「上司の指示を聞かない」「失敗を隠す」など、ほとんどの企業に...

「上司の指示を聞かない」「失敗を隠す」など、 ほとんどの企業に存在する「やらかし社員」... 経営層の6割以上が採用段階で、 「やらかし社員」を見極めることが難しいと吐露

~「やらかし社員」を入社させない採用戦略、 約7割が、採用段階で求職者のSNSなどから プライベートの様子について把握することが必要だと回答~

 ソルナ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:三澤 和則)は、面接などの採用の業務に携わっている中小企業(従業員数300名未満)の経営者・役員101名を対象に、「やらかし社員」に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。


「やらかし社員」に関する実態調査

「やらかし社員」に関する実態調査


・01|6割以上が採用段階で、「やらかし社員」を見極めることが難しいと回答

・02|経営者・役員の約7割が、採用段階で、求職者のSNSチェックにより、応募者のプライベートの様子について詳しく把握することが「必要」と回答

・03|「やらかし社員」によって生じた問題、6割以上が「周りの社員のモチベーション低下」を経験



▼本調査のダウンロードはこちら: https://www.soluna.co.jp/dl/8520/



■調査概要

・調査名称:「やらかし社員」に関する実態調査

・調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング

      「リサピー(R)」の企画によるインターネット調査

・調査期間:2024年9月18日~同年9月19日

・有効回答:面接などの採用の業務に携わっている

      中小企業(従業員数300名未満)の経営者・役員101名


※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。


≪利用条件≫

1 情報の出典元として「ソルナ株式会社」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL: https://www.soluna.co.jp/



■勤務先の社員に当てはまる人物、「失敗を隠す」が33.7%で最多

 「Q1.以下の選択肢の中から、現在・過去を含めてあなたのお勤め先の社員に当てはまる・思い当たる人物がいれば、教えてください。(複数回答)」(n=101)と質問したところ、「失敗を隠す」が33.7%、「「私の仕事じゃないんで」と言う」が29.7%、「上司の指示を聞かない」が28.7%という回答となりました。


Q1

Q1


・失敗を隠す:33.7%

・「私の仕事じゃないんで」と言う:29.7%

・上司の指示を聞かない:28.7%

・遅刻・欠勤が多い:27.7%

・会社の方針に反対する:15.8%

・上司の悪口を部下に言う:13.9%

・その他:3.0%

 ―50歳:人数が少ないのに仕事に対して受け身

・あてはまるものはない:32.7%

・わからない/答えられない:2.0%



■「やらかし社員」によって生じた問題、「周りの社員のモチベーション低下」「周りの社員の業務負担増加」など

 Q1で「あてはまるものはない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q2.Q1で回答した特徴を持つ社員によって生じた問題を教えてください。(複数回答)」(n=66)と質問したところ、「周りの社員のモチベーション低下」が63.6%、「周りの社員の業務負担増加」が51.5%、「顧客満足度の低下」が40.9%という回答となりました。


Q2

Q2


・周りの社員のモチベーション低下:63.6%

・周りの社員の業務負担増加:51.5%

・顧客満足度の低下:40.9%

・プロジェクトの進行遅延:33.3%

・企業ブランドイメージの低下:16.7%

・採用活動への悪影響:12.1%

・その他:4.5%

 ―50歳:売上向上するはずが足踏み状態

・わからない/答えられない:3.0%



■「予定した作業振り分けが出来なくなる」「部下の統制がとれない」などの声も

 Q2で「あてはまるものはない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した特徴を持つ社員によって生じた問題があれば、自由に教えてください。」(n=66)と質問したところ、「予定した作業振り分けが出来なくなる」や「部下の統制がとれない」など45の回答を得ることができました。


