東京から90分の非日常体験 晩秋の房総半島の紅葉とヒーリングスポットをご紹介!
千葉県の南部、房総半島は、「関東で一番遅い紅葉」を楽しむことができる場所ともいわれており、12月に入っても紅葉が訪れる人の目を楽しませてくれます。そんな房総半島には日常を抜け出して、去り行く秋と絶景の紅葉を楽しみながら心を身体を癒やせる魅力的なヒーリングスポットが盛りだくさん!日常を離れて房総の秋を心行くまで堪能いただけるようなおすすめの場所をご紹介いたします。
【渓谷を彩る絶景の紅葉パレット!「養老渓谷」】
■県内屈指の紅葉スポット「養老渓谷」[11月下旬~12月上旬]
房総半島中央にある「養老渓谷」は、豊かな自然と温泉が楽しめる千葉県屈指の紅葉スポット。中でも養老川の上流にある粟又(あわまた)の滝は、周辺にモミジやナラ、クヌギなどが多く自生し、紅葉シーズンの鮮やかに色づいた木々と滝が織りなす景色には、訪れるたびに癒されます。そして、紅葉とともに楽しみたいのが、珍しい「黒湯」の温泉!紅葉と渓谷美を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。
※粟又の滝から続く「滝めぐり遊歩道」については、令和5年9月の台風13号による大雨の影響で、当面の間ご利用できません。
所在地: 夷隅郡大多喜町粟又~市原市朝生原
HP : http://www.youroukeikoku.com/
■生まれ変わる学び舎「MUJI BASE OIKAWA」
株式会社良品計画が、閉校となった旧老川小学校を、地域体験型宿泊施設として再生させた「MUJI BASE OIKAWA」。“PLAYGROUND(遊び場)”をテーマに、“旅人が地域の暮らしを学び体験する創造的拠点”として生まれ変わった施設は、宿泊棟はもちろん、ショップやコワーキングスペースも併設。共用部では、ビザづくりなどが楽しめるほか、今後は隣接する畑での収穫体験も開催予定。暮らすように旅する特別な時間を満喫できます。
所在地: 夷隅郡大多喜町小田代524-1
HP : https://stay.muji.com/ja/base/oikawa/
■地元の野菜を堪能できる「山猫茶屋」
昨年3月に粟又の滝のほど近くにオープンした、千葉の野菜や果実の醍醐味をたっぷりと楽しめる「山猫茶屋」。4月~10月はかき氷が人気ですが、11月からは旬の野菜の美味しさを堪能できる飲食店として営業。名古屋の星ヶ丘製麺所とコラボした「きしめん」や千葉県産そば粉を使用した「ガレット」などが味わえます。
すぐ近くにある系列店の「山里ジェラテリア山猫」のジェラートも絶品!紅葉と併せてどちらも是非訪れたいスポットです。
所在地: 夷隅郡大多喜町粟又2-11
HP : https://yamaneko-ice.com/
<郷愁を誘う小湊鐵道「上総久保駅」>
1933(昭和8)年開業の無人駅「上総久保駅」は、紅葉の時季に鮮やかな黄色に色づく大イチョウがシンボルの人気フォトスポットです。レトロな列車との2ショットは写真映え抜群!夕暮れに赤く染まる大イチョウと列車のコントラストも魅力的です。小湊鐵道沿線は、秋を感じさせるフォトスポットが盛りだくさん。カメラを片手にお出かけしてみませんか?
所在地: 市原市久保573-4
HP : https://www.kominato.co.jp/station/kazusakubo/
【紅葉のリフレクションが堪らない!「亀山湖」】
■橋の上から?水上から?紅葉狩りが楽しめる「亀山湖」[11月下旬~12月上旬]
房総半島の山野を流れ、東京湾に注ぐ小櫃(おびつ)川の上流に位置する「亀山湖」は、四季折々の自然の魅力を満喫できる場所。中でも湖周囲の紅葉が湖面に映し出され、湖に架かる「岩の上橋」と一体となった景色は必見です。さらに、11月16日~12月1日まで、紅葉巡りやハイキングなどを楽しめる人気イベント「亀山オータムフェスティバル」も開催予定。紅葉クルーズ船も運行され、水上からも紅葉狩りが楽しめます。
所在地: 君津市川俣旧川俣8
HP : https://www.city.kimitsu.lg.jp/site/kanko/2180.html
■天然温泉を満喫「リトリートグランピング千葉亀山」
自然に囲まれた贅沢なくつろぎの空間を演出した県下最大のレイクリゾート「リトリートグランピング千葉亀山」。天然自噴温泉の浴室やプライベートテラスの付いたコテージで、亀山湖の美しい風景を満喫できます。さらに、都会の喧騒を離れた自然の中で、ヨガや焚火、星空観測などを楽しむことも。アクティビティの後には、姉妹施設「亀山温泉ホテル」の料理長が監修した、房総の新鮮な山海の幸を使った絶品BBQを堪能すれば、心も体もリフレッシュすること間違いなし!
