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3月8日の国際女性デーを機に、女性起業家の芳子ビューエルが 女性活躍を叶えて企業を成長させるための施策を発表

~3児の母ながら年商44億円企業を育てた社長の女性活用術~

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2025年3月7日 09:30
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株式会社アルトスター(所在地:群馬県高崎市)は、国際女性デーにちなみ、当社代表である芳子ビューエルの「女性活躍を叶えて企業を成長させるための施策」についての見解を発表いたします。


芳子ビューエル

芳子ビューエル


■女性活躍の鍵は、様々なライフイベントがあってもキャリアを中断させないこと

日本は、世界経済フォーラムが調査している通称ジェンダーギャップ指数ランキングでも、2024年の時点で146カ国中118位で、G7諸国で最下位という結果です。アジアで見ても韓国94位、インドネシア100位、中国106位、マレーシア114位に後れを取っており、世界的にも、「ジェンダーギャップが大きい=つまり男女不平等な国」という烙印が押されています。

特に女性の経済参画の低さが目立っており、原因として、管理職の登用年齢と出産や育児というライフイベントの時期が重なってしまうことで、管理職の登用が進まない状況が挙げられています。管理職の時短勤務といった選択肢を想定出来ていない点も原因と言えます。

ただどんな時でも、本人が望むのであれば、キャリアを中断させないように考えることが企業としては必要です。また本人も、様々なライフイベントが起こった時は、その大変さや周囲への配慮が勝って、退職や非正規社員になることを考えるかもしれません。ですが一時の思いでそうしてしまって本当にいいのか、将来プランはどう考えているのか、きちんと向き合って話をすることも、経営者の責任です。



■中小企業でも出来る、女性活躍を叶えて企業を成長させるための施策例

当社では10年以上前から、女性活躍実現のため、結婚・育児・介護等のサポートとして以下の取り組みを行っています。


(1)有休を1時間単位で取れる

例えば、授業参観や通院のために数時間だけ有休を使って、仕事を中抜けしたり、誰かの病気で早退する場合にも1時間単位で有休を適用できます。これにより、必要な時に必要なだけ、正当な権利として休みが取れるので、「心理的な負担が軽減した」という声が多くあります。


(2)他県在住者にも、新幹線通勤や、リモートワークを認めている

当社がある高崎市は、東京から新幹線で55分なので、都内から新幹線通勤をしている社員がいます。また企画営業職は、携帯電話とiPadがあればどこでも仕事ができるため、それらを支給し、自宅での勤務やリモートワークも認めています。

こういった柔軟な働き方により、例えば家族の事情で転居したり、出社が難しい場合でも、キャリアアップを目指せる環境を構築しています。


(3)育休・産休中も、CCでメールを送り、復帰時に状況がわかるようにしている

育休・産休中は、一切仕事から離れて育児に専念するのが通例ではありますが、そうすると、いざ戻ってこようとする時に、「現状がまるでわからない」ということが起こりえます。またその時に、「忙しい周囲の人に教えてもらうのも申し訳ない」と思い、肩身の狭い思いをしがちです。

そこで当社は、育休・産休中もPCを支給し、担当業務については、CCでメールを入れることにしています。もちろん大変な時に見る必要はなく、見る見ないも本人の自由ですが、「家にいると乳児と自分だけの時間が流れ、社会から遮断されるという感覚が強かった時に、会社のメールを見ることが逆に励みになった」という声もありました。


こういった施策を実施しているため、当社では、出産した女性社員の100%が業務に復帰しています。入社時は「出産後は、退職して家で子育てをしたい」と希望していた社員もいるのですが、入社後に周りの社員の働き方を見て、環境的に無理なく両立できることを知り、従来の「結婚→妊娠→出産→退社→パート復帰」といった考えを皆が変えています。

このように、中小企業でも出来ることは多くあります。今年は、男女雇用機会均等法成立から40年。そして明日は「国際女性デー」ですから、これを機会に、女性の力を有効に活用し、企業の業績を伸ばし続けられるように、それぞれの企業が「女性活躍を叶えて企業を成長させるための施策」を考えてみてほしいと願います。



◆代表者 芳子ビューエル(よしこ・びゅーえる) プロフィール

株式会社アルトスター代表取締役、株式会社アイデン代表取締役、ウェルビーイングアドバイザー、北欧流ワークライフデザイナー。

群馬県高崎市出身。ブリティッシュコロンビア州公立ダグラスカレッジ卒業後、Benndorf-Verster LTD. に第1号女性営業マンとして採用され、入社後6カ月でトップ営業となる。その後夫・長女と共に帰国し1989年に株式会社アペックス、2006年に株式会社アルト(2020年アルトスターに名称変更)を設立。2012年に株式会社アペックスをM&Aで譲渡するも、その後8年間取締役社長を務め、年商約44億円の企業に成長させる。

一方で1998年にJETROから派遣されて以来北欧とゆかりが深く、デンマークのライフスタイル「ヒュッゲ」をいち早く日本に紹介。ヒュッゲの第一人者として日本での取り入れ方を紹介したほか各種講演なども行う。

現在は株式会社アルトスターと株式会社アイデンの代表取締役社長を務める傍ら、北欧雑貨を扱う店舗「リッカ(Lycka)」の経営と、心と体の健康をサポートするサロン「マインドサプリ」を運営。

著書に、『経営者のゴール(あさ出版)』『北欧流 幸せになるためのウェルビーイング(キラジェンヌ)』など。

株式会社アルトスター

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