シミュレーション会社・ユーデックが英国製の群集シミュレータを...

シミュレーション会社・ユーデックが英国製の群集シミュレータを発売します

報道関係者各位                      2006年3月6日
プレスリリース                   ユーデック株式会社

駅のシミュレーション事例
駅のシミュレーション事例

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   シミュレーション会社・ユーデックが英国製の群集シミュレータ
       『群集シミュレーションソフト・Legion』を発売
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シミュレーション専門会社・ユーデック株式会社(代表取締役:馬場園 克也、
所在地:東京都千代田区、以下 弊社)は、
群集(歩行者)シミュレーションソフト・Legionによる業務受託とソフトの
販売・レンタルを開始します。

弊社はシミュレーション専門会社として、WATSim・ワットシム(米国)、
AIMSUN・エイムサン(スペイン)などの車両交通を中心としたシミュレーション・
ソフトの販売とコンサルティング・サービスを展開してきました。
このたび、新たに英国のLegion・レジオン社(本社英国ロンドン)と提携し、
同社の群集(歩行者)シミュレーションソフト・Legionの日本における販売と
コンサルティングを開始することになりましたので、お知らせします。

Legionソフトウエアの特筆すべき実績としては、オリンピック会場の観客誘導
計画及び施設計画の検証と改善案の提案業務があります。
レジオン社はIOCからの依頼で2000年のオリンピック会場の施設計画・誘導計画
の評価をこの群集シミュレーションソフト・Legionを使って、独占的に実施
してきました。2000年シドニーを皮切りに、2004年アテネ、2008年北京、
そして2012年の誘致活動において、ロンドンの誘致チームに参画し、ロンドン
への招致実現に寄与しました。
具体的には各国のオリンピック会場の施設計画と動員計画を基に観客シミュ
レーションを行い、観客の誘導計画と施設計画の妥当性を評価し、改善案の
提案を行うものです。レジオン社によると2001.9.11の米国でのテロアタック
事件以降、オリンピックにおいても緊急時の避難計画が重視されているよう
です。

我が国でも2001年の花火大会において明石歩道橋で発生した事故のように、
法規や設計基準だけでは、群集の事故は防ぐことは困難です。更に、自然災害
やテロリスクへの備えとして、有事を想定した事前対策が不可欠といえます。
防災に対する国民の意識も高まっております。

一方、現時点において日本で実務使用に耐える群集シミュレーションソフトの
入手は困難な状況にあります。この課題に応えるのが群集シミュレーション
ソフト・Legionなのです。

群集シミュレーションソフト・Legionは歩行者を流体として処理するマクロ
モデルではなく、様々な特性を持つ歩行者・個々の行動を扱うマルチ・
エージェント型の群衆シミュレータです。歩行者は老若男女様々な行動特性を
備えています。
例えば、物理的サイズ、歩行速度、個人空間などです。Legionの機能的な特長
は、歩行者の不満足度という指標で施設・設備の評価を行うところにあります。
単に、施設や設備の利用効率を評価するだけではなく、歩行者の快適性を重視
したモデルなのです。
勿論、施設や設備の利用効率や、緊急時の避難計画にも対応しています。

欧米、アジアでの主な活用用途は以下の通りです。
(1) 地下鉄や鉄道、空港などのターミナルの混雑緩和や緊急時の避難計画
(2) スタジアムやコンサート会場の観客誘導の評価、検証、代替案の提案
(3) 高層ビルの緊急避難時間のシミュレーションと対応策の検討

日本でのソフトウエアの正式発売は2006年5月を予定しています。本国の
フルスペック版のソフトウエア販売価格は1350万円(税込み)ですが、普及
促進のため、まずは、英国のLegion社とのコラボレートにより、群集シミュ
レーションの業務受託を中心に展開を予定しています。ソフトウエアの販売に
ついても、期間レンタルや機能限定版という形で極力利用料金の抑制を図る
予定であります。

業務受託およびソフトウエアの利用料金で初年度1.5億円の売上を見込んでお
ります。
顧客ターゲットとしては、大量の顧客を安全且つ快適に誘導する必要がある
施設の事業者を想定しております。具体的には地下鉄及び鉄道会社、航空会社
などのキャリア会社、ターミナル駅や空港施設、大規模テーマパークやショッ
ピングセンター、スポーツスタジアム、大規模複合都市開発のデベロッパーや
運営会社などです。

尚、詳細は第35回店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2006」にて発表の予定です。


【JAPAN SHOP 2006 詳細】
会場: 東京 ビッグサイト
会期: 2006年3月7日(火)~2006年3月10日(金)
時間: 午前10時~午後5時(最終日のみ午後4時30分)
料金: 当日一般1,500円/当日団体〈20名以上〉1,000円
   (同時開催展と共通、税込み)
   ※Webサイトの事前登録で無料(2006年1月上旬から3月6日まで)
URL : http://www.shopbiz.jp/contents/JS/6_077.phtml


【会社概要】
商  号:ユーデック株式会社
所 在 地:〒101-0047東京都千代田区内神田1-2-2 小川ビル5F
代表取締役:馬場園 克也
設  立:1974年5月1日
事業内容:地域開発・街づくり支援業務
     不動産投資アドバイス業務
     交通シミュレーション解析業務
     交通シミュレータ及び高度交通オペレーションシステムの開発と販売
     トラフィック・カウンターの販売とレンタル業務
URL: http://www.udec.co.jp/


【本件に関する担当窓口】
ユーデック株式会社
〒101-0047東京都千代田区内神田1-2-2 小川ビル5F
TEL:03-5217-5051  FAX03-5217-5054

シニアディレクター 飯島 由美子  iijima@udec.co.jp
シニアディレクター 鈴木 一樹   k-suzuki@udec.co.jp
ディレクター    中嶋 梓    nakajima@udec.co.jp
ディレクター    長澤 将臣   nagasawa@udec.co.jp

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
ビジネス全般

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