぼし」でしつらえます。
●環状列石と方位石 社殿の周りを結界のように環状列石で囲みます。神道では方位も重要視していますが、拝殿の中心から東西南北に方位石を設置します。
●植栽も見直し、季節の移ろいとともに彩りを変える木々や花々を植えます。御神木などの古樹は残し、数十年かけて鎮守の森になるよう設計します。
■クラウドファンディングプロジェクト概要
プロジェクト名: 鳥飼八幡宮遷宮二年目 磐座を配してお神さまと歩める表参道に
URL : https://readyfor.jp/projects/torikai80000
第一目標金額 : 300万円
募集期間 : 2023年6月26日(月)9時~8月11日(金)23時 46日間
資金使途 : 神苑の整備費用として
形式 : 通常型/All or Nothing形式
※All or Nothing形式は、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。
■リターン
5,000円~1,000,000円まで計14コース。
「あられこぼしの参道の区画権」「限定御朱印」「限定護符」など
※このクラウドファンディングは、PCやスマホ・タブレットからだけではなく、鳥飼八幡宮社務所から代理支援も行なっています。デジタルが苦手な人もご支援いただけます。詳しくはクラウドファンディングチラシに記載しております。
■鳥飼八幡宮式年遷宮奉賛会とは
鳥飼八幡宮式年遷宮奉賛会は、鳥飼八幡宮が25年ごとに行う遷宮(社殿や神社施設、境内地のメンテナンスや建て替えなどの事業)をサポートするために、遷宮年から3~5年をめどに活動する組織です。この度の遷宮は令和4年から6年度まで活動し、年度ごとにテーマを決めて、寄付を募っていきます。鳥飼八幡宮の神社側と常に連携しながら動いている組織です。
■新しい境内地イメージ
<生命に満ち溢れた境内へ>
<磐座(勝軍岩)を参道のシンボルに>
<車椅子でも参拝できる小径>
<参道の正中線をあられこぼしで表現>
<あられこぼしの作例(桂離宮)>
<環状列石と方位石の配置図>
■むすびの神 鳥飼八幡宮
所在地 : 〒810-0054 福岡市中央区今川2丁目1-17
TEL・FAX: 092-741-7823
URL : https://hachimansama.jp
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