<自由回答・一部抜粋>

・55歳:他の社員も休暇を規定より、多くとりたがるようになった。

・62歳:理解させるのにエネルギーがいるし理解していないものがいると仕事が進まないので困る。

・64歳:予定した作業振り分けが出来なくなる。

・64歳:同じ部署所属員への悪影響がある。本人が会社の指示に従わないばかりか、周りの社員に強要したりする。

・57歳:部下の統制がとれない。

・61歳:他の社員に悪影響をおよぼす。

・45歳:こちらの気分が悪い。



■6割以上が、「やらかし社員」の特徴を持つ人を見極めるのが難しいと実感

 「Q4.あなたは、採用の段階でQ1で回答したような特徴を持つ人を見極めるのが難しいと感じますか。」(n=101)と質問したところ、「かなりそう感じる」が22.8%、「ややそう感じる」が37.6%という回答となりました。


Q4

Q4


・かなりそう感じる:22.8%

・ややそう感じる:37.6%

・あまりそう感じない:29.7%

・全くそう感じない:7.9%

・わからない/答えられない:2.0%



■「やらかし社員」の見極めの難しさを感じる理由、「面接では本当の素が分からないから」が82.0%で最多

 Q4で「かなりそう感じる」「ややそう感じる」と回答した方に、「Q5.見極めの難しさを感じる理由を教えてください。(複数回答)」(n=61)と質問したところ、「面接では本当の素が分からないから」が82.0%、「面接時という短時間での会話の中では応募者の性格や行動を把握しにくいから」が52.5%、「面接では、応募者が面接時に「正解」を答えようとして本音が出にくいから」が37.7%という回答となりました。


Q5

Q5


・面接では本当の素が分からないから:82.0%

・面接時という短時間での会話の中では応募者の性格や行動を把握しにくいから:52.5%

・面接では、応募者が面接時に「正解」を答えようとして本音が出にくいから:37.7%

・面接での「第一印象」が強く評価に影響してしまうから:26.2%

・面接以外の評価手段(リファレンスチェック、適性検査等)が不足しているから:24.6%

・採用基準が曖昧で、評価の軸が定まっていないから:19.7%

・採用プロセス短縮のために、じっくり評価する時間が取れないから:16.4%

・職場の環境により生じている特徴だから:8.2%

・その他:1.6%

 ―48歳:面接は練習してくる子が多く、その成果を見る場所になっている気がする

・わからない/答えられない:3.3%



■「面接だけでは、踏み込んだ質問が難しい」「人の本質は実際に働いてみないとわからない」などの声も

 Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、見極めの難しさを感じる理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=58)と質問したところ、「面接だけでは、踏み込んだ質問が難しい」や「人の本質は実際に働いてみないとわからない」など45の回答を得ることができました。


<自由回答・一部抜粋>

・64歳:面接だけでは、踏み込んだ質問が難しい。

・53歳:時間効率が良い判断テストがあれば良い。

・45歳:人の本質は実際に働いてみないとわからない。

・62歳:時間が短く相手もより良く見せようとしているので見極めるのが難しい。

・50歳:面接でやる気満々でも入社して理想と違うとすぐに辞めてしまう。

・60歳:面接ではわからない。

・44歳:面接の時間は長くない。



■41.0%が「採用前の一定期間のインターンの実施」によって、「やらかし社員」の見極めができるようになると回答

 Q4で「かなりそう感じる」「ややそう感じる」と回答した方に、「Q7.どのような施策によって、見極めができるようになると思いますか。(複数回答)」(n=61)と質問したところ、「採用前の一定期間のインターンの実施」が41.0%、「試用期間の延長」が37.7%、「適性検査の導入」が31.1%という回答となりました。


Q7

Q7


・採用前の一定期間のインターンの実施:41.0%

・試用期間の延長:37.7%

・適性検査の導入:31.1%

・転職回数など経歴に応じた、採用に関する基準の作成:24.6%

・裏アカウント含めたSNSのチェック:21.3%

・面談の回数の増加:21.3%

・採用後の継続的なパフォーマンス評価制度の導入:16.4%

・その他:3.3%

 ―65歳:過去を知っている人の評価

・わからない/答えられない:16.4%



■約7割が、採用段階で、SNSでの発信内容に関する調査など、応募者のプライベートの様子について詳しく把握することは「必要」と回答

 Q1で「あてはまるものはない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q1で回答した特徴を持つ人を見極めるために、採用段階で、SNSでの発信内容に関する調査など、応募者のプライベートの様子について詳しく把握することは必要だと思いますか。」(n=66)と質問したところ、「かなりそう思う」が19.8%、「ややそう思う」が47.0%という回答となりました。