所在地: 君津市豊田65
HP : https://www.kameyama-glamping.com/
■名物のしし鍋は絶品!「湖水亭嵯峨和」
亀山湖を見下ろす高台に位置し、季節ごとに移り変わる美しい景色を楽しめる湖畔の宿「湖水亭嵯峨和」。宿泊客以外でも利用できる食事処では、旬の食材や房総の山野で獲れる「房総ジビエ」の猪をふんだんに使ったしし鍋定食が人気で、遠方からも多くの方が訪れます。また、ランチを注文した方は入湯税のみで宿の名物、黒湯の天然温泉を利用可能♪露天風呂からは眼下に広がる亀山湖の絶景も一望でき、温泉に浸かりながら紅葉を楽しむ贅沢なひとときが味わえます。
所在地: 君津市笹614
HP : https://www.sagawa-kameyama.com/
<南房総を代表するもみじの寺「小松寺」>
「小松寺」は、南房総の山間に佇む約1300年の歴史を持つ古刹。紅葉の名所としても知られ、“もみじの寺”として親しまれています。秋にはモミジやカエデ、イチョウが境内を鮮やかに染めあげ、特にモミジが作る自然のトンネルは圧巻の美しさです。11月下旬からはライトアップも行われ、光に照らされ幻想的な景色が楽しめます。寺の副住職を務める猫「こまつ」も訪れる人を和ませてくれますよ。
所在地: 南房総市千倉町大貫1057
HP : https://www.komatsuji.jp/
【「紅葉と癒しの里」養老渓谷の魅力 養老渓谷観光協会 会長 秋葉保雄氏】
関東で最も遅い紅葉を楽しめるスポットの一つである「養老渓谷」。今回は、自然災害を乗り越えながら、地元への観光誘致に取り組んでいる、養老渓谷観光協会会長 秋葉保雄さんに養老渓谷の魅力を語っていただきました。
<プロフィール> 秋葉 保雄(あきば やすお)
市原市出身。大学卒業後、都内で飲食業に携わったのち、家業を継ぐため地元に戻り、養老渓谷温泉「黒湯の宿 喜代元(きよもと)」の2代目として代表を務めている。また、養老渓谷観光協会の会長として、観光誘致やエリア全体を盛り上げるための様々な活動を行っている。
■自然の中でリフレッシュできる房総の温泉郷
-県内屈指の紅葉の名所である養老渓谷の見所や魅力を教えてください
養老渓谷は、山と川に囲まれ、“自然に包まれるような”感覚が最大の魅力です。都会では体験できない鳥のさえずりや川のせせらぎが聞こえ、川遊びも楽しめる、日本の原風景といえるような、心身ともにリフレッシュできる場所だと感じています。秋には美しい紅葉もあり、全国でも珍しい“黒湯”と呼ばれる温泉も大きな魅力の一つです。また、ちょうど房総半島の真ん中に位置しており、ここから県内の様々な場所に足を伸ばせる“中継点”という特徴もあります。
■被災から1年 再建までの道のりとこれから
-自然豊かな養老渓谷を襲った水害から1年 今の状況や想いを教えてください
昨年の台風13号では、目の前の川の水位が急激に上がり、瞬く間に水が旅館の1階まで押し寄せ、廃業を意識せざるを得ないほどの大きな被害が出ました。しかし、「養老渓谷に行けば喜代元がある。無くなったら困る」という温かい声もいただいて、親戚やボランティアの方々の協力もあって、再建に着手し、被災から1年となる今年の9月6日に再スタートを切ることができました。養老渓谷としては、現在も通行止めになっている遊歩道もあるので今後も、訪れる方々に養老渓谷を楽しんでいただき、にぎわいが戻ってくるように力を尽くしていきたいと考えています。
■地域で連携して盛り上げていきたい
-養老渓谷の今後の展望と注目ポイントを教えてください
私たちの目標は、養老渓谷を「多少遠回りしても立ち寄りたい」と思えるような場所にすることです。そのために、市町村を超えて連携し、この地域を盛り上げていきたいと思っています。例えば、近くの亀山湖周辺の観光施設ともタッグを組んで、周遊コースを提案するなど、観光客のニーズに合わせた観光情報の発信に取り組んでいきたいです。また、今後は、地域の重要な資源である養老川を楽しんでいただけるよう、渓流釣りなどの川遊びの魅力も発信していきたいと考えています。多くの人に養老渓谷にお越しいただき、自然や温泉などを堪能していただきたいですね。
【まだまだ紅葉シーズンを楽しめるイベントに注目!】
■幻想的な光景「養老渓谷紅葉 ライトアップ」
11月下旬からは「養老渓谷紅葉ライトアップ」が開催。養老渓谷の各所にライトアップスポットが設けられ、日中の紅葉とはまた違った宵闇に艶やかに浮かび上がる赤やオレンジの紅葉が、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
開催期間:2024年11月23日~12月上旬(予定)
所在地 :養老渓谷周辺
【房総半島紅葉狩りMAP】
プレスリリース添付資料
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