和菓子への『挑戦』と『革新』を掲げる老舗和菓子屋「お亀堂」、...

和菓子への『挑戦』と『革新』を掲げる老舗和菓子屋「お亀堂」、 コロナ禍での事業改革で過去最高益を達成!

愛知県豊橋市で創業70年を超える和菓子屋「お亀堂」は、コロナ禍で事業改革を行い、ポストコロナにおける個人消費のニーズを捉えることで過去最高益を達成しました。


和菓子離れが加速する昨今、コロナ禍に突入した2023年2月、和菓子屋「お亀堂」は新しい時代に対応すべく、事業承継を行いました。

以降、「プチ贅沢志向の高まり」などの消費者ニーズの変化に対応すべく、企業コラボによる新商品の販売や、食品廃棄問題への対応などエシカルな企業活動に励み、それらの企業活動の情報発信を強化することで、顧客との関係性を築くことに成功。おかげさまで、2024年、過去最高益を達成することができました。



■企業コラボの例

●有楽製菓株式会社とのコラボ商品「ブラックサンダーあん巻き」。

あん巻きを若者向けにアレンジできないかアイデアや試作の試行錯誤を重ね商品化しました。商品化するとブラックサンダーのザクザク感とあん巻きの皮のもっちり感が新食感と口コミで大評判。いままでに来店されなかった若い客層を取り込むことに成功しました。


ブラックサンダーあん巻き

ブラックサンダーあん巻き


●ジェイアール東海フードサービス株式会社とのコラボ商品「ぴよりんあん巻き」

日本一のうずら産地豊橋市の養鶏事業者におけるピンチを「お亀堂」と「ぴよりん」がコラボして課題解決に取り組み、「ぴよりんあん巻き」販売開始から1か月半で豊橋うずら卵20,000個の購入を達成いたしました。


ぴよりんあん巻き

ぴよりんあん巻き


●地域生産者や青果市場とのコラボ

ちょっとした傷や大きさだけで規格を満たさない規格外品を使用してお菓子作りに使えるのではと商品開発を検討しました。今までに商品化したものは3種類。大きくて変形した豊橋のサツマイモ、ちょっとした傷物のいちじく、小さいいちごを使用して和菓子屋ならでは美味しいお菓子に仕上げました。


生いちごミルク爆弾大福

生いちごミルク爆弾大福


●地元豊橋で150年以上続く老舗佃煮屋さんとのコラボ

昆布の佃煮を製造する際に発生する昆布の旨味が最大限に凝縮した調味液をみたらし団子のタレに活用しました。全国でも類を見ない取り組みになります。



■SNSの活用

和菓子屋の不得意な情報発信力。SNSを使っての若い世代の取り込みです。和菓子の素人だからこそできる、いままでにない若者向けの和菓子の提案・開発をしていきました。多くの人に和菓子を知ってもらうために、SNSを活用して情報発信。特に、Xでは2020年3月1日には花見団子の動画再生数日本一になりました。


花見団子の動画: https://www.youtube.com/shorts/7cf8lTtek3Y


商品開発でも魚屋のコンサルタントや女性和菓子デザイナーとともに、インスタ映えしつつ、和菓子業界にいままでにない商品を開発しています。時間がたつと爆発する【生いちごミルク爆弾大福】や来年の干支『巳』はトルコ石を白蛇が抱え込んでいる神秘的なデザインにしたりと、今までなかった商品を次々に発売、SNSなどで情報発信して多くの若い客層を取り込むことに成功しました。


干支『巳』

干支『巳』


■プレスリリースとメディア露出

昨年1年間でテレビ22回放送(NHK、テレビ朝日、テレビ東京、メ~テレ、CBCなど)、新聞22回掲載(中日新聞、東愛知新聞など)。日本テレビ『ZIP!』やYahoo!ニュースでも掲載。

様々な媒体を用いてプレスリリースを行っています。NHKや地方テレビ局、新聞からの取材対応などで成果を発揮しており、新聞記者やテレビ局取材担当者など、情報発信に必要な人脈を幅広く持っています。

2024年1月にはこれらの広報PR活動が「PR TIMES」等の運営をする株式会社PR TIMESのオウンドメディア「PR TIMES MAGAZIN」に着目され、東海の広報PR事例として記事掲載される等、メディアからの評価も高くなっています。



■「今後の取組」

今後の開発コンセプトとしては最高級の食材を使用してより付加価値の高い商品を開発。少し高くても味は絶対的な自信を持った商品を開発、提供しようとしています。

また、「地域コラボによる活性化・食品ロス対策などの意識を高めたい」と考え、地域生産者や青果市場とのコラボで様々な規格外品で商品開発を行ってきました。

今後も世の中のニーズをとらえ続けて新しいチャレンジをして、地元を愛する事業者の繋がりで次の時代に繋いでいくことを目指しています。



【会社概要】

株式会社お亀堂

所在地    : 愛知県豊橋市南小池町164

代表取締役  : 森 貴比古

HP      : https://okamedo.jp/

SNSアカウント: X: https://x.com/okamedo_jp

        Instagram: https://www.instagram.com/okamedo_jp/

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