Q8

Q8


・かなりそう思う:19.8%

・ややそう思う:47.0%

・あまりそう思わない:22.7%

・全くそう思わない:1.5%

・わからない/答えられない:9.1%



■採用時に応募者のSNSの調査を「行っている企業」は7.9%、「現在は行っていないが、検討中である企業」は19.8%

 「Q9.あなたのお勤め先では、現在採用時に応募者のSNSの調査を行っていますか。」(n=101)と質問したところ、「行っている」が7.9%、「現在は行っていないが、検討中である」が19.8%という回答となりました。


Q9

Q9


・行っている:7.9%

・現在は行っていないが、検討中である:19.8%

・現在行っておらず、検討中でもない:70.3%

・わからない/答えられない:2.0%



■まとめ

 今回は、面接などの採用の業務に携わっている中小企業(従業員数300名未満)の経営者・役員101名を対象に、「やらかし社員」に関する実態調査を実施しました。


 まず、勤務先の社員に「失敗を隠す」(33.7%)や「「私の仕事じゃないんで」と言う」(29.7%)といった、いわゆる「やらかし社員」の何らかの特徴を持った社員がいる企業がほとんどであることがわかり、具体的に「やらかし社員」によって生じた問題として、「周りの社員のモチベーション低下」(63.6%)や「周りの社員の業務負担増加」(51.5%)などが挙げられたことから、企業の損失につながっていることがわかりました。一方で、6割以上が採用段階で「やらかし社員」を見極めるのが難しいと回答し、その理由として「面接では本当の素が分からない」が82.0%で最も多く挙げられています。また、経営者の約7割が、採用時において応募者のプライベートな様子を把握するためにSNSのチェックが有効であると考えており、実際に、現在7.9%の企業が実施、19.8%が今後検討中としています。


 今回の調査では、「やらかし社員」が一定数どの企業にも存在しており、その見極めには個人のSNSチェックが1つの有効な手段であることが示されました。近年、社員による不適切なインターネット上の書き込みが原因で、企業のブランド力が低下し、消費者の購買行動などに悪影響を及ぼす事例が増加しています。こうした背景を踏まえ、採用活動時において、企業が求職者のSNSチェックをすることで、個人の素行や考え方を把握でき、より適切な人材の選定と、「やらかし社員」の入社を防ぐ求人戦略が実現するのではないでしょうか。



▼本調査のダウンロードはこちら: https://www.soluna.co.jp/dl/8520/



■ネットの人災の被害から、企業を守る「ネットの履歴書」


「ネットの履歴書」

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 SNS時代の人物健全度調査サービス「ネットの履歴書」により、内定前に応募者のネット上のログを収集・解析することで、履歴書や面接では見えてこない「素の姿」を採用判断に加えることが可能です。「危険」な要素のある人物を【事前】に採用しない予防ができます。


詳しくはこちら: https://nereki.jp/



■会社概要

会社名 : ソルナ株式会社

設立  : 2011年3月10日(創業:2010年10月)

代表者 : 代表取締役 三澤 和則

所在地 : 〒104-0045 東京都中央区築地2-9-4 ソルナビル

事業内容: ・「カイシャの病院(R)」だからできるネット上の風評被害の根治を実現する

       「治療」「予防(検査)」の事業展開

      ・企業やブランドのネット上の困りごとを解決

      ・問題が発生する前に対処して将来のリスクを低減

      ・集客力UPコンサルティング

      ・各種顧客管理システム/会計ソフトの販売代理業

URL   : https://www.soluna.co.jp/

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