佐野実メモリアル “ラーメン登龍門2024”を開催
ラーメン職人の隠れた潜在能力や新たな才能を発掘するコンテスト 優勝者は新横浜ラーメン博物館に1年間出店
新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区、代表取締役:岩岡 洋志)は、おかげさまで来月3月6日(水)に開館30周年を迎えます。
これまで30周年に向けた取り組みとして様々な企画を実施してまいりました。
第1弾として2022年7月1日(金)から過去に出店した約36店舗の銘店を約2年間かけてリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」をスタート。(2024年5月まで開催)
さらに2023年4月25日(火)からは第2弾として、スマホの写真を使用して常識破りのオリジナルカップ麺が作れる「ラー博スゴメンラボ」をスタートしました。
そして、第3弾の取り組みとして、ラーメン職人の隠れた潜在能力や新たな才能を発掘するラーメンコンテスト「佐野実メモリアル ラーメン登龍門2024」を2024年2月1日(木)より開催する運びとなりました。
●ラーメン登龍門コンセプト
ラーメン文化は、その地域の気候、風土、産業やライフスタイルによって独自の味が生まれてきたと推測されますが、その工夫、知恵を振り絞ったのはラーメン職人の方々です。
それは「美味しいラーメンを作ろう!」との一念で独自のこだわりをもって妥協することなく研究された賜物であると私たちは考えます。
飽食の時代と言われ、情報化社会となった現代において、これから先未来のラーメンはどうなっていくのかと考えた時、ラーメン職人の隠れた潜在能力や新たな才能を発掘するステージが必要なのではと思い、ラーメン登龍門を実施する運びとなりました。この大会は今後、3年に1度開催していく予定です。
老若男女、国籍、プロ・アマ問わず誰もが参加できるこのコンテストは、テーマに沿ったラーメンを創作し、優勝者は新横浜ラーメン博物館に1年間出店し次開催優勝者へとバトンを繋いでいきます。
情熱や志を持った方々に、夢と機会を掴むコンテストになればと思っております。
●佐野実メモリアル
支那そばや創業者 佐野実氏は、ラーメンの発展と新たな価値観を生み出した、ラーメンの歴史上に名を残すラーメン職人です。
人生の全てをラーメンに捧げた佐野実氏の没後10年という節目の年に、その功績に敬意をこめて、ラーメン登龍門の副題として“佐野実メモリアル”とつけた記念事業として実施いたします。
●ラーメン登龍門2024のテーマ
第1回のテーマは佐野さんが最もこだわっていた「国産小麦」をテーマに開催を行います。
開催テーマ 国産小麦の風味と旨味を生かした味噌ラーメン
*国産小麦100%で自家製麺又は製麺業者へのオリジナル発注麺
今回は国産小麦を科学的根拠も交えて、専門家の方々にご参加いただき、学び直すところから始まりました。参加者の方々の独創性と感性でラーメンの新たなる価値観を披露していただきたいと思います。
また味噌ラーメンをテーマにした理由について、その存在は日本中に知れ渡っていますが、ご当地ラーメンのように地域を代表しているところが少なく「新たなる価値観」を発見しやすいのではないかと考え、このテーマとさせていただきました。
●大会概要とスケジュール
★応募資格
・老若男女、国籍、プロ・アマ問わずどなたでもご参加いただけます。
※ただしコミュニケーション言語は日本語とします。
※18歳未満の未成年の方のご参加は、親権者の方の同意が必要となります。
・優勝、準優勝、3位の場合、新横浜ラーメン博物館に出店できる方。
※準優勝・3位は2024年7月から1週間の出店、優勝者は2024年8月~約1年間
・テーマに沿った基準でラーメンを創作していただきます。
・審査をする上でのレシピの公開承諾(審査員のみの公表)
※参加するにあたり、氏名、肖像権、経歴、写真等がテレビ放送等の
メディア媒体で使用される可能性があり、全ての審査において、
そのことを承諾した方に限ります。
★スケジュール
※上記予定は、諸事情により若干の変更が生じる場合がございますのでご了承くださいませ。
応募方法や審査員等の詳細はラーメン登龍門2024オフィシャルページをご参照ください。
http://www.raumen.co.jp/toryumon/
●30周年を迎えるにあたり 創業者兼館長 岩岡洋志
おかげさまで来月30周年を迎えることとなりました。
開館当初「3年持てばいい」、「一時の話題性」等、厳しいご意見もいただきましたが、ここまで続けて来られたのはこれまでご出店を決断していただいた50店舗の店主さんをはじめ、多くの方々に支えられたからだと思っております。本当に感謝しかありません。
「たかがラーメン、されどラーメン」という言葉がありますが、私たちは“されどラーメン”に30年間ブレずに向き合ってきたと思っております。ラーメン業界は3年で約7割が廃業するという厳しい世界です。そんな中、私たちがコンセプトとして掲げたのが”食文化としてのラーメン”、つまりご当地ラーメンでした。私たちはその様々な地域において地元に根付き、その地域で様々な影響を与え、長い間支持されているお店を中心に皆様にご紹介してきました。
今実施している「あの銘店をもう一度」では各地域の銘店に再度ご出店いただいており、手前味噌ではありますが、凄いお店を誘致してきたのだとあらためて感じました。
そして、同じように情熱を費やしたのが歴史調査です。施設名の博物館は、開館前に全国を調査した時に凄いお店なのに後継ぎがいなくて閉店してしまう老舗もあり、この歴史を消したくないという思いが強くあり、新横浜ラーメン博物館としました。歴史調査には時間とお金がかかりますが、日本の食文化としてのラーメンを世界に広げるために、これからも100年後、200年後の人々に言い伝えられるよう調査を続けていきます。万が一ラーメン博物館が閉鎖することになっても、これまで調査・収集したものを寄贈してでも残していきたいと思っております。
31年目の新横浜ラーメン博物館ではこれまでの30年を超えるようなチャレンジをしていきたいと思います。
●30周年近辺の動き
★あの銘店をもう一度“銘店シリーズ”
第28弾 カナダ「RYUS NOODLE BAR」2024年2月1日(木)~3月3日(日)
第29弾 岩手・久慈「らーめんの千草」2024年3月6日(水)~4月7日(日)
★あの銘店をもう一度“94年組”
第5弾 札幌「すみれ1994」2024年1月9日(火)~2月5日(月)
第6弾 博多「一風堂1994」2024年2月9日(金)~5月12日(日)
※94年組は創業者が厨房に立ち、1994年当時の味の再現を行います。
★3月6日(水)30周年当日
・スペシャルコラボレーションの実施(詳細は後日)
・4月以降の重大発表(発表内容は当日)
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