日本機械学会「機械遺産」に折式新聞印刷機、 米国輸出を果たしたNC旋盤などを認定!
日本機械学会「機械遺産」に折式新聞印刷機、 米国輸出を果たしたNC旋盤などを認定! 新たに6件認定し、「機械遺産」は合計126件に!
一般社団法人日本機械学会(会長:山本 誠 東京理科大学)は、日本国内に現存する歴史的に意義のある「機械遺産」を8月7日「機械の日」に認定しています。
機械遺産の認定は、2007年に創立110周年を記念して発足した事業で、これまで新幹線0系電動客車やウォシュレットGなど120件を認定し、今年で18回目となります。応募・推薦があった候補の中から厳正なる審査の上、以下6件の認定を決定いたしました。
認定式は2024年8月7日(水)17:00より「機械の日」記念行事(会場:ワテラスコモン・東京都千代田区神田淡路町)に於いて行われます。
https://www.jsme.or.jp/event/machine-day-2024/
■2024年度「機械遺産」認定一覧
詳細は下記WEBサイトおよび添付資料をご覧ください。https://www.jsme.or.jp/kikaiisan/index.html#section3
認定No. :121
認定対象 :Collection
機械遺産名称:新井式回転抽籤器
所在地 :青森県
認定No. :122
認定対象 :Collection
機械遺産名称:三連プランジャ式高圧水発生ポンプ「スギノポンプ1号機」
所在地 :富山県
認定No. :123
認定対象 :Collection
機械遺産名称:マカダムローラ サカイR1
所在地 :埼玉県
認定No. :124
認定対象 :Collection
機械遺産名称:ひずみゲージ K-1型
所在地 :東京都
認定No. :125
認定対象 :Collection
機械遺産名称:石川式マリノニ型輪転機 ―折式新聞印刷機―
所在地 :神奈川県
認定No. :126
認定対象 :Collection
機械遺産名称:米国輸出を果たしたNC旋盤MTC-2500R
所在地 :岐阜県
■「機械遺産」について
日本機械学会は、日本国内の機械技術面で歴史的意義のある「機械遺産」(Mechanical Engineering Heritage)を認定することで、文化遺産として大切に保存し、次世代に伝承するために本会110周年を記念して本事業を創立いたしました。認定対象は原則として(1)Site(歴史的景観を構成する機械遺産) (2)Landmark(機械を含む象徴的な建造物・構造物) (3)Collection(保存・収集された機械) (4)Documents(歴史的意義のある機械関連文書類)の4分野の機械遺産。会員から応募・推薦のあった候補について、「機械遺産委員会」で選定・評価を行い、「機械遺産監修委員会」の総合評価を経て最終的に候補を絞り込み、理事会で承認されたものを「機械遺産」として認定表彰するものです。
翌2025年認定の機械遺産候補を現在募集しております。これまでに認定された機械遺産の一覧等は、本会ホームページ https://www.jsme.or.jp/kikaiisan/ をご覧下さい。
また、8月7日(水)の2024年度機械遺産認定式では、2024年度「機械の日」記念講演を同時開催いたします。(参加費無料)
搭乗型ロボット「アーカックス」開発者 石井 啓範 氏、日本を代表するプロダクトデザイナーの一人、和田 智 氏に、機械の魅力・これからの機械工学の役割を語っていただきます!
17:45~18:35 記念講演(1)
・『熱意が未来を動かす!搭乗型ロボット「アーカックス」開発の舞台裏』
石井 啓範 氏 ツバメインダストリ株式会社 取締役CTO
18:35~19:25 記念講演(2)
・「デザイナーとエンジニアが出会う場所/Where designers and engineers meet」
和田 智 氏 株式会社SWdesign 代表取締役・プロダクトデザイナー
19:25-19:35 日本機械学会の取り組みについて
プレスリリース添付資料
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